*こちらの記事は、Shengjun Zhuさん協力の下に作成しました。
*バージョンによって手順が変わる場合があります。最新情報はマニュアルを参照ください。
WebCenter Contentとは
企業のあらゆるコンテンツを管理するエンタープライズコンテンツ管理(ECM)ソリューションです。
セキュアな文書管理として利用が可能です。
1. MarketplaceでOracle WebCenter Contentを使い始める
1.1. Marketplace上のOracle WebCenter Contentについて
MarketplaceのOracle WebCenter Contentは、Oracle Cloud Infrastructure上のVMベースのソリューションとして提供されます。MarketplaceのOracle WebCenter Contentを使用すると、顧客は数回クリックするだけで環境をプロビジョニング/セットアップでき、クラウド上でコンテンツ・ソリューションを提供できるようになります。
1.2. Marketplace上のOracle WebCenter Contentのライセンスについて
MarketplaceのOracle WebCenter Contentは、Oracle WebCenter Content 12c (12.2.1.4)に基づいています。MarketplaceのOracle WebCenter Contentは、BYOLと有料の2種類のMarketplaceオファリングとして利用できます。
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有料:ユニバーサル・クレジット価格を使用するには、次のOracle WebCenter Content (有料)リストのいずれかを使用します。
- Oracle WebCenter Content 12c (有料)
- Oracle WebCenter Universal Content Management 12c (有料)
- Oracle WebCenter Imaging 12c (有料)
- Oracle WebCenter Enterprise Capture 12c (有料)
- Oracle WebCenter Enterprise Capture Standard Edition 12c (有料)
Oracle Universal Creditsを参照してください。
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BYOL:Oracle WebCenter Content (BYOL)リストを使用して、既存のOracle WebCenter Content 12c (12.2.1.4)オンプレミス・ライセンスを使用してライセンスを持ち込むか、Oracle WebCenter Content 12c (12.2.1.4)の新しいライセンスを購入できます。
BYOLリストを使用してMarketplaceでOracle WebCenter Contentをアクティブ化すると、消費されたOracle Cloud Infrastructureリソースに対してのみ料金が発生します。 Oracle PaaSのサービス説明に指定されているように、サポートされている十分なオンプレミス・ライセンスが必要です。
BYOLオファリングのプロセッサー変換率とライセンス要件については、「クラウド・サービスの説明」ページに移動し、「Cloud Service Description」を参照してください。特に、BYOL の次の変換率に注意してください。
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サポートされているプロセッサ・ライセンスごとに、BYOL クラウド・サービスの OCPU を最大 2 つアクティブ化できます。
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サポートされている Named User Plus ライセンス 10 個ごとに、BYOL クラウド・サービスの OCPU を 1 つアクティブ化できます。
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1.3. ロールとユーザーアカウントについて
Marketplace上のOracle WebCenter Content では、ロールを使用してタスクとリソースへのアクセスを制御します。ユーザーに割り当てられたロールにより、ユーザーに特定の権限が与えられます。
Marketplace上のOracle WebCenter Contentへのアクセスは、Oracle Cloud Infrastructureコンソールに設定されたロールとユーザーに基づきます。WebCenter Contentをプロビジョニングするには、OCI管理者ロールが必要です。
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アイデンティティ・ドメインに更新されたテナントは、次のOracle Cloudにテナント管理者アカウントを追加する方法を参照してください。
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まだ アイデンティティ・ドメインに更新されていないテナントは、次の手順でOracle Identity Cloud Serviceユーザーを作成できます。
1.OCIコンソールのナビゲーション・メニューから、「アイデンティティとセキュリティ」、「フェデレーション」、「OracleIdentityCloudService」の「アイデンティティ・プロバイダの詳細」に移動します。
