概要
Cognosレポート実行時間を短縮するための方法は色々とありますが、今回はIIS(Internet Information Service)のチューニングの話です。
IT業界では、1秒を馬鹿にする者は、1秒に泣くと言う格言があります。(※すいません、勝手に作りました)
超レスポンスタイムの要件が厳しい実際のプロジェクトで、散々頑張って実行時間4秒までチューニングできたレポートが、このチューニングのおかげで、さらに1秒短縮できて、実行時間3秒となり、SLAを満たせたという経験もあります。
内容
IISチューニングのポイントは以下の4点です。
①コンテンツ圧縮
とても大事なチューニングポイントです。
IISのCognosの仮想フォルダから、「圧縮」機能で設定できます。
レポート内にHTMLアイテムを配置し、大量のJavaScriptを埋め込んでいる環境で、この圧縮の設定によりレスポンスが改善した事があります。
②ISAPIの使用
Cognosを導入すると、デフォルトでゲートウェイにcognos.cgiが使用されますが、cognosisapi.dllに変更するとパフォーマンス上有利です。
ISAPIへの変更手順は、こちらをご参照下さい。
Cognos Business Intelligence 10.2.1 インストール手順書
http://qiita.com/shinyama/items/5a4c1c6e795b256209b2
③コンテンツ期限の設定
IISのCognosの仮想フォルダから、「HTTP応答ヘッダー」機能で設定できます。
期限切れのWebコンテンツをチェックし、期間を指定すると、コンテンツがキャッシュされ、2回目以降再利用されるようになります。
④コネクションタイムアウト
「Default Web Site」から「制限...」を選択し、接続のタイムアウトを設定できます。
メモリー消費の調整ができます。
参考情報
チューニングだけじゃなく、IISでCognosをセットアップする場合の構成手順など、色々な情報が載っている、とても良い資料です。
IISでCognosを構成する際は、是非ご一読下さい。
Configure Microsoft Internet Information Services 7.x for IBM Cognos 10
https://www.ibm.com/developerworks/data/library/cognos/infrastructure/web_servers/page599.html