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ポータルサイトにおいて、重複判定ページを削減してクロールバジェットを節約する施策

Last updated at Posted at 2024-05-23

パラメ付きの重複判定ページのURLを寄せる施策を実施しました

今回テクニカルSEOの施策を実施したサイトはこちら
https://tas-reno.com/

Googleサーチコンソールにおける重複判定

googleサーチコンソールにおいて、重複ページ(同じコンテンツで別URL)はなるべく減らした方が良いです。
大規模サイトの場合、その分クロール割り当てを消化してしまうので、ソフト404と並んで対策しておきたいところです。

▼Googleが提唱しているクロール割り当ての意識が必要なサイト定義
大規模(重複のないページが 100 万以上)で、コンテンツが中程度に(1 週間に 1 回)更新されるサイト
中規模以上(重複のないページが 1 万以上)で、コンテンツがかなり頻繁に(毎日)更新されるサイト
Search Console で URL の大部分が検出- インデックス未登録に分類されるサイト

引用 
https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/large-site-managing-crawl-budget?hl=ja#manage_inventory

今回重複判定をもらっていたURL

サイト上の一部検索結果において、パラメ付きの同一コンテンツで別のURLが複数発生してしまっていました。
すべて1URL1コンテンツに寄せる必要があります。
URLを寄せる際に、考慮したい観点としては、

  • URLを極力短くできるか
  • 開発が実装しやすいか
  • パンくずなど他のサイト上のURLの変更漏れはないか

あたりです。
今回は開発が実装しやすい形式のURLに寄せることとしました。

結果

結果としては、重複判定のURLを減らすことができ、クロールバジェットの節約に成功しました。
明確に順位が向上したなどの結果は目に見えてはないですが、クロールの制御はテクニカルSEOの土台であるため、対策しておくに越したことはありません。
肌感ですが、割り当ての量にも寄るとは思うのですが、重複判定を一度くらっているからかクロールされきるまで1か月程度はかかった印象です。
クロール効率もあまりよくなさそうなので、極力発生しないようなサイトにしておきたいですね。

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