MBTI is 何?
日本人が自分の血液型を知っているように、アメリカではこのMBTIという診断テストのタイプを使っています。MBTIは、性格を分析するようなテストで、心理学者カール・ユング氏の提唱する人間の情報処理機能を定義づけたタイプ論に基づく診断テストです。
アメリカでは、CIAや米軍にも取り入れられており、今時な大企業でも取り入れられているようです。
MBTIを使うとなぜ良いのかというのか?なぜ必要なのか?を今回説明します
MBTIテストは、16personalitiesこのサイトから簡易的に受けることができます。出てきた結果をメモしておきましょう。
この診断結果の意味を詳しく知りたい人はこちらから、MBTIについてを参照ください
また、チームビルディングをするときには、この結果を周りの人と共有することで、初めて価値があるので、包み隠さず共有しましょう。
MBTIのスタンスとしては、あなたの性格傾向をあくまで示しているものであり、優劣を示しているわけではありません。なので、ENTJ型が優れているとかINTP型は優れていないという考え方はナンセンスです。
MBTIを用いると良い理由
その1. 相手のことを考え方・価値基準を理解できるようになる
ENTPやISFJのように診断結果のアルファベットの3文字目に注目してください。
このT/Fというのは、情報を取り入れたとき、その人はどのように情報を処理しているかを意味しています。
Tの場合には、物事の筋が通っているか、効率的か、といったように、ときには冷酷になるような判断基準を取っており、人倫と物事の真理であれば真理を取るような判断をとります。
Fの場合には、人として正しいかどうか、思いやりを持っているかどうか、といったように協調性を持っているか、人として正しいかどうかで物事を判断します。
そのように、相手の価値基準・情報処理がどういう風に行われているか理解することで、相手に共感することなくても理解し認めてあげることができるでしょう。
また、このTとFのどちらが正しいかという話になると、哲学の話になります。
弁証法の末に、メビウスの輪のように裏表を定義づけできないというのが現状です。
異論がある方は論文でも書いて世界を論破してみましょう。
その2.初見でもだいたいタイプがわかるようになる。
このMBTIを用いると、結果として16パターンの人格に性格を分類されます。この方法は類型論と言われていますが、ざっくりとしたイメージを掴むのには最適です。例えば、ENTP型の人が現れたときには、情報の受け取り方・処理の仕方などが同じ傾向にあるので、対処方法も似てくるようになります。
自分の苦手な性格タイプがあったとしても、その対処法や認識の違いもあらかじめ理解しておくことができるので、上手く付き合いができるようになるでしょう。
例えばハッカソンでのチームビルディングのようなシーンでも、MBTIを取り入れお互いに認識し理解するだけで、関係は円滑化されるでしょう。
MBTIは他者理解のフレームワークとも言えるので、社会不適合者だと自覚している人ほど使っていくべきツールなのかもしれません。
その3.自己分析をすることができ、自分の苦手を相補できる
MBTIはざっくりとその人の個性を4文字のアルファベットで表していますが、厳密にはそれらのアルファベットも深い意味があり、ENTPとENTJは1文字しか違いませんが、性格は全く異なるものとなっています。
詳しいことを学ぶのであれば、まずはユングの提唱した真理機能について説明したタイプ論についてを読んでみてください。
例えば、ENTP型の人は、独創的なひらめきがあるのですが、ISFJの人が持っているような人への優しさや勤勉さが足りない傾向があります。
自己分析ツールとしても使用することができ、より良い人生や自分の立ち位置を明確にする意味でも、MBTIは有効でしょう。