概要
Cognos BI&Analyticsで、以下のような感じに、左のグラフのレポートから、右のリストのレポートにドリルスルーしたい時に、グラフのX軸に配置された「製品ライン名」ではなく、製品ライン名に紐づく「製品ラインコード」でドリルスルーを行うための実装方法です。
簡単にできそうに思いきや、ちょっと迷う方も多い実装になりますので、投稿しておきます。
内容
まずドリルスルーのソース側のレポート(グラフのレポート)の、グラフのクエリーに「製品ラインコード」を入れます。
そして、グラフ及びX軸を右クリックして、ドリルスルー定義をそれぞれ設定しますが、引き継ぐデータアイテムの値として「製品ラインコード」を指定します。
さて、これでできるのではないかと思ってしまいがちですが、次の手順も必要です。
X軸に配置した「製品ライン」というメンバーを選択し、プロパティーのデータ→プロパティーで、図のように「製品ラインコード」にチェックを入れます。
これで無事に、グラフを選択しても、X軸ラベルを選択しても、名称ではなくコードでドリルスルーを行う事ができるようになります。