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Cognosでお手軽にメール通知環境を構築する

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概要

Cognos BIを使用していて、レポートの出力をメールで送るテストをしてみたい時に、お手軽にメール通知できる環境を作れると楽ですよね。
今回は、BlackJumboDogというフリーのメールサーバーツールを用いて、お手軽にCognosから自分のメールアドレスに、レポートが添付されたメールを送付する環境を構築する手順です。

手順

Cognos BI 10.2.2@Windowsの環境でやっています。

まずはこちらのサイトから、BlackJumboDogのイメージをダウンロードします。
http://blackjumbodog.codeplex.com/releases/view/121525

001.PNG

Cognosサーバー上で、ダウンロードしたイメージファイルを右クリックして「インストール」します。
002.PNG

次へ
003.PNG

次へ
004.PNG

インストール
005.PNG

完了
006.PNG

スタートメニューから「Launch BJD.exe」を選択します。
007.PNG

こんな画面が起動します。
008.PNG

「オプション」→「メールサーバ」→「SMTPサーバ」を選択します。
009.PNG

中継許可タブにて、以下の様にローカルのアドレスを追加します。
010.PNG

ACLタブでも同様に、ローカルのアドレスを追加し、OKします。
011.PNG

Cognos Configurationの「通知」にて、下のようにSMTPメール・サーバーを指定し、テストを行います。
012.PNG

テストが問題なければ設定を保存し、Cognos ConfigurationからCognosサービスを起動します。
013.PNG

Cognos Connectionから、自分のメールアドレスを指定して、レポートを送信する処理を実行します。
017.PNG

無事に自分のアドレスに、Cognosからレポート付きメールが届きました。
018.PNG

ちなみに、SMTPサーバーへのテストは成功しているのにメールが送信されてこない場合は、Content Store DBのNC_XXXテーブルの再作成を実施すると直る事が多いですので、困った時はやってみてください。
※もちろん、Content Storeのバックアップ取得してから。

以下のSQLでNC_XXXテーブルを全部ドロップし、Cognos ConfigurationからCognosサービスを再起動すると、NC_XXXテーブルが再作成されます。
C:\Program Files\ibm\cognos\c10_64\configuration\schemas\delivery\db2\NC_DROP_DB2.sql

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