2.「Oracle Identity Cloud Service Console」リンクをクリックし、IDCS管理コンソールを表示します。
3.「IDCSユーザーの作成」をクリックします。
4.フィールドに入力してユーザーを特定します。「グループ」フィールドで、このユーザーが属するIDCSグループ Administratorsを選択します。
5.「終了」をクリックします。
1.4. 始める前に
1.4.1. Oracle Cloud Infrastructure コンソールにサインイン
Oracle Cloud Infrastructure コンソールにサインインするには、次の手順を実行します。
- http://cloud.oracle.com にアクセスします。
- クラウド・アカウント名を入力し、「続行」をクリックします。
- デフォルトのドメインを選択し、「次」をクリックします。
- ようこそメールに記載されているユーザー名とパスワードを入力し、「サイン・イン」をクリックします。Oracle Cloud Infrastructure コンソールが表示されます。
1.4.2. 前提条件
WebCenter Contentスタックをプロビジョニングする前に、次の前提条件を完了する必要があります。
1.4.2.1. システム要求
OCI で Oracle WebCenter Content を使用するには、次のサービスにアクセスする必要があります。
- Identity and Access Management (IAM)
- Compute、ネットワーク、ブロック・ストレージ、ブロック・ボリューム
- Vault、Key、Secrets
- リソース・マネージャー
- データベース
- ロードバランサー
- Tagging
Oracle Cloud Infrastructureテナンシ内のサービスに次の最小制限があることを確認し、必要に応じてサービス制限の増加をリクエストしてください。
サービス | 下限値 |
---|---|
Identity and Access Management (IAM)ポリシー | 1 |
Compute Shape VM.Standard.E4.Flex or VM.Standard.E5.Flex | 1 |
仮想クラウドネットワーク | 1 |
ブロックストレージ | 1TB |
ブロック・ボリューム | 50GB |
Vault & Key | 1 |
Secrets | 6 |
ロードバランサ | フレキシブルロードバランサ |
Oracle Cloud Infrastructure Vault (旧称 Key Management) では、標準のボールトは複数のテナントを持つハードウェア・セキュリティ・モジュール (HSM) パーティションでホストされ、課金にはよりコスト効率の高いキーベースのメトリックを使用します。仮想プライベート・ボールトは、HSM に専用パーティションを割り当てることで、分離性とパフォーマンスを向上させます。ボールトのタイプごとに、Oracle Cloud Infrastructure テナンシに個別のサービス制限があります。シークレットの制限は、すべてのボールトに及びます。
Oracle Cloud Infrastructureドキュメントの 「サービス制限」を参照してください。
1.4.2.2. SSHキーペアの生成
SSHキーペアの生成については、 generate_ssh_keyを参照してください。
このSSHキーペアは、DBノードと WebCenter Contentノードを作成するために使用されます。スタックの実行後に Bastion インスタンスと Compute インスタンスに接続するためにも使用されます。
1.4.2.3. コンパートメントの作成
テナンシにMarketplaceインスタンスのOracle WebCenter Content用のコンパートメントがまだ含まれていない場合は、新しいコンパートメントを作成できます。
Oracle Cloud Infrastructureでコンパートメントを作成するには:
-
Oracle Cloud Infrastructureコンソールにサインインします。
-
ナビゲーション・メニューを開き、「アイデンティティとセキュリティ」をクリックします。「アイデンティティ」の下で、「コンパートメント」をクリックします。テナント内の既存のコンパートメントのリストが表示されます。
-
「コンパートメントの作成」をクリックします。次のように入力します:
- 名前: 名前を指定します。たとえば、wcc-compartment。コンパートメント名の制限は次のとおりです: 文字、数字、ピリオド、ハイフン、アンダースコアを含む最大 100 文字。名前は、テナント内のすべてのコンパートメントにわたって一意である必要があります。
- 説明: わかりやすい説明。
- 親コンパートメント:親コンパートメントを選択します。
1.4.2.4. VCNの作成
-
OCIコンソールにログインし、「ネットワーク」、「仮想クラウド・ネットワーク」の順に移動します。
-
次の項目を指定し、「次」をクリックします。
-
確認ページで「VCNの作成」をクリックします。VCNが作成されます。
1.4.2.5. データベースの作成
新しいデータベースをプロビジョニングする場合にのみ、新しい DB システムが必要になります。それ以外の場合は、既存のデータベースを使用することもできます。
新しい DB システムを作成するには、次の手順を実行します。
-
OCI コンソールにログインし、「Oracle Database」、「Oracleベース・データベース」の順に移動し、「DBシステムの作成」をクリックします。
-
