NucleoをArduino言語で動かす@Atom編
概要
こんにちは、しろくま@胡瓜です!
Nucleoは安価でスペックも高く今注目されているマイコンボードの一つで、耳にしたことがある人も相当多いと思います。僕もよく分からず購入したのですが、STM32Cubeとかいうやつを入れるのもめんどくさく(←失礼)、ほったらかしにしていたので、せっかくなのでArduino言語で記述できるような環境を構築しようと思います。
用意するもの
- Nucleoボード(僕はF446-REを使いました)
- Atomの入ったパソコン
- USBケーブル
- 愛情
パソコンにはNucleo用のUSBドライバが入っている前提とします。
PlatformIOを突っ込む
拡張機能のところに「PlatformIO」と検索して、「platformio-ide」をインストールしましょう!
時間がかかるので、この間にコーヒーでも入れてゆっくりしましょう。
というわけでなんとなくAtomを再起動します。
プロジェクトを作成
再起動してしばらくたつと、こんな感じの画面になるので、New Project
を押して新規プロジェクトを作成しましょう。
するとこんな画面が現れました。
Nameにプロジェクト名
Boardに使用するボード
FrameworkをArduino
に設定してください。このFrameworkがArduinoになっていることが今回のポイントです!
また待たされます。
コードを記述する
src
フォルダの中に、main.cpp
があるので、この中にプログラムを記述していきます。今回は適当にLチカにしておきます。
# include <Arduino.h>
# define LED 13
void setup() {
pinMode(LED, OUTPUT); // セットアップ
}
void loop() {
digitalWrite(LED, HIGH); // LEDオン
delay(500);
digitalWrite(LED, LOW); // LEDオフ
delay(500);
}
いざ書き込み!
では書き込んでいきましょう!とりゃぁ!
なんか動いています♡(変態)
初回のコンパイルは時間がかかるようです。
あれ?
原因
単純にビルドしてませんでした()
初回のみ一回ビルドが必要らしいので、こちらを押してビルドします。
そのあともう一度アップロードボタンを押してみましょう。
できたーーー (≧◇≦)
まとめ
VScodeよりAtomはGitHubとの連携がいいので、こちらでも動作させることができてうれしいです!また今度デバッグにも挑戦してみたいと思います。
追記(2020/12/26)
Morphoピン(Nucleoの両端の剣山的なところ)は使えますか?
全ての機能が使えるかどうかは試していませんが、先ほどのLチカはできましたのでおそらく対応しているものと思われます。
digitalWrite(13, HIGH);
の部分を、例えば
digitalWrite(PA12, HIGH);
とすることで対応できました。