1.はじめに
なんで、RapberryPiにAirPlayをしたいと思ったかというと、Macの画面をテレビに写したかったからです。
「普通に有線でつなげよ!」って感じですが、僕が使っているMacBook AirにはHDMIポートがないんです。それに、変換ケーブルもメッチャ高いし、Thunderbolt2なんてすぐに使わなくなります。
そこで、家にあるものでどうにかならないかな〜と思ったらRPiPlayにたどり着きました。
2.インストール方法
まず、定番のアップデート。
$ sudo apt update
$ sudo apt full-upgrade
RPiPlayのダウンロード。
$ git clone https://github.com/FD-/RPiPlay.git
必要なパッケージのインストール
$ cd RPiPlay
$ sudo apt-get install cmake
$ sudo apt-get install libavahi-compat-libdnssd-dev
$ sudo apt-get install libplist-dev
$ sudo apt-get install libssl-dev
makeする
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ..
$ make
3.使い方
起動するだけだったらこれでOK。
$ cd RPiPlay/build
$ ./rpiplay
オプションはこんな感じ。
オプション | 効果 |
---|---|
-n 名前 | AirPlayの所に表示される名前を変更 |
-b (on/auto/off) | 黒い背景を表示するか否か |
-r (90/180/270) | 画面を回転させる |
-f (horiz/vert/both) | 画面を反転 |
-l | 低遅延モード |
-a (hdmi/analog/off) | 音の出力先の指定 |
-v/-h | ヘルプを表示 |
僕は、名前の変更・黒い背景を表示しないのオプションを付随して使っています。
./rpiplay -b -n shion_rpiplay
4.最後に
YouTubeなどの動画がAirPlayできないのは残念ですが、これだけ使えるのは便利です。
これで、プレゼンするときに「変換ケーブル忘れた!」ってなっても問題ありませんね!
情報元:rpiplay: An open-source AirPlay mirroring server for the Raspberry Pi. Supports iOS 9 and up.