最先端のハードウェア・コンポーネントと次世代インテリジェント・データ・アーキテクチャを搭載したExadata X11Mは、オンプレミスで Exadata Database Machine、ハイブリッド・クラウドとして Exadata Cloud@Customer、Oracle Cloud Infrastructure(OCI) で利用できるようになりました。Exadata X11Mは、マルチクラウド・パートナ、Microsoft Azure、Google Cloud、AWS を通じて提供され、このエキサイティングな世代を必要な場所で利用できるようになります。
最新世代のAMD EPYC™プロセッサ向けに最適化された「Exadata X11M」は、競合するデータベース・システムと比較して、桁違いに高いパフォーマンスを実現します。
「Exadata X11M」のパフォーマンスは、ワークロード全体で向上しており、AIではベクトル検索の大幅な高速化、トランザクション処理ではIOPSの大幅な高速化とレイテンシの短縮、分析ではデータスキャンとクエリ処理能力の大幅な高速化が実現しています。フラッシュとExadata RDMA Memory (XRMEM) の両方でデータをスキャンできる「Exadata X11M」は、比類のない分析スループットを実現します。これらの機能強化は前世代の「Exadata X10M」と同じ価格で提供され、お客様は同じサイズのプラットフォームでより多くの作業を実行し、コストを削減できます。
「Exadata X11M」を「Exadata X10M」と比較した際のパフォーマンス向上は次のとおりです。
- AIベクトル検索: インテリジェントなExadataストレージへの透過的なオフロードと相まって、永続的ベクトル索引（IVF）検索が最大55%高速化されます。さらに、インメモリ・ベクトル検索クエリ（HNSW）は最大43%高速化されます。すべてのExadataプラットフォームで利用可能な新しいソフトウェアの最適化により、ストレージサーバーでのデータ・フィルタリングが4.7倍、バイナリ・ベクトル検索時のクエリが32倍速くなり、AI検索がさらに高速化されます。これにより、お客様はよりプライベートなビジネスデータと組み合わせた高度なベクトル検索を高速に実行し、生成AIモデルの精度と信頼性を向上させるとともに、全体的なコストを削減することができます。
- OLTP: シリアル・トランザクション処理が最大25%高速化し、同時スループットが最大25%向上し、SQL 8K I/Oの読み取りレイテンシが最大21%低下（現在ではわずか14マイクロ秒）しています。これにより、多くのトランザクションを高速に処理できるため、データベース・システムのフットプリントを削減しながら、コストを抑えて効率的な運用を実現できます。
- 分析機能: 分析クエリ処理が最大25%高速化し、ストレージサーバー上の分析I/Oが最大2.2倍高速化し、データベース・インメモリ・スキャンが最大500GB/秒に増加しています。Exadataのその他のイノベーションと組み合わせることで、お客様は、トランザクション・データに対してリアルタイム分析を実行し、テラバイトからペタバイトのデータウェアハウスをより迅速にスキャンして、重要なビジネス・インサイトを得ることができます。
ということで、Exadata Cloud Infrastructure X11M を作成してみてみます。
■ 構成
■ Exadataクラウドインフラストラクチャの準備
OCI に加えて、サイト、ネットワーク、ストレージの要件を確認して、データ センターに Exadata Cloud Infrastructure を準備して導入します。
-
専用インフラストラクチャ上の Oracle Exadata Database Service に対する Oracle Cloud Infrastructure (OCI) の要件
Oracle Cloud Infrastructure の使用を開始するための基本的な概念を学習します。 -
Exadata Cloud Infrastructure インスタンスのネットワーク設定
このトピックでは、VCN の推奨構成と、Exadata Cloud Infrastructure インスタンスのいくつかの関連要件について説明します。 -
保護ポリシーの作成
Recovery Service は、保護ポリシーを使用して、Oracle Cloud でのデータベース バックアップの保持を制御します。 -
ストレージ構成
Exadata ストレージ サーバー内のストレージ スペースは、Exadata Cloud Infrastructureインスタンスを起動すると、Oracle Automatic Storage Management (ASM) で使用するために構成されます。
■ Service Limit引き上げ申請
Service Limit 初期値は 0 であるため、Service Limit申請をしてデプロイできるようにしておきます
1) OCIコンソール
OCI Web Console の [Governance] > [Limits, Quotas and Usage]をクリック
Exadata X11M必要Service Limit
・Exadata X11M Database Server Count - 760 ECPU Cores : 2以上
・Exadata X11M Storage Server Count - 80 TB : 3以上
2) 制限,割り当ておよび使用状況画面
Databaseを選択し、Exadata Cloud Serviceのサービス制限数が利用分あることを確認
■ Exadata Infrastructureリソース作成
1) OCI コンソール画面
ナビゲーション・メニューを開き、[Oracle Database] > [Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure] をクリック
2) Exadata Infrastructure画面
左ペイン:[Exadata at Oracle Cloud]から、[Exadata Infrastructure]を選択し、[Create Exadata Infrastructure]をクリック
3) Create Exadata Infrastructure画面
以下項目を入力し、[Create Exadata Infrastructure]をクリック
Exadataクラウド・インフラストラクチャの作成
・Compartment: 任意のコンパートメントを選択
・Display name: 任意の名前を設定
・Avallabillity domain: 任意のADを選択
・Select The Exadata system model: X11M を選択
・Database servers: DB Server の数を設定（最小2-最大32）
・Storage servers: Storage Server の数を設定(最小3-最大64)
・メンテナンスの詳細指定: 四半期メンテナンスの目安のスケジュールを設定する場合[スケジュールの指定]を選択
・メンテナンス連絡先の電子メール・アドレス: 最大10件の一意のメンテナンス連絡先の電子メール・アドレスを指定
自動インフラストラクチャ・メンテナンス・スケジュール
・ メンテナンス方法を選択
- ローリング:ダウンタイムなしで一度に 1 つのサーバーずつローリング方式で更新されます。
- 非ローリング:データベース サーバーとストレージ サーバーを同時に更新します。非ローリング メンテナンス方法では、メンテナンス時間は最小限に抑えられますが、システム全体のダウンタイムが発生します。
・ DB サーバーでメンテナンスを実行する前にカスタム アクションを有効化: Oracle の範囲外で追加のアクションを実行する場合にのみ、カスタム アクションを有効にします。ローリング ソフトウェア更新で構成されたメンテナンスの場合、このオプションを有効にすると、メンテナンス実行は、各 DB サーバーでメンテナンスを開始する前に、構成されたタイムアウトでカスタム アクションを待機するように強制されます。非ローリング ソフトウェア更新で構成されたメンテナンスの場合、メンテナンス実行は、すべての DB サーバーでメンテナンスを開始する前に、構成されたタイムアウトでカスタム アクションを待機します。
・ カスタム アクションのタイムアウト (分単位): DB サーバーのメンテナンスを開始する前にカスタム アクションを実行するために使用できるタイムアウト。
・ 自動インフラストラクチャ・メンテナンス・スケジュールの構成: 四半期メンテナンスの目安のスケジュールを設定する場合[スケジュールの指定]を選択
・ メンテナンス月: メンテナンスを実行する四半期ごとに、少なくとも1か月を選択
・ 該当月の週: 週 1 〜 4 から 1 つ以上選択
・ 該当週の日: 日〜土曜日から 1 つ以上選択
・ 該当日の開始時間: 任意の時間、1:00 〜 24:00 (UTC) から 1 つを指定します。UTCの +9 時間が日本の時刻
・ リードタイム: メンテナンス・イベントの何週間前に通知メッセージを受信するかを指定
4)プロビジョニング中
5)作成完了
■ Exadata VM Clusterリソース作成
Exadata Cloud Infrastructureインスタンスに VM クラスターを作成します。
1) Exadata Infrastructure画面
左ペイン:[Exadata at Oracle Cloud]から、[Exadata VM Cluster]を選択し、[Create Exadata VM Cluster]をクリック
2) Create Exadata VM Cluster画面
以下項目を入力し、[Create Exadata VM Cluster]をクリック
・Compartment: 任意のコンパートメントを選択
・Display name: 任意の名前を設定
・クラスタ名: クラスタ名はアルファベット文字で始まり、ハイフン(-) を含むことができます。アンダースコア(_) は許可されません。クラスタ名は 11 文字以内とする必要があり、大/小文字は区別されません。
・Oracle grid Infrastructure version: 最新のVersionを選択
・VMクラスタの構成
- VM当たりのOCPU数: １VMノードあたりの OCPU コアの数を指定します。稼働させるための最低ECPU数は8です。最大1VMあたり 124 OCPU
- VM当たりのメモリー(GB): １VMノードあたりの ECPU コアの数を指定します。VM あたりの最小値は 30GB
