組み立てができましたので、モーターを通電して動作確認したいと思います。
いきなりプロペラをつけるのも危険なので、まず、プロペラはつけないでテストしましょう。
モーターの入力信号
モーターを駆動するため、フライトコントローラーとモーターの間にESCというドライバが必要です。このESCにPWM信号を与えることによって,モーターの回転速度を制御することができます。
モーターの可動確認の電路図
ソースコード
test_motor.ino
/*
Arduino Brushless Motor Control
by Dejan, https://howtomechatronics.com
*/
#include <Servo.h>
Servo ESC; // create servo object to control the ESC
int potValue; // value from the analog pin
void setup() {
// Attach the ESC on pin 9
ESC.attach(9,1000,2000); // (pin, min pulse width, max pulse width in microseconds)
}
void loop() {
potValue = analogRead(A0); // reads the value of the potentiometer (value between 0 and 1023)
potValue = map(potValue, 0, 1023, 0, 180); // scale it to use it with the servo library (value between 0 and 180)
ESC.write(potValue); // Send the signal to the ESC
}
ESCキャリブレーション
ESCには高点と低点があります。ESCが正しく動作のため、フライトコントローラーの最大(小)打角をESCに伝える必要があります。
ESC をキャリブレーションするの手順は下記に示す:
- ESCを通電する前に、まずフライトコントローラーの出力を最大値に設定します。
- 次に、ESCの電源を入れると、モーターからビープ音が数回鳴り、新しい最高点を設定したことを確認します。
- そして、フライトコントローラーの出力を最小値に設定します。
- 確認のビープ音が再び鳴り、ESCキャリブレーションが完了します。
テストするときには,いつもショートに注意して,電源をすぐ切れるように注意しましょう