World of Watson 2016の Cognos Analyticsへの移行関連のセッションの中から得た情報をまとめました。
■ インストール関連
・Cognos Analyticsのモジュールは、FixPackのようなイメージで前バージョンに上書き導入できます。
例えば、11.0.3の導入されているノードのフォルダ上に、11.0.4を上書きで導入します。
この時、Configurationなどの情報は保持されるそうです。
・2016年11月現在、11.0.4までリリースされていますが、約3ヶ月おきに今後もリリースされ、11.0.6までのリリースは決まっているようです。
・GatewayコンポーネントはSSOなどを行う時のオプションで、基本はWEBサーバー層の実装は不要で、Application Server層のみで動作します。
・Application Serverは、11.0.4時点では組み込みのWebSphere Liberty Profileのみで動作し、WebSphere Application Server NDやBaseを始め、他ベンダーのApplication Serverはサポートされていません。
■ 各Studioの扱い
・NewメニューのOtherからCognos 10のStudioは起動できます。
・My Inbox や My Watch Itemsは使用できますが、My Data Setsは廃止になりました。
■ レポート関連
・レポートを移行すると、「完全な双方向性で実行」が「いいえ」で移行されます。
・JavaScriptの使用について
HTMLItemでJavaScriptを使用している環境は多いと思いますが、上記設定が「はい」のレポートではHTMLItemは使用できません。「いいえ」のまま使用下さい。
「はい」でJavaScriptを使用したい場合、ファイルにソースを保存して、レポート中でCustom Controlオブジェクトのプロパティか、Pageのプロパティの中から、JSファイルを呼び出す実装になります。
こちらのリンクもご参照ください。
https://www.ibm.com/communities/analytics/cognos-analytics-blog/javascript-support-in-interactive-viewer/
■ Cognos Workspaceに関して
前述の通りOtherから使えますが、"Do More"の機能と、"New Report widget"は使用できません。
■ Portletsに関して
以下のように別タブで、Cognos 10のViewerのイメージで実行されます。
新規にPortletsを作成する事や、タブに配置する事はできません。