Cognos 10 Framework ManagerのFixPack
Cognos 10 BIの話です。Cognos Analyticsは該当しません。
Cognos 10 BI には、Fixpackという定期的にリリースされる、バグFixが集まったPackがあります。
以下のTechnoteのように、Cognos BI 10.2.2の場合、FixPack 10まであります。
Cognos Business Intelligence 10.2.2 Fix Lists
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27042898
このFixPackですが、IBMのFix Centralからダウンロードできます。
Fix Central
https://www-945.ibm.com/support/fixcentral/
こんな風に、製品グループでCognosを選択し、Cognos Business Intelligence を選択し、バージョンを選択し、今時はほとんど64bit環境だと思いますので、Windows 64bitプラットフォームを選択し、次へ進んでいくと、
FixPackがリストされます。
赤枠で囲んでいるのが、Cognos BI 10.2.2のFixPack 10です。
これをダウンロードして、Cognos 10 BIの、Report Serverノード、Conetent Managerノード、Gatewayノードなどに適用します。FixPackのファイルはどのノードでも共通です。
この様にFixPackをダウンロードして、Cognosサーバーに適用しているのはどこの環境でも行っていると思いますが、実はFramework Managerにもバグはもちろんあって、FixPackを当てる必要があります。
では、先ほどのFix CentralでFramework ManagerのFixPackを探してみようとしても、「以下から選択 Cognos」のプルダウンには、Framework Managerというものはリストされません。
では、どうしたら良いかというと、ここですね、プラットフォームで「Windows 32-bit x86」を選択し、リストされるFixPackは、Cognos 10 BI Server 32bitとCognos 10 Framework Managerの共通のFixPackです。
32bit版のFixPackをFramework Managerに当てて頂ければ良いですが、注意点として、新しいFixPackレベルのFramework Managerで開いたモデルファイルは、古いFixPackレベルのFramework Managerでは開けませんので、複数の端末にFramework Manager入れて開発している環境では、各端末のFramework ManagerのFixPackレベルを揃える様に気をつけましょう。