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Xcode12のアップデート内容をまとめてみた。

Last updated at Posted at 2020-06-23

WWDC2020

今年中もiOS、iPadOS、MacOSなどの新しいOSバージョンと共にXcodeも12が発表されました。
早速、Xcode12のアップデート内容をまとめてみました!!

Xcode12

WWDCでApple siliconの発表があったため、 Xcode 12 for macOS Universal Appsと言ったアプリケーションもBETA版として登場しています。

image.png

新機能

ナビゲーションエリアのフォントサイズが3段階で変更できるようになった

  • small
スクリーンショット 2020-06-25 18.12.51.png
  • large
スクリーンショット 2020-06-25 18.13.02.png

タブ表示が追加され、素早いファイルの移動が可能になった

以前にもタブ表示の機能はありましたが、新たに細かい階層でもタブ表示できるようになりました。
Optionキーを押すことで新しいタブが追加されます。
以前のタブよりもだいぶ切り替え表示されるスピードが早いので、かなり便利です。

スクリーンショット 2020-06-23 14.17.30.png

WidgetやAppClipなどの新しく登場したパッケージをサポート

iOS14やiPadOS14からのサポートになるので、早めにいじりたい方はBeta版をインストールしましょう。

新規プロジェクトでLife Cycleという項目が追加

InterfaceでSwiftUIを選択するとLife CycleでSwiftUI Appが選択可能になります。
また、SwiftUIでの開発の仕方ががっつり変わりそうですね。

スクリーンショット 2020-06-23 14.53.11.png

コード補完が高速に

毎回アップデートされていますね。
Xcode11ではSwiftUIの補完が微妙だったのでそこは期待。

SVGがAssetのサポートに追加

やっと、正式にSVGがXcodeでサポートされましたね...
これでアイコンを追加するたびに3枚の画像を追加しなくて良くなります。

サポートOSはiOS13、iPadOS13以降です。

ブレークポイントがドラッグ&ドロップで移動できるようになった

小さなアップデートですが、ありがたい...

Xcodeとシミュレーターを並べて表示できるようになった

スクリーンショット 2020-06-23 14.41.43.png

Swift

guard letのインデントが揃うようになった

guard let x = someOptional,
      let y = anotherOptional else {
  // ...
}

Swift Packages

リソースファイルをパッケージに含められるようになった

バイナリファイルをパッケージに含められるようになった

ついにFirebaseなどのビルド済みフレームワークもSPM対応できそうですね。

SwiftUI

関数ビルダー内でif letswitchが利用可能になった

この機能はXcode11のときから付けて欲しかった...

struct ContentView: View {
    @State var username: String?

    var body: some View {
        Group {
            if let username = username {
                Text("Welcome, \(username)")
            } else {
                Image(systemName: "circle")
            }
        }
    }
}

まとめ

まだ、登場したばかりのXcode12。
今回は開発者目線でバージョンアップしたとわかる箇所ピックアップしてまとめました。
MacOSのデザイン変更によりXcode全体やアイコンも変更されています。

まだまだ、正式リリースには時間があるのでBeta版がアップデートするたびにこの記事もアップデートしていこうと思っています。
読んでいただきありがとうございました。

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