はじめに
windows 10の機能に仮想デスクトップというものがあります.
この機能は標準だと,
- [windowsキー] + Ctrl + D : 新しいデスクトップの作成
- [windowsキー] + Ctrl + 右/左 : 仮想デスクトップの切り替え
- [windowsキー] + Ctrl + F4: 仮想デスクトップを閉じる
という設定になっているのですが,押すキーが多くて自分はあまり好きではありませんでした.
ノートPCのメーカーによっては,ジェスチャ割当に対応しているタッチパッドもあるようですが,残念ながら自分の使っているMacBookProのBootcampドライバではジェスチャ操作までは対応してくれていませんでした.
そこで,今回はAutohotkeyを使ってmacっぽく仮想デスクトップ間の移動をできるように設定してみました.
設定方法
次のようなスクリプトを(ファイル名).ahk
で適当な場所に保存します.
このahkファイルをautohotkeyで実行(ダブルクリック)すると設定が適用されます.
シャットダウンすると設定が消えるので,自動設定したい場合はスタートアップフォルダ(C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs)にこのスクリプトを置いておきます.
使い方はAlt + 2本指スクロールです.trackpad++を入れると3本指ジェスチャにも対応するようですが,自分は使ってないので2本指操作でやってます.
操作 | 効果 |
---|---|
Alt + 右スクロール | 右のデスクトップに移動 |
Alt + 左スクロール | 左のデスクトップに移動 |
Alt + 上スクロール | アプリケーション一覧を表示 |
なお,自分の設定では,レジストリエディタで通常スクロールと水平スクロールの向きをそれぞれ逆転させているので,そうではない方は逆に読み替えてください.
Alt & WheelLeft::
Send,#^{Left}
Sleep, 1000 / 4
return
Alt & WheelRight::
Send,#^{Right}
Sleep, 1000 / 4
return
Alt & WheelDown::
Send,#{Tab}
Sleep, 1000 / 2
return
結論
AutoHotKey便利!!