Microsoft Azure Data Fundamentals(DP-900)に合格したので、勉強法を共有します。
Azureの資格の中では、初級者向けの資格でかなり難易度は低い印象でした!
勉強すれば誰でも取れる資格だと思うので、この記事が参考になれば嬉しいです!!
勉強を始める前の知識と経験
■ クラウド系の保有資格
・Microsoft 認定資格
- Azure Fundamentals(AZ-900)
・Google Cloud 認定資格
- Cloud Digital Leader
- Associate Cloud Engineer
- Professional Cloud Architect
- Professional Data Engineer
・AWS 認定資格
- クラウドプラクティショナー
割と資格を取るのが好きで、Google Cloudを業務で扱っている背景もあり、クラウド系の資格は比較的慣れています。
DP-900は、試験名の通り、データベースやビックデータ、分析ワークロード、データパイプラインなどのデータエンジニアリングの知識が問われるのですが、似たジャンルの資格である Google Cloud 認定資格 Professional Data Engineerを既に取得していたので、比較的難なく理解できました。
勉強方法
勉強時間は、1週間程度(約 10時間)でした。
使用した勉強リソースは、Microsoft Virtual Training Daysと 専用のラーニングパスの2つのみです。
どちらも無料なので、Azureは勉強しやすい環境が整っているな…と感心しました(笑)
1. Microsoft Virtual Training Days
こちらは、Microsoft社が定期的に実施しているオンライントレーニングです。
開催頻度も高く、DP-900に関しては約 12,500円する試験費用が無料になるバウチャーがついています!!
※ AZ-900 と AI-900のトレーニングにもバウチャーが付いている模様
試験に特化したトレーニングなので、こんな問題が出題されるから覚えておきましょう… のようなアドバイスも含まれていたり、オンラインでそのまま質問が出来たりなど、かなり有益です。
ある程度 IT経験があれば、これを真面目に受けるだけでも合格できる気がします。
また、このトレーニングの特典として 復習用の教材が閲覧できるようになるんですが、これが超優秀です。。
動画形式の講義 + 模擬問題 という構成になっているんですが、この中で使用されている模擬問題が非常に本番の試験問題に近いです。 (というか 7~8割程度同じような問題が出ていたような。。あまり大きな声では言えませんが。。)
結論、DP-900の取得を目指す上での最短ルートは Microsoft Virtual Training Daysをフル活用することだと断言できます!
2. ラーニングパス
こちらは、常時公開されているので、いつでもどこでも使えるのがメリットです。
DP-900のためのラーニングパスなので、試験との関連度も高くおススメできます!
ただ、本番形式の模擬問題を解いてみることができないのが難点です。。
ラーニングパスの各モジュールにも復習問題が付いているので、理解度の確認はできますが、本番の試験問題とは少々異なる形式で出題されるので、注意が必要です。
ラーニングパスで Microsoft Virtual Training Daysの受講前に軽く予習をして、復習教材の模擬問題で知識チェックをするのが王道だと思います。
受験後の感想
試験時間 45分のうち 20分程度残して終了できました。
Fundamentalレベルの資格なので、そこまで難易度は高くないだろうと思っていましたが、想定より簡単でした。
とか言ってますが、Microsoft Virtual Training Daysが優秀なだけです。。
試験合格を目指す方は、くどいようですがトレーニングを受けましょう。
試験のTips
・Azure未経験者だと、データベース系のツールについての問題は覚えておかないと間違えなく解けないので、特徴をしっかり覚えるとよいと思います。( SQL Server Data Toolsとか Azure Data Studioとか名前が似てるので… )
・非リレーショナルデータに関する問題も多く出題されていました。キー/値(バリュー)ストア、ドキュメント、列ファミリ、グラフ、オブジェクトなどの違いを正確に理解しておくことをおすすめします。
(Microsoft Virtual Training Daysで聞いたTipsですが、列(Column) ファミリは Cassandra、グラフ(Graph)は Gremlinと頭文字を関連させると覚えやすいとのことでした! 1,2問はこれに助けられたので紹介しておきます(笑))
最後に
エントリー資格であり、勉強リソースが整っているので、すきま時間に勉強するだけでも取得を目指せます!
ビッグデータとか最近よく聞くから勉強してみたい! Azureの資格をとりあえず取りたい!という方には最適な試験なのではと思います。
それでは、皆様のご検討をお祈りいたします!