- VM当たりのローカル・ストレージ(GB): １ノードあたりのローカル・ストレージ (/u02) のサイズを指定します。最小は 60 GB となります。最大は 900 GB
・Exadataストレージの構成
- 使用可能なExadataストレージ(TB)の指定: Exadata ストレージの容量を TB 単位を整数で指定します。最小は 2 TB となります。最大はそのシステムに構成する Storage Server 数に依存します。
- Allocate storage for Exadata soarse snapshots: スパース・スナップショット、PDBホットクローン等Exadata機能使う場合チェック
- Allocate storage for local backup: Storage Server にバックアップする場合チェック
・SSHキーの追加: 任意のSSH Keyタイプを選択し設定
・ネットワーク設定の構成
- Virtual cloud network: 配置するVCNを選択
- Client subnet: Clientアクセス用Subnetを選択
- Backup Subnet: Backupアクセス用Subnetを選択
- Use private DNS Service: プライベート DNS を選択するには、設定する必要があります。 「プライベート DNS の設定」を参照してください。
- Hostname prefix: VM ノードの OS ホスト名の接頭辞を記入します。ホスト名はアルファベットで始める必要があり、英数字およびハイフン(-)のみを含めることができます。最大文字数は12文字です。(「exadb」で設定した場合、ホスト名は exadb-XXXXX<ノード番号> (XXXXX はシステム自動生成) となります。)
- ホストとドメインの URL: この読み取り専用フィールドは、ホスト名とドメイン名を組み合わせて、データベースの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を表示します。最大長は 63 文字です。
・ライセンス・タイプの選択: 必要なライセンスタイプを選択
・診断の収集:診断の収集と通知を有効にすることで、Oracle Cloud Operations とお客様は、ゲスト VM の問題を迅速かつ効果的に特定、調査、追跡、および解決できるようになります。イベントにサブスクライブして、リソースの状態の変化に関する通知を受け取ります。
- 診断イベントの有効化: クリティカル、警告および情報の各イベントに関するフォルト通知を収集し、送信することをオラクル社に許可します。
- ヘルス・モニターを有効にする : ディスク領域使用量などのヘルス・メトリック/イベントの収集をオラクル社に許可し、Oracle Cloud Operationsと共有します。一部のイベント通知はユーザーにも送信されます。
- インシデント・ログとトレース収集の有効化 : 障害診断および問題解決を可能にするためにインシデント・ログおよびトレースの収集をオラクル社に許可します。
・Exadata VMクラスタの作成画面
・拡張オプション: 管理
タイムゾーン: DB システムのデフォルトのタイムゾーンは UTC ですが、別のタイムゾーンを指定することもできます。
・拡張オプション: ネットワーク
SCANリスナーポート: 1024～8999の範囲でSCANリスナーポート(TCP/IP)を割り当てることができます。デフォルトは1521です。
・拡張オプション: セキュリティ属性
Zero Trust Packet Routing (ZPR) : Oracle Cloud Infrastructure Zero Trust Packet Routingでセキュリティ属性を設定しておく必要があります。構成後にセキュリティ属性を追加し、後で追加することもできます。
・ 参考: Managing Zero Trust Packet Routing Policies
・拡張オプション: タグ
タグ付けの詳細については、「リソース タグ」を参照。タグを適用するかどうかわからない場合は、このオプションをスキップするか (後でタグを適用できます)、管理者に問い合わせてください。
・参考: リソース・タグ
3) プロビジョニング中
プロビジョニングには2時間以上かかります
4) 作成完了
Exadata Infrastructure 画面の作業リクエストから作業されたタスク内容を確認
5) Virtual Machines情報
左ペイン Resources > Virtual Machines をクリック
● inventory / インストール先の確認
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sudo cat /u01/app/oraInventory/oraInst.loc
inventory_loc=/u01/app/oraInventory
inst_group=oinstall
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sudo cat /u01/app/oraInventory/ContentsXML/inventory.xml | grep "HOME NAME"
<HOME NAME="OraGiHome23000" LOC="/u01/app/23.0.0.0/grid" TYPE="O" IDX="1" CRS="true"/>
<HOME NAME="OraHome1" LOC="/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1" TYPE="O"
■ Database作成
● データベース作成
1) Exadata VM Cluster画面
左ペイン Resourcesから Databases をクリックし、
[Create Databases]をクリック
2) データベースの作成画面
以下項目を入力し、[Create Database]をクリック
・データベース基本情報
・データベースの基本情報
- データベース名(DB_NAME): 任意のDatabase名を設定。英数字のみ、最大8文字、特殊文字は使用できません。
- Database unique name suffix(DB_UNIQUE_NAME): 任意のDatabase unique名を設定。最大30文字、英数字またはアンダースコア (_) 文字のみ、VM クラスター全体で一意です。テナント全体で一意が推奨
指定しない場合、次のように一意の名前値が自動的に生成されます: <db_name>_<3_chars_unique_string>_<region-name>
- Database Version: 任意のDatabase Versionを設定。データベースのバージョンを混在させることができます。
- PDB Name: 任意のPDB名を設定
・データベース・ホームの指定
- Database Home: 既存/新規どちらのDatabase Homeを選択
- Database Home display name: Database Homeを選択
・管理者資格証明の作成
- Password: sysユーザーパスワードを設定
- Confirm password: sysユーザーパスワードを設定
- 管理者パスワードをTDEウォレットに使用: オプションです。カスタマー マネージド キーを使用する場合チェックを外して設定
・データベース・バックアップの構成: Object Storageの場合
自動バックアップの有効化: 有効にする場合チェックして以下項目を設定
- バックアップの保存先: 'Object Storage'を選択
- バックアップ保持期間: 任意の保持期間を選択
- データベース終了後の削除オプション: このオプションは、データベースに偶発的または悪意による損傷が発生した場合に、バックアップからデータベースを復元するのにも役立ちます。
・ バックアップ保持期間ごとにバックアップを保持します: バックアップを保持する
・ バックアップを72時間保持し、その後削除します: データベースを終了した後、バックアップを 72 時間保持する
- 完全バックアップのスケジュール日: 増分バックアップを開始する時間枠を指定: 初回および将来の Level 0 バックアップを開始する曜日を選択
- 完全バックアップのスケジュール時間(UTC): 初回および将来の Level 0 バックアップを開始する時間枠を選択
- 増分バックアップのスケジュール時間(UTC): 増分バックアップを開始する時間枠を指定
- 最初のバックアップをすぐに作成します: 最初の完全バックアップを延期することを選択した場合、データベース障害が発生した場合にデータベースを回復できなくなる可能性があります。
・データベース・バックアップの構成: 自動リカバリサービスの場合
自動バックアップの有効化: 有効にする場合チェックして以下項目を設定
- バックアップの保存先: 'Autonomous Recovery Service'を選択
- 保護ポリシー: 任意のポリシーを選択
- リアルタイム・データ保護: 保護されたデータベースからAutonomous Recovery ServiceにREDO変更を継続的に転送することです。これにより、データ損失が軽減され、目標復旧時点 (RPO) が 0 に近くなります。
- データベース終了後の削除オプション: このオプションは、データベースに偶発的または悪意による損傷が発生した場合に、バックアップからデータベースを復元するのにも役立ちます。
・ バックアップ保持期間ごとにバックアップを保持します: バックアップを保持する
・ バックアップを72時間保持し、その後削除します: データベースを終了した後、バックアップを 72 時間保持する
- 日次バックアップのスケジュール時間(UTC): 増分バックアップを開始する時間枠を指定
- 最初のバックアップをすぐに作成します: 最初の完全バックアップを延期することを選択した場合、データベース障害が発生した場合にデータベースを回復できなくなる可能性があります。
・Managementタブ
- Character set: データベース・キャラクタ・セットを設定
- National character set:各国語キャラクターセットを設定
・Encryptionタブ
Configure Key management: 今回はデータ暗号鍵はOCIで生成されるものを使用
・Tagsタブ
必要に応じてタグを設定
3) DBプロビジョニング中