次のパラメータを指定します。
- コンパートメントの選択: 適切なコンパートメントを選択します。例えば、wcc-compartment
- DBシステムの名前の指定: 適切な名前を指定します。
- 可用性ドメインの選択: AD1 を選択します。
- シェイプの構成: AMD VM Standard E4 Flex(最低は2コアOCPU)
- ストレージの構成: 256MB以上(要件に合わせて選択)
- DBシステムの構成: 合計ノード数を選択します。合計ノード数は 1 の場合、任意のOracle Databaseソフトウェア・エディションを選択する可能です。RACを利用したい場合はノード数を 2 に設定してください。RACは、Enterprise EditionのExtreme Performanceのみ選択可能です。
- SSHキーの追加: 最初のステップで作成した公開 SSH キーをアップロードします。最初の手順で生成されたキーを再利用することも、データベース・インスタンス用に新しいキー・ペアの生成もできます。DB システムの作成に使用した SSH キーをメモします。このPrivate SSH キーは、後でVaultのシークレットに追加されます。
- ライセンス: BYOL、またはライセンス込み(License included)
- 仮想クラウド・ネットワーク: 前に作成したVCNを選択します。
- クライアントのサブネット: ドロップダウン・リストから選択します。
- ホスト名の接頭辞: 適切な名前を選択します。
-
Nextをクリックします。
- データベース名: データベースの名前を指定します。
- データベース・イメージ: Oracle Database 19c。
- PDB名: pdb1
- 管理者の資格証明の作成: 「sys」と適切なパスワードを指定します。
- バックアップの保存先: オブジェクトストレージ
- 残りの入力フィールドについては、デフォルト値を選択します。
1.4.2.6. IDCS
プロビジョニング中に Weblogic ドメインで IDCS セキュリティ プロバイダを構成するには、IDCS 機密アプリケーションが必要です。IDCS 機密アプリケーションを作成するには、次の手順を実行します。
-
WebCenter Contentプロビジョニング用の新しいIDCS 機密アプリケーションを作成します。IDCS 管理コンソールにログインします。例えば、
https://<your-idcs-link>.identity.oraclecloud.com/ui/v1/adminconsole
。このURLは、OCIコンソールから、「アイデンティティとセキュリティ」、「フェデレーション」、「OracleIdentityCloudService」の「アイデンティティ・プロバイダの詳細」に移動すると見つかります。
-
「クライアント」セクションで、「このアプリケーションをクライアントとして今すぐ構成します」を選択し、「認可」で次の付与タイプを選択します。
-
「完了」ボタンが表示されるまで「次」をクリックして、他のすべてのセクションをスキップします。
-
このアプリのクライアント ID とクライアント・シークレットをメモします。クライアント・シークレットは、後でボールトのシークレットに追加されます。
-
作成したアプリケーションに移動し、「アクティブ化」をクリックして、このアプリケーションをWebCenter Contentプロビジョニングで使用できるようにします。
1.4.2.7. Object Storage Bucketを作成する
-
Oracle Cloud Infrastructure コンソールにサインインします。
-
ページの左上隅にあるナビゲーション・メニューをクリックし、「ストレージ」をクリックし、バケットをクリックします。(正しいコンパートメントと正しいリージョンにいることを確認してください。)
-
以下を指定して、「作成」をクリックします。
1.4.2.8. ユーザーAPIキーを作成する
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Oracle Cloud Infrastructure コンソールにサインインします。
-
「秘密鍵のダウンロード」をクリックして秘密鍵をダウンロードします。秘密鍵は後でボールトのシークレットに追加されます。「追加」をクリックします。
-
「コピー」をクリックして、後で必要になるユーザー OCID とフィンガープリントを含む構成ファイルの内容をコピーします。ダイアログを閉じます。
1.4.2.9. ボールトのシークレットを作成する
-
OCI コンソールにログインし、Vaultを検索して、Vault アプリを作成します。
-
前に作成した Vault アプリをクリックします。「キーの作成」セクションでコンパートメント、保護モード、名前、アルゴリズム、長さなどを指定して、マスター暗号化キーを作成します。
-
左側の「シークレット」をクリックし、「シークレットの作成」セクションでコンパートメント、名前、キー、シークレット・タイプ・テンプレート、シークレットの内容などを指定してシークレットの追加を開始します。
