Exascaleインフラストラクチャ仮想マシン(VM)でのOracle Exadata Database Serviceのメンテナンスを容易にするために、OracleはVM再起動を通知します。
ExascaleインフラストラクチャのVM上のOracle Exadata Database Serviceでは、定期的にメンテナンスを受ける必要がある基礎となる物理ホストが使用されます。このようなメンテナンスが必要な場合、OracleはVMの再起動をスケジュールし、次回の再起動を通知します。再起動により、VMをメンテナンスを必要としない新しい物理ホストに移行できます。ノードを停止してから起動しても、結果として新しい物理ホストに移行されます。VMに対する唯一の効果は、再起動自体です。元の物理ハードウェアの計画的メンテナンスは、VMが新しいホストに移行された後に実行され、VMには影響しません。通知期間中にVMを再起動しない場合、Oracleは通知期間の終了時にVMを再起動します。
ということで、計画メンテナンス通知がきたので、VM再起動してメンテナンス済みの新しいホストへ移行してみてみます。
■ 計画メンテナンス通知確認
1) お知らせ画面
OCI コンソールの右上にあるベルマークをクリックし、お知らせ画面を表示し、スケジュール済みメンテナンスを確認し、[Upcoming Reboot Migration]をクリック
2) Upcoming Reboot Migration: 詳細画面
・ お知らせの説明画面
「説明」項目にある[表示を増やす]をクリックし、お知らせの説明を全体表示できます。
3) Upcoming Reboot Migration: 影響を受けるサービス画面
4) Upcoming Reboot Migration: お知らせの履歴画面
5) 影響を受けるリソース画面
Upcoming Reboot Migration: 影響を受けるサービス画面 に表示された [リソースの検索]をクリックすると対象のリソースを表示することができます。
■ VM再起動メンテナンス実行
1) Exascale 画面
[Exadata Database Service on Exascale Infrastructure] > [VMクラスタ] > [VMクラスタ詳細]をクリックし、[次のスケジュール再起動]予定のある仮想マシンをクリック
2) 仮装マシン画面
メンテナンス対象の仮装マシンであることを確認し、[再起動]をクリック
3) ノードの再起動画面
内容を確認し、[ノードの再起動]をクリック
5) ノードの再起動メンテナンス完了
再起動すると、「次のスケジュール済再起動:予定なし」の表示に変わります。
7) お知らせ画面
「1 スケジュール済メンテナンス」項目に 「Reboot Migration - Completed」追加されます。
7) Reboot Migration - Completed: 詳細画面
■ 参考
・ コンソールのお知らせ
・ Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructureイベント
・ Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructureメンテナンス・イベント・タイプ
・ ExascaleでのOracle Exadata Database Serviceのパッチおよび更新
・ Exadata Database Service on Exascale Infrastructure(ExaDB-XS)技術詳細