JSXの{}について
ReactのJSXでは、波括弧 {}
を使用して、JavaScriptの式や変数を埋め込むことができます。これにより、動的なコンテンツを生成したり、JavaScriptのコードを実行したりすることが可能になります。
使用方法
具体的な例を見てみましょう。
import React from 'react';
function MyComponent() {
const name = 'John';
const age = 30;
return (
<div>
<h1>Hello, {name}!</h1>
<p>You are {age} years old.</p>
<p>The current time is {new Date().toLocaleTimeString()}.</p>
</div>
);
}
export default MyComponent;
上記の例では、波括弧 {}
を使用して、name
変数や age
変数、new Date().toLocaleTimeString()
のような JavaScript の式を JSX 内に埋め込んでいます。これにより、name
や age
の値や現在の時刻が動的に表示されます。
まとめ
JSX の中では、波括弧 {}
内には任意の JavaScript 式が記述できます。ただし、ブロック文(if
文や for
文など)や変数の宣言(let
や const
)などの文は直接記述できません。代わりに、関数の呼び出しや式の評価などの JavaScript 式を使用することができます。