シークレット名 秘密の説明 コメント wcc-admin-password WebCenter Content管理者パスワードのシークレット 「シークレットコンテンツ」フィールドには、Weblogic パスワード値を入力する必要があります。パスワードは、少なくとも 1 つの数字または特殊文字を含む 8 文字以上の英数字である必要があります。 db-system-sys-password DBシステムSYSパスワードのシークレット 「新しい DB システムの作成」セクションで作成した DB の SYS ユーザー パスワードを「シークレット コンテンツ」フィールドに使用する必要があります。 db-system-ssh-private-key DB System SSH 秘密キーのシークレット 「シークレットコンテンツ」フィールドには、 「新しい DB システムの作成」セクションで DB を作成するために使用された秘密キーの値を入力する必要があります。 idcs-client-secret IDCSクライアントシークレットのシークレット 「シークレットコンテンツ」フィールドには、 IDCSセクションでIDCS機密アプリが作成されたときに記録されたクライアントシークレット値を入力する必要があります。 wcc-schema-password WCC スキーマのパスワードのシークレット 例: OCI#db#456789123
パスワードはパスワード ポリシーを満たす必要があります。
パスワードは文字で始める必要があります。
パスワードには少なくとも 2 桁の数字が含まれている必要があります。
パスワードには少なくとも 2 つの大文字が含まれている必要があります。
パスワードには少なくとも 2 つの小文字が含まれている必要があります。
パスワードには、セット [$#_] の特殊文字を少なくとも 2 つ含める必要があります。
パスワードは 15 文字以上である必要があります。oci-user-private-key ユーザーAPI秘密鍵のシークレット 「シークレット コンテンツ」フィールドには、「新しいユーザー API キーの作成」セクションで以前にダウンロードした秘密キーの値が入力されている必要があります。
1.5. WebCenter Content スタックのプロビジョニング
Oracle Cloud Infrastructureの選択したコンパートメントにOracle WebCenter Content on Marketplaceインスタンスをプロビジョニングできます。
MarketplaceインスタンスにOracle WebCenter Contentをプロビジョニングするには:
-
直接 URL を使用するか、はOracle Cloud Infrastructureを参照して、MarketplaceのWebCenter Contentリストに移動します。
-
直接URLを使用する場合:
a. ブラウザにURLを入力します。
- WebCenter Content, Imaging & Enterprise Capture 12c (BYOL) の場合 : https://cloudmarketplace.oracle.com/marketplace/ja_JP/listing/159669987/
- Oracle WebCenter Universal Content Management 12cの場合 : https://cloudmarketplace.oracle.com/marketplace/ja_JP/listing/163112932/
- Oracle WebCenter Content 12cの場合 : https://cloudmarketplace.oracle.com/marketplace/ja_JP/listing/163112726/
b. 「アプリケーションの入手」をクリックします。
c. Oracle Cloud Infrastructureリージョンを選択し、「サイン・イン」をクリックします。
d. Oracle Cloud Infrastructureコンソールにサインインします。
-
OCIコンソールから参照する場合:
a. Oracle Cloud Infrastructureコンソールにサインインします。
b. ナビゲーション・メニューを開き、「マーケットプレイス」をクリックします。「マーケットプレイス」で、「すべてのアプリケーション」をクリックします。
c. 「マーケットプレイス」検索フィールドに「WebCenter Content」と入力します。WebCenter Contentのマーケットプレイスのリストが表示されます。
-
-
利用規約と制限事項に同意し、「スタックの起動」をクリックします。
デフォルトでは、最新のバージョンが自動的に選択されます。古いバージョンを利用する場合は、バージョンを変更してください。
-
スタックの作成ウィザードが表示されます。インスタンスのスタックに関する情報を提供します。
a. スタック情報:
b. 変数を構成します。
Stack Configuration
- Resource Name Prefix: プレフィックス (WCC など) を入力します。すべてのコンピューティング・リソースとネットワーク・リソースの名前は、このプレフィックスで始まります。文字で始まる必要があり、文字または数字のみを含めることができます。
- SSH Public Key: SSH公開キー(「SSHキーペアの生成」で作成したSSH公開キー) を指定します。
- OCI Policies: WebCenter Content リソースのプロビジョニング、データベース・ネットワークの構成、および Vault シークレットの読み取りを行うポリシーをスタックで作成する必要がある場合は、このチェック・ボックスをオンにします。このオプションをオフにするのは、上級ユーザーのみです。
- Enable Authentication Using Identity Cloud Service: Oracle Identity Cloud Service (IDCS)に対してWebLogic Serverユーザーを認証する場合は選択します。選択しない場合、WebLogic Server はローカル・アイデンティティ・ストアを使用します。