には数時間程度かかります。
4) DB作成完了
■ Exadata VM 接続確認
● VM Cluster Server へ ssh接続
仮想マシン へ opcユーザーで ssh接続
[shirok@MacBook ~]$ ssh -i id_rsa <ip adress>
Last login: Thu Feb 13 14:17:33 2025 from 192.168.0.2
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ id -a
uid=2000(opc) gid=2000(opc) groups=2000(opc)
● OS確認
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 8.10
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ uname -a
Linux exa-tokyo01-server-gl50n1 5.4.17-2136.336.5.3.2.el8uek.x86_64 #3 SMP Thu Dec 5 15:38:02 PST 2024 x86_64 GNU/Linux
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sudo /usr/local/bin/imageinfo
・・・
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ lscpu
・・・
■ Database 確認
● Databaseログイン
1) oracleユーザーへログイン
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ id -a
uid=2000(opc) gid=2000(opc) groups=2000(opc)
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sudo su - oracle
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ id -a
uid=1001(oracle) gid=1001(oinstall) groups=1001(oinstall),1002(dba),1003(racoper),1004(asmdba)
2) DB接続用環境変数ファイル確認
DB名.env ファイルが oracleユーザーHOMEディレクトリにあることを確認
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ ls -l
total 4
-rwxrwx--- 1 oracle oinstall 667 Feb 3 09:05 CDB.env
3) 環境変数ファイル確認
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ cat CDB.env
PATH=/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1/bin:/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1/OPatch:$PATH; export PATH
ORACLE_UNQNAME=CDB_Tokyo01; export ORACLE_UNQNAME
ORACLE_SID=CDB_Tokyo011; export ORACLE_SID
ORACLE_HOSTNAME=exa-tokyo01-server-gl50n1.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com; export ORACLE_HOSTNAME
LD_LIBRARY_PATH=/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1/lib; export LD_LIBRARY_PATH
ORACLE_BASE=/u02/app/oracle; export ORACLE_BASE
OH=/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1; export OH
ORACLE_HOME=/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1; export ORACLE_HOME
alias tailal='tail -f /u02/app/oracle/diag/rdbms/cdb_osaka/cdb1/trace/alert_cdb1.log'
4) 環境変数読み込み
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ source CDB.env
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ env | grep ORA
ORACLE_UNQNAME=CDB_Tokyo01
ORACLE_SID=CDB_Tokyo011
ORACLE_BASE=/u02/app/oracle
ORACLE_HOME=/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1
ORACLE_HOSTNAME=exa-tokyo01-server-gl50n1.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com
5) sqlplus接続
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sql / as sysdba
SQLcl: Release 24.2 Production on Tue Feb 04 04:43:24 2025
Copyright (c) 1982, 2025, Oracle. All rights reserved.
Connected to:
Oracle Database 23ai EE Extreme Perf Release 23.0.0.0.0 - for Oracle Cloud and Engineered Systems
Version 23.6.0.24.10
SQL>
● opatch確認
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ opatch lspatches
37132925;ERROR WHILE SETTING OCIPROPERTY1 BROKER PROPERTY WITH MULTIPLE DOUBLE QUOTES
36631294;DROP DATABASE DOESNT WORK IN STANDBY NOR IN TRUE CACHE WHEN USING ASM OR EXASCALE
35221462;TRACKING BUG TO SHIP IAM AUTHSDK FOR CLOUD
37037090;OCW RELEASE UPDATE 23.6.0.24.10 (37037090) Gold Image
37037086;Database Release Update : 23.6.0.24.10 (37037086) Gold Image
OPatch succeeded.
● CDB Database確認
Data Fileや Redo Logは必要に応じて追加、サイズ変更すること
・gv$instance確認
SQL> select INSTANCE_NUMBER,INSTANCE_NAME,HOST_NAME,VERSION,STATUS, THREAD#,INSTANCE_ROLE,DATABASE_TYPE from gv$instance order by 1;
INSTANCE_NUMBER INSTANCE_NAME HOST_NAME VERSION STATUS THREAD# INSTANCE_ROLE DATABASE_TYPE
__________________ ________________ ____________________________ _____________ _________ __________ ___________________ ________________
1 CDB_Tokyo011 exa-tokyo01-server-gl50n1 23.0.0.0.0 OPEN 1 PRIMARY_INSTANCE RAC
2 CDB_Tokyo012 exa-tokyo01-server-gl50n2 23.0.0.0.0 OPEN 2 PRIMARY_INSTANCE RAC
・gv$database確認
SQL> select DBID, CDB, NAME, DB_UNIQUE_NAME, INST_ID, LOG_MODE,FLASHBACK_ON, PROTECTION_MODE from gv$database;
DBID CDB NAME DB_UNIQUE_NAME INST_ID LOG_MODE FLASHBACK_ON PROTECTION_MODE
_____________ ______ _______ _________________ __________ _____________ _______________ ______________________
2308696357 YES CDB CDB_Tokyo01 1 ARCHIVELOG YES MAXIMUM PERFORMANCE
2308696357 YES CDB CDB_Tokyo01 2 ARCHIVELOG YES MAXIMUM PERFORMANCE
・CHARACTERSET確認
SQL> SELECT PARAMETER, VALUE FROM NLS_DATABASE_PARAMETERS WHERE PARAMETER IN ('NLS_CHARACTERSET', 'NLS_NCHAR_CHARACTERSET');
PARAMETER VALUE
_________________________ ____________
NLS_NCHAR_CHARACTERSET AL16UTF16
NLS_CHARACTERSET AL32UTF8
・PFIlE(初期化パラメータ)確認
SQL> create pfile='/tmp/init.ora' from spfile;
File created.
