JSXのルール
ReactのJSX（JavaScript XML）は、JavaScript内にHTMLライクな構文を使ってUIを記述するための拡張構文です。JSXの基本的なルールは次のとおりです。
1. タグは必ず閉じる必要があります。たとえば、
タグはのように、または自己閉じタグ ![]()
のように記述します。
2. JSX内ではJavaScript式を {} で囲んで埋め込むことができます。例えば、
{variable}
のように変数を埋め込むことができます。
3. JSX内でのコメントは {/* */} の形式で記述します。
4. class属性はJavaScriptのclassキーワードとの競合を避けるためにclassNameとして使用します。
のように記述します。5. JSXでは、for属性ではなくhtmlFor属性を使用します。
6. JSX内で複数の要素を返す場合、それらは通常1つのラップされた要素で囲む必要があります。たとえば、
などの要素で囲むか、を使用して囲むことができます。
7. JSX内では、HTML要素の属性を設定する際には文字列として指定するか、JavaScriptの式を {} で囲んで埋め込むことができます。
8. 条件付きレンダリングやループなどの制御構文は、JavaScriptのifやmap関数などを使って記述します。JSX内でのif文は、三項演算子や論理演算子を使用して行います。
これらのルールに従ってJSXを記述することで、Reactコンポーネントを効果的に構築することができます。