WWDC2020
今年中もiOS、iPadOS、MacOSなどの新しいOSバージョンと共にXcodeも12が発表されました。
早速、Xcode12のアップデート内容をまとめてみました!!
Xcode12
WWDCでApple siliconの発表があったため、 Xcode 12 for macOS Universal Appsと言ったアプリケーションもBETA版として登場しています。
新機能
ナビゲーションエリアのフォントサイズが3段階で変更できるようになった
- small
- large
タブ表示が追加され、素早いファイルの移動が可能になった
以前にもタブ表示の機能はありましたが、新たに細かい階層でもタブ表示できるようになりました。
Optionキーを押すことで新しいタブが追加されます。
以前のタブよりもだいぶ切り替え表示されるスピードが早いので、かなり便利です。
WidgetやAppClipなどの新しく登場したパッケージをサポート
iOS14やiPadOS14からのサポートになるので、早めにいじりたい方はBeta版をインストールしましょう。
新規プロジェクトでLife Cycleという項目が追加
InterfaceでSwiftUIを選択するとLife CycleでSwiftUI App
が選択可能になります。
また、SwiftUIでの開発の仕方ががっつり変わりそうですね。
コード補完が高速に
毎回アップデートされていますね。
Xcode11ではSwiftUIの補完が微妙だったのでそこは期待。
SVGがAssetのサポートに追加
やっと、正式にSVGがXcodeでサポートされましたね...
これでアイコンを追加するたびに3枚の画像を追加しなくて良くなります。
サポートOSはiOS13、iPadOS13以降です。
ブレークポイントがドラッグ&ドロップで移動できるようになった
小さなアップデートですが、ありがたい...
Xcodeとシミュレーターを並べて表示できるようになった
Swift
guard letのインデントが揃うようになった
guard let x = someOptional,
let y = anotherOptional else {
// ...
}
Swift Packages
リソースファイルをパッケージに含められるようになった
バイナリファイルをパッケージに含められるようになった
ついにFirebaseなどのビルド済みフレームワークもSPM対応できそうですね。
SwiftUI
関数ビルダー内でif let
やswitch
が利用可能になった
この機能はXcode11のときから付けて欲しかった...
struct ContentView: View {
@State var username: String?
var body: some View {
Group {
if let username = username {
Text("Welcome, \(username)")
} else {
Image(systemName: "circle")
}
}
}
}
まとめ
まだ、登場したばかりのXcode12。
今回は開発者目線でバージョンアップしたとわかる箇所ピックアップしてまとめました。
MacOSのデザイン変更によりXcode全体やアイコンも変更されています。
まだまだ、正式リリースには時間があるのでBeta版がアップデートするたびにこの記事もアップデートしていこうと思っています。
読んでいただきありがとうございました。