#結論:シート削除した直後にctrl + Y
を押さない
大事なことなので結論から言いました。
私は今日、一時間かけて作ったExcelの資料を完全に消失させてしまいました。
これはその経緯と、防止策の共有です。
このYの悲劇が繰り返されないことを祈ります。
##気合いれて資料を作った
これは適当なサンプルですが、図表を含んだまあまあ手の込んだ資料を作っていました。
よく見てください、タイトルがBook1です。まだ一回も保存していません。
##いらないシートを消した
別のシートにメモやらタスクやらを書いていましたが、いらなくなったので消しました。
この時、シートが空ではないのでアラートのポップアップがでます。
削除をクリックしてシートを消しました。
##いやでもやっぱあのシートいるな?
ここですこし慌てました。あれやっぱあのシートいるかな?ctrl + z
!!
戻らない、なにか違う操作してたかな?ctrl + shift + z
!!
んん??
(エクセルでは一度削除したシートは戻ってきません。
削除時のポップアップに「完全に」と書いてあるとおりです。
ついでにスプレッドシートでも「戻る」では戻ってこず、履歴から復元になります)
##もう一度別のシートを消して試そう()
別のいらないシートを消して、他のコマンドを試そうと…(まさかctrl + Y
じゃーないよな~「進む」だしな~)と思いながら…ctrl + Y
を押してしまったのです…。
????
あれえ???
はい、次元の彼方へと消え去りました。
原因は言うまでもなくctrl + Y
なのですが、こいつが曲者でした。
- 進むではなく「直前の操作をやりなおす」(今回の場合「シートの削除」をやり直します)
- 削除確認のポップアップは表示されない(泣!!!)
つまりctrl + Y
= 強制削除のコマンドになってしまったのです。
連打すると連打した数だけシートが消え、永遠に戻ってきません。
ああ私の一時間よさようなら…。
##防止策
・保存する
とにもかくにも保存です。集中して一気に作ってしまいたい気持ちはありますが、せっかく作ったものを無駄にしないためにも、保存!保存です!
そうすれば消去した時点で保存せずに閉じる、ないしは別名で保存すれば、前回保存状態は残せます!
・ブックの保護
シートが消えると困るな、けどまたやらかしそうだな、という時はブックの保護をするとシート操作ができなくなります。削除だけでなく追加や名前変更もできないので、「ほんとに絶対にまじで消したくない」という時にかけるといいかもしれません。私は今日の悲劇後の残り時間はすべてこれで過ごしました。
・ctrl + Y
を使用しない
…これだね。