SQL> host cat /tmp/init.ora
・・・
・Data Files確認
表領域追加、ファイルサイズ変更など必要に応じて実施
SQL> SELECT
a.TABLESPACE_NAME
,a.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
,a.FILE_NAME
,a.autoextensible as "Auto_Extent"
,a.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
,TO_CHAR(a.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
,b.BLOCK_SIZE
,b.BIGFILE
FROM DBA_DATA_FILES a
, DBA_TABLESPACES b
WHERE a.TABLESPACE_NAME=b.TABLESPACE_NAME
union all
SELECT
x.TABLESPACE_NAME
,x.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
,x.FILE_NAME
,x.autoextensible as "Auto_Extent"
,x.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
,TO_CHAR(x.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
,y.BLOCK_SIZE
,y.BIGFILE
FROM dba_temp_files x
, DBA_TABLESPACES y
WHERE x.TABLESPACE_NAME=y.TABLESPACE_NAME
ORDER By TABLESPACE_NAME
;
TABLESPACE_NAME Size(MB) FILE_NAME Auto_Extent Auto_Extent_Size(MB) MAX_SIZE(MB) BLOCK_SIZE BIGFILE
__________________ _______________ _______________________________________________________ ______________ _______________________ _______________ _____________ __________
SYSAUX 2000 +DATAC1/CDB_TOKYO01/DATAFILE/sysaux.279.1192093027 YES 4096 33,554,432 8192 YES
SYSTEM 2000 +DATAC1/CDB_TOKYO01/DATAFILE/system.265.1192093035 YES 4096 33,554,432 8192 YES
TEMP 1040.9921875 +DATAC1/CDB_TOKYO01/TEMPFILE/temp.273.1192093069 YES 16384 524,288 8192 YES
UNDOTBS1 2000 +DATAC1/CDB_TOKYO01/DATAFILE/undotbs1.264.1192093041 YES 4096 524,288 8192 YES
UNDOTBS2 2000 +DATAC1/CDB_TOKYO01/DATAFILE/undotbs2.278.1192093027 YES 4096 524,288 8192 YES
USERS 1024 +DATAC1/CDB_TOKYO01/DATAFILE/users.266.1192093049 YES 500 33,554,432 8192 YES
6 rows selected.
・Redo Log確認
REDO Member/Group、サイズ変更など必要に応じて実施
SQL> SELECT
b.THREAD#
,b.MEMBERS
,a.GROUP#
,b.SEQUENCE#
,a.MEMBER
,b.bytes/1024/1024 as "Bytes(MB)"
,a.TYPE
,b.STATUS
,b.ARCHIVED
FROM
v$logfile a
,v$log b
WHERE
a.GROUP#=b.GROUP#
ORDER BY GROUP#;
THREAD# MEMBERS GROUP# SEQUENCE# MEMBER Bytes(MB) TYPE STATUS ARCHIVED
__________ __________ _________ ____________ _______________________________________________________ ____________ _________ ___________ ___________
1 1 1 5 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_1.269.1192092837 4000 ONLINE CURRENT NO
1 1 2 2 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_2.270.1192092837 4000 ONLINE INACTIVE YES
1 1 3 3 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_3.271.1192092837 4000 ONLINE INACTIVE YES
1 1 4 4 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_4.272.1192092837 4000 ONLINE INACTIVE YES
2 1 5 1 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_5.267.1192093131 4000 ONLINE INACTIVE YES
2 1 6 2 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_6.280.1192093133 4000 ONLINE INACTIVE YES
2 1 7 3 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_7.281.1192093135 4000 ONLINE CURRENT NO
2 1 8 0 +DATAC1/CDB_TOKYO01/ONLINELOG/group_8.282.1192093137 4000 ONLINE UNUSED YES
8 rows selected.
・ブロック・チェンジ・トラッキング確認
SQL> SELECT filename,status,bytes FROM v$block_change_tracking;
FILENAME STATUS BYTES
___________ ___________ ________
DISABLED
● PDB確認
・PDB確認
SQL> show pdbs
CON_ID CON_NAME OPENMODE RESTRICTED
_________ ___________ _____________ _____________
2 PDB$SEED READ ONLY NO
3 PDB23AI READ WRITE NO
・PDB接続
SQL> alter session set container=PDB23AI;
Session altered.
SQL> show con_name
CON_NAME
------------------------------
PDB23AI
・表領域確認
表領域追加、ファイルサイズ変更など必要に応じて実施
SQL> SELECT
a.TABLESPACE_NAME
,a.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
,a.FILE_NAME
,a.autoextensible as "Auto_Extent"
,a.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
,TO_CHAR(a.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
,b.BLOCK_SIZE
,b.BIGFILE
FROM DBA_DATA_FILES a
, DBA_TABLESPACES b
WHERE a.TABLESPACE_NAME=b.TABLESPACE_NAME
union all
SELECT
x.TABLESPACE_NAME
,x.BYTES/1024/1024 as "Size(MB)"
,x.FILE_NAME
,x.autoextensible as "Auto_Extent"
,x.increment_by * (select VALUE from v$parameter where NAME='db_block_size') /1024/1024 as "Auto_Extent_Size(MB)"
,TO_CHAR(x.MAXBYTES/1024/1024,'999,999,999') as "MAX_SIZE(MB)"
,y.BLOCK_SIZE
,y.BIGFILE
FROM dba_temp_files x
, DBA_TABLESPACES y
WHERE x.TABLESPACE_NAME=y.TABLESPACE_NAME
ORDER By TABLESPACE_NAME
;
TABLESPACE_NAME Size(MB) FILE_NAME Auto_Extent Auto_Extent_Size(MB) MAX_SIZE(MB) BLOCK_SIZE BIGFILE
__________________ ___________ ___________________________________________________________________________________________ ______________ _______________________ _______________ _____________ __________
SYSAUX 600 +DATAC1/CDB_TOKYO01/2DEB6877554893ADE0634D0B000AE3BC/DATAFILE/sysaux.284.1192887087 YES 4096 33,554,432 8192 YES
SYSTEM 600 +DATAC1/CDB_TOKYO01/2DEB6877554893ADE0634D0B000AE3BC/DATAFILE/system.290.1192887081 YES 4096 33,554,432 8192 YES
TEMP 1024 +DATAC1/CDB_TOKYO01/2DEB6877554893ADE0634D0B000AE3BC/TEMPFILE/temp.287.1192887077 NO 0 0 8192 YES
UNDOTBS1 600 +DATAC1/CDB_TOKYO01/2DEB6877554893ADE0634D0B000AE3BC/DATAFILE/undotbs1.285.1192887091 YES 4096 524,288 8192 YES
UNDO_4 95.375 +DATAC1/CDB_TOKYO01/2DEB6877554893ADE0634D0B000AE3BC/DATAFILE/undo_4.286.1192887095 YES 4096 524,288 8192 YES
USERS 1024 +DATAC1/CDB_TOKYO01/2DEB6877554893ADE0634D0B000AE3BC/DATAFILE/users.289.1192887081 YES 16384 33,554,432 8192 YES
6 rows selected.