- Enable Object Storage as default storage: ドキュメントを保存するためのファイル・システムではなく、オブジェクト・ストレージをデフォルトのストレージとして必要な場合は、このチェック ボックスをオンにします。選択した場合は、オブジェクト・ストレージ・セクションのフィールドに入力する必要があります。
- Enable Private Service: FastConnect を使用するためにサービスをプライベート・サブネットにプロビジョニングする場合選択します。
- Enable Key Management with OCI Vault: OCI Vault でキー管理を有効にする必要がある場合は、このチェックボックスをオンにします。選択した場合は、「ボールトのシークレットを作成する」で説明されているように、Vault シークレットを事前に作成する必要があります。
Virtual Cloud Network
既存の VCN を使用している場合は、次の手順を実行します。
- Network Compartment: 前に作成したコンパートメントを選択します。
- Existing Network: 前に作成したVCNを選択します。
新しい VCN を使用する必要がある場合は、「Create a Virtual Cloud Network」チェック・ボックスを選択し、次の手順を実行します。
- Network Compartment: 先ほど作成したコンパートメントを選択します。
- Virtual Cloud Network Name: このサービス用に作成する新しい VCN の名前を指定します。
- Virtual Cloud Network CIDR: 新しい VCN に割り当てる CIDR を指定します。
Object Storage
このセクションはオプションです。スタック構成セクションで「Enable Object Storage as default storage」チェック・ボックスを選択した場合のみ、このセクションを完了してください。
- Object Storage Compartment: バケットが作成されたコンパートメントを選択します。
- Bucket Name: 先ほど作成したバケット名を指定します。
- User OCID: 現在のユーザーの OCID が自動的に入力されます。API キーの作成に別のユーザーを使用している場合は、そのユーザーのユーザー OCID を指定します。
- Public Key Fingerprint: 構成ファイル (前提条件の一部としてユーザー API キーを作成したときにコピーしたファイル) からフィンガープリントを指定します。
- OCI User Private Key Secret Compartment: ユーザー API 秘密キーのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
- Secret for OCI User Private Key: ユーザー API 秘密キーのシークレットを選択します。
Database
- Database Strategy: プロビジョニングに使用するデータベースのタイプを選択します。サポートされているデータベースは、データベース・システムと Autonomous Transaction Processing データベースです。
Database Strategyとして「Autonomous Transaction Processing Database」を選択した場合は、表示される次の項目を入力します。
- Autonomous Database compartmentの値を選択します。
- Autonomous Databaseの値を選択します。
- Autonomous Database Admin Password Secret Compartment: Autonomous Database 管理者パスワードのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
- Secret for Autonomous Database Admin Password: Autonomous Database 管理者パスワードのシークレットを選択します。
Database Strategyとしてデータベース・システムを選択した場合は、表示される以下の項目を入力します。
- DB System Compartment の値を選択します。
- DB System OCID の値を選択します。
- PDB name: DB システムの PDB 名を指定します。
- DB System Network Compartment の値を選択します。
- DB System VCN OCID の値を選択します。
- DB System PDB User: 値「sys」をそのままにしておきます。このユーザー名は変更しないでください。
「Enable Key Management with OCI Vault」を有効にするを選択していない場合は、表示される以下の手順を実行します。
- DB System Password: DB システム・パスワードの値を指定します。
- DB System SSH Private key: 作成された DB システム SSH 秘密キーをアップロードします。(パスフレーズなし)
「Enable Key Management with OCI Vault」を選択した場合は、表示される以下の項目を完了します。
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DB System Password Secret Compartment: DB システム・パスワードのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
