##概要
Cognos TM1 10.2.2のFP7が2017年3月末にリリースされましたが、FP7からTurbo Integratorのデバッガーが使用できるようになりました。
IBM TM1 TurboIntegrator Debugger
https://community.ibm.com/community/user/businessanalytics/blogs/stuart-king1/2020/03/19/turbo-intergrator
上記ページにダウンロードURLの記載があります。
https://community.ibm.com/community/user/businessanalytics/viewdocument/turbo-integrator-debugging-tool?CommunityKey=8fde0600-e22b-4178-acf5-bf4eda43146b&tab=librarydocuments
##セットアップ手順
当然ですが、TM1 ServerにFP7が適用されている事が前提です。
先のTIデバッガー紹介リンクにある、TI Debugger here.の文字から、TI Debuggerをダウンロードします。
デバッグ対象のTM1サーバーのTm1s.cfgに以下を追加します。
HTTPPortNumber=8000
EnableTIDebugging=True
先ほどダウンロードしたデバッグツールを任意のフォルダに解凍し、TurboDebugger.batを実行します。
※TM1 Serverノードではなく、開発用端末で解凍です。
URLの指定を、http → https に変更し、ホスト名をTM1 Serverノードのホスト名に変更します。
UsernameとPasswordを入力し、Loginします。
任意の行を右クリック表示されるメニューで、ブレークポイントの指定が可能です。
StepOver、StepIn、StepOutなど可能です。
StepOutしてPrologタブのブレークポイントで止まっている状態です。