● ORACLE*NET確認
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ ls -la $ORACLE_HOME/network/admin
total 28
drwxr-xr-x 4 oracle oinstall 4096 Feb 3 09:04 .
drwxr-xr-x 11 oracle oinstall 4096 Oct 12 21:09 ..
drwxr-x--- 2 oracle oinstall 4096 Feb 3 09:04 CDB
drwxr-xr-x 2 oracle oinstall 4096 Oct 12 21:09 samples
-rw-r--r-- 1 oracle oinstall 1866 May 19 2021 shrept.lst
lrwxrwxrwx 1 oracle oinstall 70 Feb 3 09:04 sqlnet.ora -> /u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1/network/admin/CDB/sqlnet.ora
lrwxrwxrwx 1 oracle oinstall 72 Feb 3 09:04 tnsnames.ora -> /u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1/network/admin/CDB/tnsnames.ora
・sqlnet.ora
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ cat $ORACLE_HOME/network/admin/sqlnet.ora
HTTPS_SSL_VERSION=1.2
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_CLIENT=ACCEPTED
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_SERVER=ACCEPTED
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_TYPES_CLIENT=(SHA256,SHA384,SHA512,SHA1)
SQLNET.CRYPTO_CHECKSUM_TYPES_SERVER=(SHA256,SHA384,SHA512)
SQLNET.ENCRYPTION_CLIENT=REQUESTED
SQLNET.ENCRYPTION_SERVER=REQUESTED
SQLNET.ENCRYPTION_TYPES_CLIENT=(AES256,AES192,AES128)
SQLNET.ENCRYPTION_TYPES_SERVER=(AES256,AES192,AES128)
SQLNET.EXPIRE_TIME=10
SQLNET.IGNORE_ANO_ENCRYPTION_FOR_TCPS=TRUE
SQLNET.WALLET_OVERRIDE=FALSE
SSL_CIPHER_SUITES=(SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,SSL_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,SSL_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,SSL_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384)
SSL_CLIENT_AUTHENTICATION=FALSE
SSL_VERSION=1.2
WALLET_LOCATION=
(SOURCE=
(METHOD=FILE)
(METHOD_DATA=(DIRECTORY=/var/opt/oracle/dbaas_acfs/grid/tcps_wallets)))
ENCRYPTION_WALLET_LOCATION=
(SOURCE=
(METHOD=FILE)
(METHOD_DATA=(DIRECTORY=/var/opt/oracle/dbaas_acfs/CDB/wallet_root/tde)))
・tnsnames.ora
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ cat $ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora
# tnsnames.ora Network Configuration File: /u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1/network/admin/CDB/tnsnames.ora
# Generated by Oracle configuration tools.
CDB_TOKYO01=
(DESCRIPTION=
(ADDRESS=
(PROTOCOL= TCP)
(HOST= exa-tokyo01-server-gl50n-scan.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)
(PORT= 1521))
(CONNECT_DATA=
(SERVER= DEDICATED)
(SERVICE_NAME= CDB_Tokyo01.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)))
CDB=
(DESCRIPTION=
(ADDRESS=
(PROTOCOL=TCP)
(HOST=exa-tokyo01-server-gl50n-scan.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)
(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=
(SERVER=DEDICATED)
(SERVICE_NAME=CDB_Tokyo01.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)
(FAILOVER_MODE=
(TYPE=select)
(METHOD=basic))))
PDB23AI=
(DESCRIPTION=
(ADDRESS=
(PROTOCOL=TCP)
(HOST=exa-tokyo01-server-gl50n-scan.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)
(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=
(SERVER=DEDICATED)
(SERVICE_NAME=PDB23AI.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)
(FAILOVER_MODE=
(TYPE=select)
(METHOD=basic))))
CDB_PDB23AI=
(DESCRIPTION=
(ADDRESS=
(PROTOCOL=TCP)
(HOST=exa-tokyo01-server-gl50n-scan.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com)
(PORT=1521))
(CONNECT_DATA=
(SERVER=DEDICATED)
(SERVICE_NAME=CDB_PDB23AI.paas.oracle.com)
(FAILOVER_MODE=
(TYPE=select)
(METHOD=basic))))
● Grid Infrastructure リソース確認
・ gridユーザー・ログイン
[opc@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sudo su - grid
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ id -a
uid=1000(grid) gid=1001(oinstall) groups=1001(oinstall),1004(asmdba),1005(asmoper),1006(asmadmin)
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$
・ クラスタ・リソース状態
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ crsctl stat res -t
--------------------------------------------------------------------------------
Name Target State Server State details
--------------------------------------------------------------------------------
Local Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.DATAC1.ACFSVOL01.advm
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.LISTENER.lsnr
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.chad
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.datac1.acfsvol01.acfs
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1mounted on /acfs01,S
TABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2mounted on /acfs01,S
TABLE
ora.helper
OFFLINE OFFLINE exa-tokyo01-server-gl50n1IDLE,STABLE
OFFLINE OFFLINE exa-tokyo01-server-gl50n2IDLE,STABLE
ora.net1.network
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.ons
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.proxy_advm
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
--------------------------------------------------------------------------------
Cluster Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr(ora.asmgroup)
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.DATAC1.dg(ora.asmgroup)
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.LISTENER_SCAN1.lsnr
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.LISTENER_SCAN2.lsnr
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ora.LISTENER_SCAN3.lsnr
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ora.RECOC1.dg(ora.asmgroup)
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.asm(ora.asmgroup)
