パラメ付きの重複判定ページのURLを寄せる施策を実施しました
今回テクニカルSEOの施策を実施したサイトはこちら
https://tas-reno.com/
Googleサーチコンソールにおける重複判定
googleサーチコンソールにおいて、重複ページ(同じコンテンツで別URL)はなるべく減らした方が良いです。
大規模サイトの場合、その分クロール割り当てを消化してしまうので、ソフト404と並んで対策しておきたいところです。
▼Googleが提唱しているクロール割り当ての意識が必要なサイト定義
大規模(重複のないページが 100 万以上)で、コンテンツが中程度に(1 週間に 1 回)更新されるサイト
中規模以上(重複のないページが 1 万以上)で、コンテンツがかなり頻繁に(毎日)更新されるサイト
Search Console で URL の大部分が検出- インデックス未登録に分類されるサイト
今回重複判定をもらっていたURL
サイト上の一部検索結果において、パラメ付きの同一コンテンツで別のURLが複数発生してしまっていました。
すべて1URL1コンテンツに寄せる必要があります。
URLを寄せる際に、考慮したい観点としては、
- URLを極力短くできるか
- 開発が実装しやすいか
- パンくずなど他のサイト上のURLの変更漏れはないか
あたりです。
今回は開発が実装しやすい形式のURLに寄せることとしました。
結果
結果としては、重複判定のURLを減らすことができ、クロールバジェットの節約に成功しました。
明確に順位が向上したなどの結果は目に見えてはないですが、クロールの制御はテクニカルSEOの土台であるため、対策しておくに越したことはありません。
肌感ですが、割り当ての量にも寄るとは思うのですが、重複判定を一度くらっているからかクロールされきるまで1か月程度はかかった印象です。
クロール効率もあまりよくなさそうなので、極力発生しないようなサイトにしておきたいですね。