今回はXHTMLからHTML5に移行するときにやっておくべき作業内容を備忘録として残しておきます。
ホームページのSSL化が著しくなった近年、サイトによってはHTML5化をしなければならない場合がでてくると思います。
HTML5では各種宣言がスマートになっていますので、XHTMLで使ってきた不要な宣言等は削除します。
###DOCTYPE宣言
変更前
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
変更後
<!DOCTYPE html>
###htmlタグ
言語の設定もhtmlタグでやってしまいます。
変更前
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
変更後
<html lang="ja">
###メタ情報
XHTMLでは必須だったメタ情報も、HTML5では全く必要なくなります。
文字エンコードだけは必須ですが、よほどのことがない限りUTF-8を指定します。
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<meta http-equiv="content-style-type" content="text/css" />
<meta http-equiv="content-script-type" content="text/javascript" />
<meta charset="UTF-8">
###必要のないtype属性を削除
type属性もJSやCSSの読み込みにはもはや必要ないので削除。inputタグなど必要なものに関しては残しておいてください。
変更前
<link href="css/common.css" rel="stylesheet" type="text/css" />
<script src="js/common.js" type="text/javascript"></script>
変更後
<link href="css/common.css" rel="stylesheet">
<script src="js/common.js"></script>
###空要素を削除
変更前
<img src="hoge.png" alt="" />
<br />
変更後
<img src="hoge.png" alt="">
<br>