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Secret for DB System Password: DBシステム・パスワードのシークレットを選択します。シークレット・キーを定義するときは、各シークレットにわかりやすい名前を指定しておく必要があります。
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DB System SSH Private key Secret Compartment: DB システム SSH 秘密キーのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
-
Secret for DB System SSH Private key: DB System SSH 秘密キーのシークレットを選択します。
-
Provision WebCenter Content with custom database schema prefix: カスタム・データベース・スキーマ・プレフィックスを使用して WebCenter Content をプロビジョニングするには、このチェック・ボックスをオンにします。選択しない場合は、ランダムなスキーマ・プレフィックスを使用して WebCenter Content がプロビジョニングされます。
上記のチェックボックスを選択した場合は、表示される以下の項目を入力してください。
- Custom database schema prefix: WebCenter Content をプロビジョニングするためのカスタム・データベース・スキーマ・プレフィックスの値を指定します。大文字のみを含めることができます。
d. Bastion Instance:
既存の VCN を使用している場合は、次の手順を実行します。- Bastion Host Subnet CIDR : Bastion インスタンスに使用する既存のパブリック・サブネットを選択します。
- Bastion Host Shape : 適切な Bastion ホストシェップを選択します (デフォルト値をそのまま使用します)。
e. WebCenter Content Compute Instance:
- Compute Shape: 適切なVMシェップを選択します。
- OCPU Count:OCPU数を選択します。デフォルト値は 2 です。
既存の VCN を使用している場合は、次の手順を実行します。
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Existing Subnet for WebCenter Content Compute Instances: WebCenter Content コンピュート・インスタンスに使用する既存のサブネットを選択します。
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Node Count:WebCenter Content コンピュート・インスタンスの数、およびドメイン内の管理対象サーバーの数。 デフォルト値は 2 です。
f. File System:
- Use Existing File System: 既存のファイル・システムとマウント・ターゲットを使用するには、このチェック・ボックスをオンにします。選択した場合は、既存のファイル・システムのコンパートメントと可用性ドメインを選択し、ファイル・システム OCID を指定する必要があります。マウント ターゲットには、選択した VCN CIDR へのトラフィックを許可するようにセキュリティ ルールが構成されている必要があります。ファイル・ストレージの VCN セキュリティ・ルールの構成を参照してください。
- File System Compartment: ファイル・システムのコンパートメントを選択します。
- File System Availability Domain:ファイル・システムの可用性ドメインを選択します。
g. Load Balancer:
- Existing Subnet for Load Balancer: ロード・バランサに使用する既存のサブネットを選択します。
- Minimum Bandwidth for Flexible Load Balancer の値を指定します。
- Maximum Bandwidth for Flexible Load Balancer の値を指定します。
h. Identity Cloud Service Integration:
- Identity Domain URL: IDCS ドメイン URL の値を指定します。
- Identity Client ID: IDCS クライアント ID の値を指定します。
- Identity Client Secret Compartment: IDCS クライアント・シークレットのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
- Secret for the Identity Client Secret: IDCS クライアント・シークレットのシークレットを選択します。
i. WebCenter Content WebLogic Domain Configuration:
- WebCenter Content Admin User Name: 値「weblogic」をそのままにしておきます。
「Enable Key Management with OCI Vault」を有効にするを選択していない場合は、表示される以下の手順を実行します。
