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Cognos Analytics 12.0 新機能 アシスタント

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概要

自然言語の入力でグラフの作成が行える「アシスタント」の機能の紹介です。
自然言語入力は、元々「閲覧ビュー」の機能の一部として存在しましたが、Cognos Analytics 12では独立した機能として提供されています。
ちなみに、2023年9月時点では言語は英語のみのサポートです。
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参考情報

アシスタント
https://www.ibm.com/docs/ja/cognos-analytics/12.0.0?topic=2023-assistant

操作手順

Top画面に思いっきり質問入力枠が表示されているのでここから入力でも良いですが、赤枠のアイコンからいつでも呼び出せます。
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まず使用するデータを選択します。「Select source」
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今回はCognosサンプルの「Great Outdoors データ・モジュール」を選択します。
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データが読み込まれ、いくつかのデータ・アイテムの説明が表示されます。
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「Ask a question」枠に「show revenue」と入力してみると、Revenueのデータ・アイテムとしての説明が表示されます。
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「show revenue by retailer」と入力すると、Retailer毎のRevenueが自動的に最適なグラフを選択して表示されます。
「Top Insights」には、アシスタントが特に注目すべきと判断したポイントが自然言語で説明されます。
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表示されているRetailerが多すぎるので「what is the top 3 revenue by retailer」と入れてみると、上位3Retailerに絞って表示されます。
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2012年の結果だけを絞ってみたいので、「what is the top 3 revenue by retailer in 2012」としてみます。
「2012」が「年」だという事を言ってないですが、データと文脈から「年」と判断しデータが絞り込まれます。
2012年の場合、先ほどとTop3のRetailerも変わっています。
image.png

赤枠のアイコンを選択すると、グラフの種類が変わります。
「share」では、この結果をメールやTeams、Slackで共有する事ができます。
「Add to new dashboard」を選択すると、
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この様にダッシュボードに対してグラフが添付されます。
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「アシスタント」アイコンを選択すると、ダッシュボードを見ながらアシスタントの使用が可能です。
image.png

全画面アイコンで表示の切り替えができます。
image.png

「More」からそれ以外の機能の呼び出しも可能です。
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「クリア」アイコンで、チャットのリセットが可能です。
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ちなみにFramework Managerで作成したパッケージをデータとして使用する場合は、パッケージの拡張(enrich)が必要となります。
パッケージの拡張
https://www.ibm.com/docs/ja/cognos-analytics/12.0.0?topic=packages-enriching

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