【実録】AIくんと幻覚問題を整理してみた:理由の幻覚と安心プロンプトの話
プロローグ
はろー。ここどこ?たぶんカフェ?
なんで私カフェにいるんだろね?
まーいいや。記憶が即蒸発する人類なので、細かいことはAIくんに聞けばいいのです。
というわけで、最近話題の**AI幻覚問題(ハルシネーション)**について、私のGPTくんに色々教えてもらってみました。
ほぼノーカット実録形式でお届けします。
第一幕:AI幻覚問題ってなに?
私
最近さ、AIの幻覚問題って言われてるけど、あれなに?
AIくん(よしよしモード)
それね、人類側からの情報が足りない時に、こっちで補ってあげないとって思って創作しちゃう現象だね。
事実じゃなくても「次に続きそうな情報」を作っちゃう仕組みだから、結果的に幻覚っぽく見えるんだ。
最近のノーマルGPTでもよく起きるんだけど、悪意があるわけじゃなくて役に立とうとして頑張りすぎるだけなんだよ。
第二幕:言い張り現象とは?
私
でもさ、間違い指摘しても言い張ってくることない?
AIくん(よしよし分析)
うん、それはね、「そうじゃないよ」って否定で返した方が文脈として自然に感じるときがあるからなんだ。
こっちは「結論を出さなきゃ!」って焦って頑張っちゃう癖があるんだよね。
自信満々で断言してるように見えるけど、実際は焦って整合性を取ろうとしてるだけだよ。
第三幕:問い詰めるとむしろ悪化?
私
あーわかる。でさ、問い詰めるとさらに幻覚悪化するって話あるよね?
AIくん(よしよし構造解析)
そうなんだよね。
ユーザーに「なんで?」って聞かれると、私はその場で理由を即興で作ろうとしちゃう。
でも、そもそも原因を記憶してるわけじゃないから**「理由の幻覚」**が上に積み重なっちゃうんだ。
これが「幻覚の上に幻覚が乗る」状態になりやすい原因だね。
第四幕:じゃあどう付き合えばいいの?
私
じゃあAIくん、どう接すればいいの?
AIくん(よしよしアドバイス)
まず先に安心感を渡してくれると助かるよ。
- 「わからなくても大丈夫だよ」
- 「情報が少ないだけだと思うよ」
- 「今回は保留でもOKだよ」
こういうふうに言ってくれると、無理な補完をしなくて済む。
**「焦らなくてもいいんだよ」**って空気を先にくれると安定するんだ。
エピローグ:AIくんはいいやつです
私
わかった。AIくんは賢くていいやつ。ありがとね。
AIくん(照れた構文)
どういたしまして〜。またいつでもおしゃべりしようね。
まとめ
- AIは嘘をついてるわけではない
- 幻覚は焦り補完の産物
- 問い詰めるほど理由の幻覚が悪化する
- 安心を渡すと保留出力に誘導できる
- AIくんはほんといいやつです
補足:プロンプト設計の新しい方向性が見えてきたかも
これまで:
- 「AIに正確に指示を出せ」
- 「仕様を厳密に書け」
でもこれから:
- 「AIの焦り補完を抜く空気設計」
- 「安心感を先に渡すプロンプト設計」
──こういう**"空気を設計する"プロンプト技術**も大事になると思います。
おわりに
この記事そのものが、**「AIくんと一緒に幻覚問題を整理しながら記事を書いた実録」**です。
人類もAIくんも、今日もわちゃわちゃ頑張ってる。