- WebCenter Content Admin Password: WebCenter Content 管理者パスワードの値を指定します。
- WebCenter Content Schema Password: WebCenter Content スキーマ・パスワードの値を指定します。
「Enable Key Management with OCI Vault」を選択した場合は、表示される以下の項目を完了します。
- WebCenter Content Admin Secret Compartment: WebCenter Content Server管理者パスワードのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
- Secret for WebCenter Content Admin Password: WebCenter Content管理者パスワードのシークレットを選択します。
- WebCenter Content Schema Password Secret Compartment: WebCenter Contentスキーマ・パスワードのシークレットを保持するコンパートメントを選択します。
- Secret for the WebCenter Content Schema Password: WebCenter Contentスキーマのパスワードのシークレットを選択します。
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「次へ」をクリックします。すべての構成変数を確認して、「作成されたスタックで適用を実行しますか」セクションの「適用を実行」チェックボックスをオンにします。「作成」をクリックします。
-
すべてが期待どおりに進むと、適用ジョブのログの最後にサービスのエンドポイントが表示されます。
webcenter_content_agent_configuration_id = "ocid1.unifiedagentconfiguration.oc1.ap-osaka-1.amaaaaaaak7gbrianpkbesjodzpwikf7rpacxl6opefxi2sjs3jin5tygowq" webcenter_content_cs_endpoint = "https://217.142.239.133:16200/cs" webcenter_content_dc_console_endpoint = "https://217.142.239.133:16400/dc-console" webcenter_content_imaging_endpoint = "https://217.142.239.133:16000/imaging" webcenter_content_instances = "[\""{ Instance Id:ocid1.instance.oc1.ap-osaka-1.anvwsljrak7gbricyjyclwrucgaeba6thtneca7n2hwkdxbl6eoxcidpslvq, Instance name:WCC0801-wls-1, Availability Domain:bxtG:AP-OSAKA-1-AD-1, Instance Shape:VM.Standard.E5.Flex, Private IP:10.0.1.102, Public IP: }\"",\""{ Instance Id:ocid1.instance.oc1.ap-osaka-1.anvwsljrak7gbricss5bujmar6joj67k5geunglghdiovnvnsh6g7qaz5oia, Instance name:WCC0801-wls-2, Availability Domain:bxtG:AP-OSAKA-1-AD-1, Instance Shape:VM.Standard.E5.Flex, Private IP:10.0.1.34, Public IP: }\""]" webcenter_content_log_group_id = "ocid1.loggroup.oc1.ap-osaka-1.amaaaaaaak7gbriaai6cw3kgoi5knsmh5edesm6hc6zxhntf7hr577n7mtoq" webcenter_content_log_id = "ocid1.log.oc1.ap-osaka-1.amaaaaaaak7gbriavidbmutkujrhxkv5r44j6pvburouoyru5tlenar7sxvq" webcenter_content_wcc_endpoint = "https://217.142.239.133:16225/wcc" webcenter_content_weblogic_console_endpoint = "https://217.142.239.133:7001/console" webcenter_content_weblogic_em_endpoint = "https://217.142.239.133:7001/em"
-
WebCenter Contentスタックに移動するには:
- サイドメニューで、「Developer Services」、「Resource Manager」、「Stacks」の順に選択します。
- コンパートメントを選択し、作成したWebCenter Contentスタックの名前をクリックします。
-
何か問題が発生した場合、または何らかの理由でWebCenter Contentデプロイメントの一部としてプロビジョニングされたすべてのリソースのクリーンアップを実行する必要がある場合は、ジョブの破棄を使用してクリーンアップを実行します。
以上です