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Cognos Framework Managerの接続先が本番環境・開発環境など複数ある場合

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##概要
Cognos BI & AnalyticsのFramework ManagerをWindows端末に入れてモデル開発を行うと思いますが、時々、開発環境にも本番環境にも一つの端末のFramework Managerから接続したいがどうすれば良いか、という質問を受ける事があります。
本当に軽いTipsなのですが、過去に何度か聞かれたので投稿します。

##内容
Framework Managerからの接続先の指定は、Cognos Configurationで行います。
下図の「Gateway URI」と「Dispatcher URI for external applications」のところですね。
本番・開発の接続先を変更する際に、ここをいちいち書き換えている環境を時々お見かけしますが、URI書き換えてCognos Configurationを保存すると、その都度暗号化キーの再生成が発生し、そしてこのキーの再生成が失敗してはまってしまう事多いですよね。
004.PNG

解決策は、単に1台の端末に複数のFramework Managerを入れておけば良い、というただそれだけなのですが、結構やられていない方も多いので。
Framework Managerの導入時に、C:\Program Files(x86)\IBM\Cognosの下に(Cognos Analyticsの場合は)「model」というフォルダ名で導入されますが、そこのフォルダ名を変えて何度もインストールする事が可能です。
その結果、下図のように、全てのプログラムを開いた時に、Framework Managerが複数表示されます。
Cognos ConfigurationもそれぞれのFramework Manager毎に存在しますので、先にお話したURI指定は、1度指定しておけば変更は不要なので、暗号化キーの再生成に悩まされる事はなくなります。
003.PNG

生活の知恵的な小ネタでしたが、覚えておいて頂ければどこかで役にたつかと。

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