Google Sheetsで現在のセルの場所から右にM個、下にN個いった場所にあるセルを参照する方法です。
M, Nをマイナスの数にすると左や上を参照できます。
OFFSET(INDIRECT(ADDRESS(ROW(),COLUMN())), N, M)
解説
まず、括弧の対応が分かりやすいように体裁を整えます。
OFFSET(
INDIRECT(
ADDRESS(ROW(),COLUMN())
),
N,
M
)
上記の処理は、まずROW関数とCOLUMN関数で現在のセル位置を取得します。
それぞれの関数はセルの位置を整数で返すため、それをADDRESS関数に渡すことで、 A3
や B12
などのアルファベットと数字からなる形式の文字列に変換します。
その後、INDIRECT関数に渡すことで文字列からセル参照に変換し、最後にOFFSET関数にセル参照と相対位置を渡すことで相対参照を実現しています。