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1Started,STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2Started,STABLE
ora.asmnet1.asmnetwork(ora.asmgroup)
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.cdb_tokyo01.cdb_pdb23ai.paas.oracle.com.svc
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.cdb_tokyo01.db
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1Open,HOME=/u02/app/o
racle/product/23.0.0
.0/dbhome_1,STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2Open,HOME=/u02/app/o
racle/product/23.0.0
.0/dbhome_1,STABLE
ora.cdb_tokyo01.pdb23ai.pdb
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1READ WRITE,STABLE
2 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2READ WRITE,STABLE
ora.cdp1.cdp
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.cdp2.cdp
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ora.cdp3.cdp
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ora.cvu
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.exa-tokyo01-server-gl50n1.vip
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ora.exa-tokyo01-server-gl50n2.vip
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.rhpserver
1 OFFLINE OFFLINE STABLE
ora.scan1.vip
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n2STABLE
ora.scan2.vip
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
ora.scan3.vip
1 ONLINE ONLINE exa-tokyo01-server-gl50n1STABLE
--------------------------------------------------------------------------------
・クラスタ・リソース属性確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ crsctl stat resource -p
NAME=ora.ASMNET1LSNR_ASM.lsnr(ora.asmgroup)
TYPE=ora.asm_listener.type
ACL=owner:grid:rwx,pgrp:oinstall:r-x,other::r--
ACTIONS=
ACTION_SCRIPT=%CRS_HOME%/bin/racgwrap%CRS_SCRIPT_SUFFIX%
ACTION_TIMEOUT=60
ACTIVE_PLACEMENT=0
AGENT_FILENAME=%CRS_HOME%/bin/oraagent%CRS_EXE_SUFFIX%
ALLOW_RESTART=default
AUTO_START=restore
BATCH_ENABLED=0
CARDINALITY=%CRS_HUB_SIZE%
CHECK_INTERVAL=60
CHECK_TIMEOUT=120
CLEAN_TIMEOUT=60
CSS_CRITICAL=no
DELETE_TIMEOUT=60
DESCRIPTION=Oracle ASM Listener resource
ENABLED=1
ENDPOINTS=TCP:1525
FAILOVER_DELAY=0
FAILURE_INTERVAL=0
FAILURE_THRESHOLD=0
HOSTING_MEMBERS=
IGNORE_TARGET_ON_FAILURE=yes
INSTANCE_FAILOVER=1
INTERMEDIATE_TIMEOUT=0
LOAD=1
LOCAL_REGISTRATION_ADDRESS=
LOGGING_LEVEL=1
MODIFY_TIMEOUT=60
NLS_LANG=
OFFLINE_CHECK_INTERVAL=0
ORACLE_HOME=%CRS_HOME%
PLACEMENT=restricted
PORT=1521
RANK=0
REGISTER_ENTRYPOINT_REQUIRED=no
REGISTER_TIMEOUT=60
RELOCATE_BY_DEPENDENCY=1
RELOCATE_KIND=offline
RESOURCE_GROUP=ora.asmgroup
RESTART_ATTEMPTS=5
RESTART_DELAY=0
SCRIPT_TIMEOUT=60
SERVER_CATEGORY=ora.hub.category
SERVER_POOLS=*
START_CONCURRENCY=0
START_DEPENDENCIES=hard(ora.asmnet1.asmnetwork) pullup(ora.asmnet1.asmnetwork)
START_DEPENDENCIES_RTE_INTERNAL=<xml><Arg name="asmnetwork" type="ResList">ora.asmnet1.asmnetwork</Arg></xml>
START_DEPENDENCIES_TEMPLATE=<xml>hard(<ResList>{asmnetwork}</ResList>) pullup(<ResList>{asmnetwork}</ResList>)</xml>
START_TIMEOUT=180
STOP_CONCURRENCY=0
STOP_DEPENDENCIES=hard(intermediate:ora.asmnet1.asmnetwork)
STOP_DEPENDENCIES_RTE_INTERNAL=<xml><Arg name="asmnetwork" type="ResList">ora.asmnet1.asmnetwork</Arg></xml>
STOP_DEPENDENCIES_TEMPLATE=<xml>hard(<ResList>intermediate:{asmnetwork}</ResList>)</xml>
STOP_TIMEOUT=0
SUBNET=100.107.0.0
TARGET_DEFAULT=default
TYPE_VERSION=2.2
UPTIME_THRESHOLD=1h
USER_WORKLOAD=no
USE_STICKINESS=0
USR_ORA_ENV=
USR_ORA_OPI=false
WORKLOAD_CPU=0
WORKLOAD_CPU_CAP=0
WORKLOAD_MEMORY_MAX=0
WORKLOAD_MEMORY_TARGET=0
・
・
・
・サービス名確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ srvctl status service -d CDB_Tokyo01
Service cdb_pdb23ai.paas.oracle.com is running on instances CDB_Tokyo011,CDB_Tokyo012
・Cluster名確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ olsnodes -c
C-Tokyo01
・RAC Node確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ olsnodes -n
exa-tokyo01-server-gl50n1 1
exa-tokyo01-server-gl50n2 2
・Interconnect確認
node1
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ olsnodes -l -p
exa-tokyo01-server-gl50n1 100.107.0.18,100.107.0.19
node2
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n2 ~]$ olsnodes -l -p
exa-tokyo01-server-gl50n2 100.107.0.20,100.107.0.21
・Interconnect Interface確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ oifcfg getif
bondeth0 10.10.1.0 global public
clre0 100.107.0.0 global cluster_interconnect,asm
clre1 100.107.0.0 global cluster_interconnect,asm
・OCR情報確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ cat /etc/oracle/ocr.loc
#Device/file +DATAC1 getting replaced by device +DATAC1/C-Tokyo01/OCRFILE/registry.255.1192084493
ocrconfig_loc=+DATAC1/C-Tokyo01/OCRFILE/registry.255.1192084493
local_only=false
・SCAN確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ srvctl config scan
SCAN name: exa-tokyo01-server-gl50n-scan.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com, Network: 1
Subnet IPv4: 10.10.1.0/255.255.255.0/bondeth0, static
Subnet IPv6:
SCAN 1 IPv4 VIP: 10.10.1.239
SCAN VIP is enabled.
SCAN 2 IPv4 VIP: 10.10.1.76
SCAN VIP is enabled.
SCAN 3 IPv4 VIP: 10.10.1.18
SCAN VIP is enabled.
・SCAN Listener確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ srvctl config scan_listener
SCAN Listeners for network 1:
Registration invited nodes:
Registration invited subnets:
Endpoints: TCP:1521/TCPS:2484
SCAN Listener LISTENER_SCAN1 exists
SCAN Listener is enabled.
SCAN Listener LISTENER_SCAN2 exists
SCAN Listener is enabled.
SCAN Listener LISTENER_SCAN3 exists
SCAN Listener is enabled.
