Googleスプレッドシートを使って、任意のキーワードでTwitter検索をした結果のデータを収集します。1度設定すれば、あとは勝手にデータを収集し続けてくれるので、お手軽で便利です。作成は基本的に、下記のブログで紹介されているスクリプトをベースとしており、そこから特定セルに検索キーワードを入れるなどの加工を行っています。また、手順1および2に関しても、下記のブログが詳しいため、そちらを参照していただければと思います。
手順
- Twitterアプリの作成
- GoogleスプレッドシートとTwitterアプリの連携
- Googleスプレッドシートでスクリプトの編集
Twitterアプリの作成
Twitter DevelopersのTwitter Application Managementにてアプリケーションを作成し、データ収集に必要なAPIキー等を取得します。作成すると、API key
とAPI secret
が発行されます。
GoogleスプレッドシートとTwitterアプリの連携
任意の名前でGoogleスプレッドシートを作成します。その後、メニューバーからツール > スクリプトエディタ
を選択します。ここでも任意のプロジェクト名をつけてください。
続いて、スクリプトエディタのメニューバーからリソース > ライブラリ
を選択し、「ライブラリを検索」にMHGYgT-unu1fC7zXOkNfBUVSHJARy_IP7
と入力します。その後、選択ボタンを押して、Twitterのライブラリが表示されたら、バージョンを「1」として保存します。
その後、スクリプトエディタのメニューバーからファイル > プロジェクトのプロパティ
を選択し、ユーザープロパティのタブで、Twitterアプリ作成時に発行されたAPI key
とAPI secret
を下記のように入力します。入力し終えたら、保存します。
-
TWITTER_CONSUMER_KEY
にAPI key
-
TWITTER_CONSUMER_SECRET
にAPI secret
Googleスプレッドシートでスクリプトの編集
コード.gs上に、下記のGistスクリプトをコピーし、保存してください。
スプレッドシートに戻り、A1に検索キーワードを入力してください。データは、4行目以降(A4セル以降)に出力されます。そのため、下表のように、3行目のA3セルからF3列に、適宜列名を付与するといいでしょう。
セル | 列名 |
---|---|
A3 | ID |
B3 | 日時 |
C3 | tweet |
D3 | tweetURL |
E3 | USER |
F3 | tweet内URL |
その後、スクリプトエディタに戻り、メニューバーから実行 > myFunction
で、スクリプトを実行します。初回実行時のみ、色々な承認のアラートが出るので、OKとしてください。
定期的に検索し、データを蓄積していきたい場合は、スクリプトエディタのメニューバーからリソース > すべてのトリガー
に移動し、「新しいトリガーを追加」して、myFunctionを定期的に実行するタイマーを指定します。下記の画像の例では、30分ごとに検索を行っています。トリガーの初回起動時にも承認アラーとが出るので、OKとしてください。
最後に
冒頭でも紹介しましたが、このTwitterデータ収集のスクリプトは、下記のブログのコードをベースに加工を行っています。大変お世話になりました、ありがとうございました。