##概要
Cognosで障害や不具合が発生すると、cogserver.logを参照すると思います。
こんな感じのログを目を凝らしながら見てますよね。
このログは、タブで分かれていて、各列に意味があるのですが、ログファイル内にそれが書かれてないので、読むのになかなかの経験を要します。
このログを、テキストファイルとして読むのではなく、もっとわかりやすく参照できるツールの紹介です。
##内容
そのツールというのが、Cognos導入ディレクトリの下のbin64フォルダにある、「logviewV2.exe」というツールです。
これをダブルクリックで実行し、「File」メニューの「Load Cognos Log File」からcogserver.logを指定すると、こんな感じに見えます。
Session IDとか、Statusとか、列名が表示されているのがうれしいですね。
ログ表示のフィルターもできます。
例えば、Status列がWarningかFailureのものだけに絞ってみましょう。
左下のフィルターアイコンをクリック、適当な名称を入れてEdit、「Status」をチェックしAddしてOK。
すると、Statusのレベルを聞かれるので、FailureとWarningを選択しOK。
左下のFiltersのウィンドウに「Status」と名前付けたフィルターのエントリーが表示されるので、チェック。
するとこんな感じにStatusがWarningとFailureのエントリーのみの表示になり、エントリーをダブルクリックすると、下部ウィンドウで細かいメッセージが確認できます。
という感じです。
是非Cognos PDの際にご活用下さい。