JiraやRedmineのバーンダウンチャートは使いづらい
JiraやRedmineのバーンダウンチャートの理想線は基本一直線です。
スプリント開始時点の合計時間がスプリント最終時点で0hになるよう一直線に引かれます。
今までのスクラム開発ではこの理想線は役に立ちませんでした...
当然、スプリント内で有給休暇を取得するメンバーやアジャイルのイベントに参加するメンバーがいます。
そうなると、チームとしての1日当たりの消化できるタスクの量は日々変動します。
この状況では一直線の理想線と実績線を比較しても順調に進んでいるのか上手く把握できません....
メンバーの稼働可能時間を元にした理想線があるBDCがほしい...
ということで作成しました!
使い方
- メンバーの日付欄にはその日タスク消化に当てることができる時間を入力
- スプリント開始時タスク合計時間にはスプリントバッグログの合計時間を入力
- 残り時間にはその日時点のスプリントバッグログの残り合計時間を入力
- 実績時間にはその日時点でのスプリントバックログに当てた合計時間を入力
- 追加時間にはその日追加したスプリントバックログの合計時間を入力
使ってみて
- バーンダウンチャートを参考にしながらレトロスペクティブを行うようになった
- 実績時間が少なかったら、スプリントバックログに時間を入力していないメンバーがいるとわかる
- 追加時間が多かったら、プランニング時のタスク漏れが多いとわかる
- いつの日がタスクの消化率が悪かったか一目でわかる
- (何回かスプリントを回すといつも似たような形になる)
毎日入力するのは面倒ですが、よりリアルなチームの状況を可視化することができるので個人的にはメリットの方が多くあった。
これからも継続してつかってみます。