【超かんたん】自分のパソコンにある「ファイル」と「フォルダ」の数を自動で調べる方法【中小企業DX】
こんにちは。
今日は、パソコンの中にある「ファイルの数」や「フォルダの数」を、かんたんに調べる方法をご紹介します。
📂 こんなことで困っていませんか?
「このフォルダの中に、いったい何個ファイルがあるんだろう…?」
「社内共有フォルダ、整理したいけど多すぎてよくわからん」
「誰かに報告するのに、ファイル数を出したい」
こういうとき、パソコンが自動で数えてくれたら便利ですよね。
今回は、クリックしてフォルダを選ぶだけで、あとは勝手にファイル数・フォルダ数を数えて、結果をデスクトップに出力してくれる便利なツールをご紹介します。
🧑💻 難しい操作はナシ!やることはこれだけ
このツールを起動する
「どこを調べるか」フォルダを選ぶ(画面が出てきます)
あとは自動で調べてくれる
結果がデスクトップに.txtファイルとして保存される
📊 出力される内容
たとえば、あなたが「共有フォルダ」を選んだとします。
すると、デスクトップに「共有フォルダ.txt」というファイルができます。
中身はこんな感じ:
場所: C:\Users\xxx\Documents\共有フォルダ
フォルダ: 128
ファイル: 943
これで、いちいち中身をひらいて数える必要がありません!
💡 こんなときに使える!
フォルダ整理の前に、全体のボリュームをつかみたいとき
業務報告で、「今月のファイル追加数」などを見たいとき
クライアントに納品したデータの内訳を数値で出したいとき
🔰 プログラミング初心者でも安心
このツールはPythonというプログラミング言語で作られていますが、使い方はまったく難しくありません。
プログラミングの知識がなくても、「ダブルクリックしてフォルダを選ぶ」だけでOKです。
もし「Pythonってなに?どうやって使うの?」という方も、お気軽にご相談ください。
セットアップ方法からご案内できます。
#📝 最後にひとこと
「ちょっとしたことを、自動化する」だけで、
パソコン作業はぐっと楽になります。
いままで「手で数えてた」「勘でやってた」こと、
一度ツールにまかせてみませんか?
import os # パソコンの中のファイルをさがすときにつかう
import tkinter as tk # 画面にウィンドウを出すときにつかう
from tkinter import filedialog # フォルダをえらぶウィンドウを出す
import ctypes # コンソールのなまえをかえるために使う(むずかしいのでそのまま)
# いまどれくらいすすんだか、バーで見せる
def show_bar(now, total, width=40):
done = int(width * now // total) if total else width # すすんだぶんだけ■にする
bar = "■" * done + "-" * (width - done) # すすんだバーと のこりのバーをつくる
pct = int(100 * now / total) if total else 100 # パーセントもけいさんする
print(f"\r[{bar}] {pct}%", end="") # \rで同じ行にうわがきして見せる
if now == total:
print() # おわったら改行する
# フォルダの中に どれだけ入っているか 数える
def count_items(target):
box = 0 # フォルダのかず
bits = 0 # ファイルのかず
paths = list(os.walk(target)) # フォルダの中をぜんぶしらべる
total = len(paths) # ぜんぶで何かしょあるか
for idx, (base, dirs, files) in enumerate(paths, 1):
box += len(dirs) # フォルダのかずをたす
bits += len(files) # ファイルのかずをたす
show_bar(idx, total) # どれだけすすんだかを見せる
return box + 1, bits # じぶんのフォルダも1つぶんたす
# ここからがプログラムのほんたい
if __name__ == "__main__":
# まどのなまえをつける(なんのどうぐか わかりやすくする)
ctypes.windll.kernel32.SetConsoleTitleW("ViewerX")
# フォルダをえらぶウィンドウをだす
gui = tk.Tk()
gui.withdraw() # いらないウィンドウはけす
spot = filedialog.askdirectory(title="みる場所をえらんでね")
if spot:
print(f"\n▶ えらばれた場所: {spot}\n")
print("⏳ しらべているよ…")
boxes, pieces = count_items(spot) # 中に何があるかしらべる
print("\n📊 おわったよ!")
print(f"📦 フォルダのかず: {boxes}")
print(f"📃 ファイルのかず: {pieces}")
# デスクトップの場所をしらべる
homebase = os.path.join(os.path.expanduser("~"), "Desktop")
# 出力ファイルのなまえをつくる(えらんだフォルダのなまえをつかう)
label = os.path.basename(spot.rstrip("/\\"))
dumpfile = os.path.join(homebase, f"{label}.txt")
# けっかをファイルにかきこむ
with open(dumpfile, "w", encoding="utf-8") as fp:
fp.write(f"場所: {spot}\n")
fp.write(f"フォルダ: {boxes}\n")
fp.write(f"ファイル: {pieces}\n")
print(f"\n📥 けっかはここにあるよ → {dumpfile}")
else:
print("🚫 えらばれなかったよ。")
input("\nおわるにはエンターキーをおしてね...")