よく混同してしまうインスタンスストア、EBS
よくEC2関連でEBSとインスタンスストアの2つを聞くと思います。
ただ、揮発性どっちで、容量多いのがこっちだっけとよく混同してしまいます。
なので、この際まとめてみようと思います。
インスタンスストアとは
概要
インスタンスストアはインスタンス用の一時的なストレージを提供するもので、バッファ、キャッシュ、スクラッチデータ、その他の一時的データのように頻繁に変化する情報の一時的なストレージに最適だそうです。
以下要点をまとめます。
- EC2インスタンスの一時的なブロックストレージ
- インスタンスストアボリュームの数、サイズ、タイプは、インスタンスタイプとインスタンスサイズ
- インスタンスが停止、終了するとデータは失われる
- 高いIOPS性能が求められる場合に適しているが、耐久性は低い
料金
インスタンスストアボリュームは、インスタンスの使用料に含まれるそうです。(無料)
EBSとは
概要
Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) は、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) 向けに設計された、使いやすく、スケーラブルで、高性能なブロックストレージサービスみたいです。
以下要点をまとめます。
- EBSはインスタンスストアと違いデータは消えない
- 最大サイズは16TB
- ボリュームタイプがある
- 汎用 SSD(gp3, gp2)
- Provisioned IOPS SSD(io2, io1)
- スループット最適化 HDD(st1)
- Cold HDD(sc1)
- EBSボリュームはデフォルトで暗号化され、保存中と転送中のデータが保護される
- EBSスナップショットを使用して、ボリュームのバックアップをAmazon S3に保存できる
料金
使用したストレージ容量とパフォーマンスオプションに基づいて料金が発生します。(有料)
まとめ
インスタンスストアはEC2インスタンスのタイプなどによって、決まり、付与される揮発性のストレージ(無料)。
EBSはEC2インスタンスのタイプ関係なく、ボリュームやパフォーマンスを選べる不揮発性のストレージ(有料)。
混同しやすいので、インスタンスによって決まる揮発性のインスタンスストア、インスタンスとは関係なくきまる不揮発性EBSをしっかり覚えておきたいです。