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オレたちのオブザーバビリティ実例編~都会の真ん中でオブザーバビリティした話~

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システム監視をやっていると、様々なところで「オブザーバビリティ」という言葉を聞くが、可観測性という今までよりいい感じに監視するくらいのフワッとした意味合いで使われていることが多く正直よくわからなかったので、オブザーバービリティとは何なのか深掘りしてみた。

この記事を読む際の心構え

きっとオブザーバービリティとは何かということがわかります。
ただし記事の内容を深く考えずに、とりあえず最後まで読んでみてください。

言葉の定義

こういう言葉の定義はまずwikipediaの情報を見てから考えるということで、wikipediaの情報をながめてみることにした。

可観測性は、外部出力の知識からシステムの内部状態をどの程度推測できるかを 示す尺度です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Observability

はい。全くよくわかりません(笑)

次に、オブザーバビリティといえばやっぱり外すことができないリーダー的な立ち位置にいらっしゃるNew Relicさん。New Relicさんの中でオブザーバビリティがどのように解釈されているか見てみましょう。

オブザーバビリティを簡単に説明すると、システムそのものを、動態からどれだけ理解できるかということです。制御理論では、オブザーバビリティとはシステムが外部出力する情報から、そのシステム内部の状態についてエンジニアが推測する方法として定義されています。

https://newrelic.com/jp/blog/best-practices/what-is-observability

これを見るだけでも、まだ腑に落ちてきません。言いたいこととしては「オブザーバビリティによって、エンジニアはシステムの最適化に向けて能動的なプローチを取ることができます。」の部分ではないかと個人的に考えております。

次に、オブザーバビリティという言葉をググってみて、一般的に使われている言葉として個人的にしっくりくるものをいくつかピックアップしてまとめてみました。

オブザーバビリティとは二つの言葉の造語で、Observe (観察する)と ability (能力) で、その意味合いは観察する力。普段システムはユーザーの裏側で問題なく動いており、ユーザーもその事を意識することはありません。これが何らかの障害が発生した場合に普段の状態と比べてどういう点が違うかという観点で異常な部分をすばやく見つけて対処すること。傾向がわかっているなら異常な状態になる前に対処までしてしまおうよというのがシステム運用者の中で使われている本来のオブザーバビリティの意味合いではないかと解釈しました。

オブザーバビリティの実例

ここから、オブザーバビリティの実例を見ていきましょう。

オブザーバビリティは観察する力という意味合いになりますね。普段の平均と異常値を見比べて対処するというのが本質的なところになるのは定義の部分でお伝えしました。

それでは、ここからはシステムのオブザーブではなく都会の真ん中でオブザーバビリティを試した話をしていきましょう(迷走

さてさて、街の中を歩いているといろんな所で見かける例のアレ・・・

そう、今回のオブザーブ対象は自動販売機です。

自動販売機の平均といえば、販売されている缶コーヒーやらお茶やら、あるいは紅茶やコーラのような清涼飲料水になるのかもしれません。世の中の清涼飲料水を販売する自動販売機の中に、ごく稀ですがたまに異常値と思われる変なものが販売されていることがあります。

たまたまみつけちゃったのがこれです。

image.png

コーンスープはよく見かけますが、過去オニオンスープを見たことは私の経験上はありません。ましてやカレーなんて初めて見ました。

ここに二つある異常値。これは試すしかない(笑)

ひとつだけ言えることとして、特殊なものが激安価格で売られている・・・それだけでお察しできそうな味。きっと見た目だけじゃないんでしょう。

ということで、まず最初にオニオンスープを試して見ました。

image.png

缶を開けてひとくち、ゴクリ・・・

よくありそうなオニオンスープの香りが鼻に抜けつつ、小さくカットされたオニオンの粒が口の中に入ってきました。なるほど・・・。確かにタイトルの通りオニオンスープではあるけど、スープの味はちょっと薄いような・・。しかも飲めば飲むほどカットオニオンのエグ味が鼻に抜けてくる。きっとカットオニオンはない方が美味しいかもしれない。缶のサイズの割にカットオニオンがそこそこ入っていたせいか、一気にオニオンスープを飲み干したらちょっとお腹が膨れた。そういう意味ではアリっちゃありだけど、間違いなく次は買わないな、コレ。

それでは次いきましょう

image.png

カレードリンクというところで若干抵抗はあるのですが・・・

缶を開けてみるとカレーの香りがしますが、中の液体はサラサラとした感じ。どちらかといえばスープカレーといったほうがイメージしやすいのでしょうか。それではこちらもオブザーブ(能動的に観察というか体験)してみましょう(笑)

一口ゴクリといくと、カレーなのでスパイシーではありますがそこまで辛くなく、一般的な甘口カレーのあたりでしょうか。スープカレーのようにサラサラしていましたが、ドリンクということもあり味もやや薄めでスパイスカレーほど香辛料の香りはしてきません。なるほど・・たしかにおにぎりやパンと合わなくはないですが、これをおにぎりやパンと一緒に飲むなら私ならもう少しちゃんとしたカレーを食べたいと思いました。値段が値段なので冒険お試しするのはありですが、この値段でも次買うかというと個人的な感想ですがちょっと悩みます。

まとめ

街中にあるものをオブザーブ能動的に体験してきた迷走オブザーバビリティの記事はいかがでしたでしょうか。観察すること、そして観察した結果どのようなアクションを起こすかという点ではシステム運用だけに限った話でもなく普段からこういったアンテナを張っていろいろ試してみると、色々なものがちょっと違った目線で観察できるかもしれません。

間違いなくどなたのお役にも立てていないはずですが、記事を読んで一ミリくらいはクスッと笑っていただけたら嬉しいです。

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