VBScriptの論理演算子には他の言語にはない独特な2つの演算子があります。
今回はそれらを紹介します。
Eqv演算子
1つめはEqv演算子です。
Eqv 演算子
この演算子は両辺のTrue/Falseが一致しているかどうかを返します。
両辺がどちらもTrueもしくは、どちらもFalseのときにTrueを返し、そうでないときにはFalseを返します。
これは、Xor演算子の結果にNot演算子を作用させたのと等価です。
※ どちらかがNull値の場合の結果は省略
' 以下の2つは等価
a Eqv b
Not(a Xor b)
どのような場面でこの演算子が役に立つのか分かっていないので、上手な活用法を知っている方がいらっしゃいましたらコメントいただけますとありがたいです。
Imp演算子
2つめはImp演算子です。
この演算子は論理包含演算を行います。
命題論理を学んでない人は「論理包含 is 何?」と思うことが多いかと思います。
Wikipediaに詳しい説明がありますので、そちらをごらんください。
(論理包含)[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E7%90%86%E5%8C%85%E5%90%AB]
Wikipediaにあるベン図より、以下がわかります。
' 以下の2つは等価
a Imp b
(Not a) Or b
どのような場面でこの演算子が役に立(略)