■ ACFS領域確認とサイズ変更
Oracle ACFS（ASM Cluster File System）は、POSIX、X/OPEN、およびWindowsに準拠した業界標準のクラスタ・ファイル・システムで複数のノードからアクセスできる共有ファイルシステムで、expdp/impdp,バッチやデータ・ロード用途のファイル配置場所として使用します。
ACFSの管理コマンドとしてacfsutilがあり、ファイルシステムを動的拡張することができ、18c以降ではファイル・システムのサイズを縮小することもできます。
● ACFS領域確認
・ ASM Disk Group確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ asmcmd lsdg
State Type Rebal Sector Logical_Sector Block AU Total_MB Free_MB Req_mir_free_MB Usable_file_MB Offline_disks Voting_files Name
MOUNTED HIGH N 512 512 4096 4194304 125816832 123945528 0 41315176 0 Y DATAC1/
MOUNTED HIGH N 512 512 4096 4194304 31444992 31393596 0 10464532 0 N RECOC1/
・ ASMディスク・グループ確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ acfsutil info storage
Diskgroup Consumer Space Size With Mirroring Usable Free %Free Path
DATAC1 119.99 39.99 39.14 97%
ACFSVOL01 1.64 0.55 0.54 98% /acfs01
RECOC1 29.99 9.99 9.93 99%
----
unit of measurement: TB
・ OS領域確認
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ df -hT | grep acfs
/dev/asm/acfsvol01-302 acfs 560G 4.4G 556G 1% /acfs01
[grid@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ df -T
Filesystem Type 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
devtmpfs devtmpfs 131748036 0 131748036 0% /dev
tmpfs tmpfs 263601152 766984 262834168 1% /dev/shm
tmpfs tmpfs 131801072 9012 131792060 1% /run
tmpfs tmpfs 131801072 0 131801072 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbSys1 xfs 15626240 5232084 10394156 34% /
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbVar1 xfs 5140480 1253620 3886860 25% /var
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbKdump xfs 20869120 178552 20690568 1% /crashfiles
/dev/mapper/VGExaDbDisk.u01.20.img-LVDBDisk xfs 20869120 1364744 19504376 7% /u01
/dev/sda1 xfs 421888 120000 301888 29% /boot
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbTmp xfs 3043328 60472 2982856 2% /tmp
/dev/mapper/VGExaDbDisk.grid23.0.0.0.241015.img-LVDBDisk xfs 52326400 3583832 48742568 7% /u01/app/23.0.0.0/grid
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbHome xfs 4188832 78164 4110668 2% /home
/dev/mapper/VGExaDbDisk.u02_extra.img-LVDBDisk ext4 129461380 6907036 115931932 6% /u02
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbVarLog xfs 18771968 362060 18409908 2% /var/log
/dev/mapper/VGExaDb-LVDbVarLogAudit xfs 3043328 182284 2861044 6% /var/log/audit
oracle_clusterware tmpfs 131072 5232 125840 4% /u01/app/grid/crsdata/exa-tokyo01-server-gl50n1/shm
/dev/asm/acfsvol01-302 acfs 587202560 4598764 582603796 1% /acfs01
tmpfs tmpfs 26360212 0 26360212 0% /run/user/1001
tmpfs tmpfs 26360212 0 26360212 0% /run/user/1000
tmpfs tmpfs 26360212 0 26360212 0% /run/user/2000
tmpfs tmpfs 26360212 0 26360212 0% /run/user/0
● ACFS領域作成
Exadata Databse Serviceで作成されたデフォルト ACFS領域は PaaS の機能で使用される領域であるため、ユーザー用途で使用する場合は、新規にACFS領域を作成します。
・参考: ASM Cluster File System (ACFS)設定
■ ExaWatcher
・ファイル確認
[root@exa-x9m-cwazu1 ~]# ls -l /opt/oracle.ExaWatcher/ExaWatcher.sh
-rwxr-x--- 1 root exawatch 15759 Apr 15 15:51 /opt/oracle.ExaWatcher/ExaWatcher.sh
■ EXAchk
コンプライアンス・チェック・レポート
・Version確認
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# exachk -v
EXACHK VERSION: 24.11.0_20241113
・exachk設定確認
設定されているすべてのオプションを取得
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# exachk -get all
------------------------------------------------------------
Scheduled runs:
------------------------------------------------------------
ID: exachk.autostart_client_exatier1
------------------------------------------------------------
AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig
AUTORUN_SCHEDULE = 3 2 * * 1,2,3,4,5,6
COLLECTION_RETENTION = 7
------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------
ID: exachk.autostart_client
------------------------------------------------------------
AUTORUN_FLAGS = -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig
AUTORUN_SCHEDULE = 3 3 * * 0
COLLECTION_RETENTION = 14
------------------------------------------------------------
・exachk実行
オンデマンドでコンプライアンス・チェックの実行を開始
zipファイルが作成されるので、Downloadしてレポートを確認できます
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# exachk
Searching for running databases . . . . .
. .
List of running databases registered in OCR
1. CDB_Tokyo01
2. None of above
Select databases from list for checking best practices. For multiple databases, select 1 for All or comma separated number like 1,2 etc [1-2][1].
. . . .
. . .
Checking Status of Oracle Software Stack - Clusterware, ASM, RDBMS
. . . . . .
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
------------------------------------------------------------
CLUSTERWIDE CHECKS
------------------------------------------------------------
UNDETERMINED => CPU contention may be impacting database performance.
UNDETERMINED => System is exposed to Exadata Critical Issue EX83
------------------------------------------------------------
UPLOAD [if required] - /u02/oracle.ahf/data/exa-tokyo01-server-gl50n1/exachk/user_root/output/exachk_exa-tokyo01-server-gl50n1_CDB_Tokyo01_020425_045716_2133XCA02T.zip
■ dbaascli ユーティリティ
Exadata Cloud Service (ExaCS) のクラウド・ツール dbaascli ユーティリティを使用して、データベース・ユーザーのパスワードの変更、データベースの起動、プラガブル・データベース(PDB)の管理など、Exadata Cloud Service上で様々なデータベース・ライフサイクルおよび管理操作を実行できます。
クラウド・ツールは、新しいリリースが使用可能になり次第、最新バージョンへアップデートできます。
・手順: クラウド・ツール dbaascli バージョンアップ
● データベースおよびグリッド インフラストラクチャの利用可能なソフトウェア イメージとバージョンの一覧表示
パッチ適用に使用可能なサポートされているバージョンのリストを生成するには、 dbaascli cswlib showImagesコマンドを使用します。
・ Databse
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# dbaascli cswlib showImages --product database
DBAAS CLI version 25.1.1.0.0
Executing command cswlib showImages --product database
Job id: 4cff8e78-c953-4815-9938-fa98d2f87d59
Session log: /var/opt/oracle/log/cswLib/showImages/dbaastools_2025-02-13_02-48-37-PM_388533.log
Log file location: /var/opt/oracle/log/cswLib/showImages/dbaastools_2025-02-13_02-48-37-PM_388533.log
############ List of Available database Artifacts #############
1.IMAGE_TAG=23.7.0.25.01
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DESCRIPTION=12.2 OCT 2023 DB Image
Images can be downloaded using their image tags. For details, see help using 'dbaascli cswlib download --help'.
dbaascli execution completed
・ Grid
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# dbaascli cswlib showImages --product grid
DBAAS CLI version 25.1.1.0.0
Executing command cswlib showImages --product grid
Job id: 34de64ff-7719-4126-b884-475614be4fb4
Session log: /var/opt/oracle/log/cswLib/showImages/dbaastools_2025-02-13_02-50-51-PM_1230.log
Log file location: /var/opt/oracle/log/cswLib/showImages/dbaastools_2025-02-13_02-50-51-PM_1230.log
############ List of Available grid Artifacts #############
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DESCRIPTION=19c JUL 2024 GI Image
Images can be downloaded using their image tags. For details, see help using 'dbaascli cswlib download --help'.
dbaascli execution completed
● dbaascli を使用してクラウド ツールを更新する🔗
専用インフラストラクチャ上の Oracle Exadata Database Service のクラウド ツール リリースを更新するには、この手順を実行します。
クラウド固有のツールは、コマンドなどのローカル操作のために Exadata Cloud Infrastructure ゲスト VM で使用されますdbaascli 。
新しいリリースが利用可能になると、クラウド ツールは Oracle によって自動的に更新されます。必要に応じて、以下の手順に従って、VM クラスター内のすべての仮想マシンにクラウド固有のツールの最新バージョンがインストールされていることを確認してください。
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# dbaascli admin updateStack
DBAAS CLI version 25.1.1.0.0
Executing command admin updateStack
INFO : Review log file => /var/opt/oracle/log/admin/updateStack/updateStack_2025-02-13_14:53:33.82840018908.log
============ Starting RPM update operation ===========
Loading PILOT...
