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Pipenvで仮想環境を作ろう!Python開発をもっと快適に

Last updated at Posted at 2024-06-09

Pipenvの使い方 - Pythonの依存関係と仮想環境を簡単に管理しよう!

最近ようやくvenvを使って仮想環境を管理するようになったので、同じような仮想環境の構築方法についてついでに調べてみました。pipenvはPythonプロジェクトの依存関係と仮想環境を管理するためのツールで、仮想環境の管理に加えて、パッケージの依存関係管理も行えるツールです。

インストール

まずは、pipenvをインストールしましょう。pipを使って、次のようにインストールします。

pip install pipenv

新しいプロジェクトの開始

新しいプロジェクトを始める際は、プロジェクトのディレクトリを作成し、そこに移動します。

mkdir myproject
cd myproject

次に、以下のコマンドを実行して、プロジェクトの初期化を行います。

pipenv install

このコマンドにより、仮想環境が作成され、PipfilePipfile.lockというファイルが生成されます。

依存パッケージのインストール

プロジェクトで必要なパッケージをインストールするには、以下のコマンドを使います。

pipenv install <package_name>

例えば、requestsというパッケージをインストールする場合は、次のようにします。

pipenv install requests

開発用のパッケージをインストールする場合は、--devオプションを追加します。

pipenv install --dev pytest

仮想環境の有効化

プロジェクトの仮想環境を有効化するには、以下のコマンドを実行します。

pipenv shell

このコマンドを実行すると、仮想環境がアクティブになり、シェルのプロンプトが変化します。

仮想環境でのコマンド実行

仮想環境内でPythonスクリプトを実行するには、以下のようにします。

pipenv run python <script_name>.py

他のコマンドを実行する場合も、同様にpipenv runを先頭に付けます。

仮想環境の終了

仮想環境を終了するには、以下のコマンドを実行します。

exit

まとめ

以上が、Pipenvの基本的な使い方でした。

Pipenvを使うことで、プロジェクトの依存関係と仮想環境を簡単に管理することができそうですね。

  • pipenv installで新しいプロジェクトを初期化
  • pipenv install <package_name>で依存パッケージをインストール
  • pipenv shellで仮想環境を有効化
  • pipenv runで仮想環境内でコマンドを実行

ぜひ、Pipenvを活用してみてください!

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