社会3年目になります、@shira-shunです。
私は新人配属のときからスクラム開発を行なっているプロジェクトに参画し、2年ほど経験をいたしました。
フォーターフォール開発未経験者になります...
そんな私が、スクラム開発を行なっているプロジェクトで仕事できて良かった、成長できた点を説明したいと思います。
ちなみに入社直後の技術スキルはこれくらいでした。
- 情報系学科の大学を卒業
- Javaの入門はある程度できるくらい
最初からやりたいタスクに着手できた。
一番最初に配属された現場は新規プロジェクトでした。
私以外のメンバーはほぼ全員ベテラン
の構成。
正直、最初は全くついていける気がしなかったです...
ただ、スクラムで行っていたので、どのタスクも取ることが可能な状況でした。
何もできない私にとってはどのタスクもできる気がしなかったです。
でも、この状況が私にとって有り難かったです。
どのタスクも着手できるチャンスがあるってことに。
私がイメージしていた新人のタスクはまずは出来ることだったり、研修中に行ったことでした。
自分が伸ばしていきたい箇所のタスクを積極的に着手できる環境は嬉しかったです。
ちなみに最初に着手したタスクはGit関連の手順書のタスクで、ベテランの方に助けてもらいながら消化していました。
今では、Git職人と言われるほどの技術を身に付けることができました。
新人(若手)としてではなく同じ開発者として接してくれた。
私がいたチームは新人だろうが、何だろうが容赦無かった気がします。
スクラム開発ではフルスタック(技術力のある)な人材が必要であり、スキトラしていくのがチームが成熟していくための方法の一つです。
何も出来なかった私にも必ず意見を求められます。
最初はとりあえず何か発言をするのに精一杯でしたが、いつのまにか何か発言しないと気が済まない、いくらでも意見を言えるようになってました。
レビュアを担当することができた。
レビューは2人で行うことをチームのルールにしていました。
そのため、まともにコーティングできない私でもレビュアをすることが沢山ありました。
個人的にはこのおかげで、一番技術力伸びた気がします。
最初はこんな感じでレビューしてました。
- どんな感じで実装しているのか
- タイポチェック
- スペルチェック
正直、大した指摘は出来ていなかったです。
それでも、技術力のあるベテランのソースコードを見るってことがかなり有り難かったです。
何度も、レビューしているとメンバーの癖もわかるようになってきました。
自分でコーディングしたものをレビューしてもらうこともスキルUPの方法だと思いますが、他の人のソースコードを見ることの方が重要なんじゃないかと思ってます。
今ではよく、OSSのソースコードを暇な時に見ています。
お客様(プロダクトオーナー)と毎日会話していた。
POはエンジニアではなかったため、スクラムチームの開発者に毎日相談してきます。
POからみたら全員エンジニアであり、自分より物知りだと思って接してきました。
私にも、めちゃめちゃ相談してくれました。
「出来るだけPOの要望に答えてあげたい、分かりやすく説明したい」
と自然と思うようになります。
そう思いながらコミュニケーションしていると技術力と説明力がUPしてました。
他にもPOの本心が聞けたり、メンバーのベクトルが全員正しい方向に向かっているかわかったりとメリットしかなかったです。
ウォーターフォール開発だと新人がお客様と密に会話することって滅多にないと思うんですよね。
これって非常に勿体無いと思ってます。
今まで話していなかったお客様とそろそろ話せるようになろうねって言われても無理な気がします。
他のメンバーの技術を盗み放題。
よくあるスクラム開発って
- カンバン(タスク管理ツール)でタスクの状況を可視化
- ペアプロ
- モブプロ
こんな感じで他のメンバーがどんなことしているかだったり、どんなやり方で作業しているか丸見えだと思います。
何ヶ月か一緒に開発していると、他のメンバーの盗むべきものだったり、盗むべきものではないものが分かり始めます。
「あっ、この人マルチタスクしてるな」や「この人順調にバーンダウンしてるとさぼり癖あるな」だったり、
「コーディング終わってからレビュー出すまで早いな」や「ずっと雑談しながら作業しているな」と色々と発見ができました。
盗むべきものを盗んでしまえば、最強のエンジニアになれるやんって思いながら作業してました。
最後に
スクラム開発って、主体性のある人材が揃っていれば最強のフレームワーク
だなって思います。
主体性がなければ、全く機能しないと思いますが。
今まで、ベテランの方にサポートして頂いたので、これからは後輩に同じ意識を持って仕事してもらえるように頑張っていこうと思います。