Session ID of the current execution is: 942
Log file location: /var/opt/oracle/log/admin/updateStack/pilot_2025-02-13_02-53-35-PM
-----------------
・・・
Completed Generate_dbsystem_details job
■ Autonomous Health Framework(AHF)確認
ahfctl statusahfコマンドを使用して、Oracle Autonomous Health Frameworkコンポーネントのスケジューラのステータスを確認#
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# ahfctl statusahf
.--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------.
| Host | Status of TFA | PID | Port | Version | Build ID | Inventory Status |
+---------------------------+---------------+--------+------+-------------+-----------------------+------------------+
| exa-tokyo01-server-gl50n1 | RUNNING | 97980 | 5000 | 24.11.0.0.0 | 241100020241120095742 | COMPLETE |
| exa-tokyo01-server-gl50n2 | RUNNING | 331083 | 5000 | 24.11.0.0.0 | 241100020241120095742 | COMPLETE |
'---------------------------+---------------+--------+------+-------------+-----------------------+------------------'
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Parameter | Value |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Master node | exa-tokyo01-server-gl50n2 |
|exachk daemon version | 2411000 |
|Install location | /opt/oracle.ahf/exachk |
|Scheduled exachk collection location | /u02/oracle.ahf/data/exa-tokyo01-server-gl50n2/exachk/user_root/output on Master node exa-tokyo01-server-gl50n2 |
|Started at | Tue Feb 04 00:15:53 UTC 2025 |
|Scheduler type | TFA Scheduler |
|Scheduler PID | 97980 |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Scheduled runs | |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Scheduler | exachk.autostart_client_exatier1 |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|AUTORUN_FLAGS | -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig |
|AUTORUN_SCHEDULE | 3 2 * * 1,2,3,4,5,6 |
|COLLECTION_RETENTION | 7 |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Scheduler | exachk.autostart_client |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|AUTORUN_FLAGS | -usediscovery -tag autostart_client -readenvconfig |
|AUTORUN_SCHEDULE | 3 3 * * 0 |
|COLLECTION_RETENTION | 14 |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Previous runs | |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Started | February 04, 25 02:03:32 |
|Ended | February 04, 25 02:06:15 |
|Result location | /u02/oracle.ahf/data/exa-tokyo01-server-gl50n2/exachk/user_root/output |
|Arguments | -usediscovery -profile exatier1 -dball -showpass -tag autostart_client_exatier1 -readenvconfig -autorun_id AUTOSTART_CLIENT_EXATIER1 -silentforce|
|Autorun id | AUTOSTART_CLIENT_EXATIER1 |
|Status | Success |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|Next auto run starts on | Feb 05, 2025 02:03:00 ID:exachk.autostart_client_exatier1 |
-------------------------------------+---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■ Databaseパッチ適用
Exadata Cloud Service の Database を別の Database Homeに移動する方法でデータベースにパッチを適用できます。
・手順: データベース・ホーム移動方式でパッチ適用
■ ACFS
Oracle ASM Cluster File System（ACFS）は、POSIX、X/OPEN、およびWindowsに準拠した業界標準のクラスタ・ファイル・システムで複数のノードからアクセスできる共有ファイルシステムで、expdp/impdp,バッチやデータ・ロード用途のファイル配置場所として使用します
・手順: ASM Cluster File System (ACFS)設定
■ Database Management(Database管理)
Database Management(データベース管理)を使用すると、コンテナ・データベース(CDB)、PDBおよび非コンテナ・データベース(非CDB)を含む単一インスタンスおよびRACデータベースを監視できます。
・手順: Database Management設定
■ おまけ
● dbaascli
1) dbaascli コマンドで Version 確認
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# dbaascli -V
DBAAS CLI version 25.1.1.0.0
2) rpm コマンドで Version 確認
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# rpm -qa|grep -i dbaastools
dbaastools_exa-1.0-25.1.1.0.0_250107.0908.x86_64
3) dbaascli patch tools list 確認
[root@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]# dbaascli patch tools list
DBAAS CLI version 25.1.1.0.0
Executing command patch tools list
[INFO] [DBAAS-14011] - The usage of this command is deprecated.
ACTION: It is recommended to use 'dbaascli admin showLatestStackVersion' for this operation.
Checking Current tools on all nodes
An error occurred during module execution.
Please refer to the log file for more information.
● ORACLE_PDB_SID 環境変数で PDB接続
Version 19.3.0.0.0 から OS環境変数 ORACLE_PDB_SID を使用することで OS 認証によって PDB に接続することができるようになりました。
1) ORACLE_PDB_SID 設定
[oracle@exa-x9m-cwazu1 ~]$ export ORACLE_PDB_SID=PDB23AI
2) ORACLE_PDB_SID 設定確認
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ env | grep ORA
ORACLE_UNQNAME=CDB_Tokyo01
ORACLE_SID=CDB_Tokyo011
ORACLE_BASE=/u02/app/oracle
ORACLE_HOME=/u02/app/oracle/product/23.0.0.0/dbhome_1
ORACLE_HOSTNAME=exa-tokyo01-server-gl50n1.clientsubnet.vcn101000.oraclevcn.com
ORACLE_PDB_SID=PDB23AI
3) SQL*PLUS 接続
[oracle@exa-tokyo01-server-gl50n1 ~]$ sql / as sysdba
SQLcl: Release 24.2 Production on Thu Feb 13 15:05:26 2025
Copyright (c) 1982, 2025, Oracle. All rights reserved.
Connected to:
Oracle Database 23ai EE Extreme Perf Release 23.0.0.0.0 - for Oracle Cloud and Engineered Systems
Version 23.6.0.24.10
4) SQL*PLUS 接続確認
SQL> show con_name
CON_NAME
------------------------------
PDB23AI
■ Database Management 設定
Exadata Cloud Service: Database Management を設定
■ Enterprise Manager 設定
Oracle Cloud: Enterprise Manager 13c で Exadata を管理
■ Zero Data Loss Autonomous Recovery Service (ZRCV) 設定
Zero Data Loss Autonomous Recovery Service (ZRCV) を Exadata Cloud Service へ設定
■ 参考
・概要:
- Exadata X11Mの概要: 次世代インテリジェント・データ・アーキテクチャ
- Oracle Exadata X11M、データとAIワークロード向けに究極のパフォーマンス
- Exadata Database Service
・Document:
- Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure
- Getting Started with Exadata Cloud Infrastructure Deployment
- 専用インフラストラクチャ上の Exadata データベース サービス
- Exadataクラウドインフラストラクチャ導入 の開始
- Exadata Cloud Infrastructure での dbaascli ユーティリティの使用
- Best Practices for Exadata Cloud Infrastructure Instances
- Exadata Cloud Service in OCI Best Practices (Doc ID 2570952.1)
- Exadata以外のソフトウェアのインストール、更新および管理
・データシート:
- Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure X11M
・YouTube:
- Next-Generation Intelligent Data Architecture: Oracle Exadata X11M Announcement