本記事の目的
- 動的型付け・静的型付けの概念がよくわかってなかったので簡潔に整理した。
- ついでに Go 言語が(個人的に見た感じ)人気な理由についても確認したので、そのメモ。
結論
- 動的型付け言語 : 変数などのデータ型の宣言がいらないプログラミング言語
- 静的型付け言語 : 変数などのデータ型の宣言が必要なプログラミング言語
種別 | 特徴 | 具体的言語 |
---|---|---|
動的型付け | ・記述量が少なく、簡単に書ける ・解釈の余地がある書き方となるため、複数人での開発だと各コードの意味することが分からず、保守性で物足りないところあるかも |
Python, Ruby, PHP... |
静的型付け | ・プログラム実行前にバグやエラー箇所を特定できる ・メモリを最適化しパフォーマンス向上させる |
Java, C#, Go... |
結論としては・・・
- 生産性をとるなら「動的型付け言語」
- すばやく学んですばやく実装する、とかであればこちらが向いてそう
- 実行速度や保守性をとるなら「静的型付け言語」
- 利用者が多くてユーザ体験を重視しないといけない・・・となるとこちらが向いてそう
金融機関では Java が使われていることが少なくないみたいだが、上記背景ゆえかも。スピードよりかは安定運用を重視しての言語採用。
- 静的型付け言語は保守性に優れているものの、動的言語の特徴である「記述量が少なく、簡単に書ける」がなく、学習ハードルが高い・・・。しかし、Go 言語はシンプルにつくられており学習しやすい。いわば「動的ならではの書きやすさ」と「静的ならではの保守しやすさ」のいいとこどりをしているからこそ人気!と言えそう。
参考記事
以下記事を参照させていただきました。ありがとうございました!