LoginSignup
5
1

More than 3 years have passed since last update.

概要

intra-martという製品をご存知ですか?
企業での業務システムで利用されているシステム共通基盤でjava/javascriptでの開発フレームワークとしての利用がほとんどですが、ローコード開発も可能となってきていて、色々面白くいじることができます。
intra-martとは?

ローコード開発基盤とは

ソースコードを書かない/最小限のソースコードでソフトウェアを開発するためのITツールです。
intra-martでは、
・画面を作成するための「FormaDesigner」
・一覧を作成するための「ViewCreator」
・処理を作成するための「LogicDesigner」
のようなものが用意されています。
2019年春に公開されたバージョンからは、新たな画面開発ツールである「BloomMaker」も追加され、ローコード開発の領域がどんどん増えています。

Hello world

ローコード開発の例として、「Hello world」と記載されたページを作成して公開してみます。
画面作成方法としてはFormaDesignerを利用することもできますが、ここでは処理を作成するためのLogicDesignerで作成してみます。

表示する画面の要素を作成する。

LogicDesignerの処理作成画面であるフロー定義画面を開きます。
q1.PNG

今回はhello worldと表示したいため、その文字列の定数を用意します。
q2.PNG

フロー定義の出力値として「body」を用意(これが画面表示時のbody句となる)します。
q3.PNG

今回は特に処理がないため、開始と終了を線で結びます。
q4.PNG

終了の箱のマッピング定義にて、出力値のbodyに定数のhello worldの文字列を指定します。
image.png

これで、body句として「hello world」を返却する処理が作成できました。
この処理をWEBで公開するための設定を行います。
ルーティング定義にて、先ほど作成した処理に対して公開するための設定を行います。
q5.PNG

ルーティング定義では、作成した処理に対する公開設定を行えます。
レスポンス種別としてはjsonで返却などのパターンがありますが、ここでHTMLとして返却を選択することで、処理の返却値をHTMLとして出力することが可能となります。
このルーティング定義に対して権限設定を行い、指定したURLにアクセスすると、hello worldと書かれたページが表示されます。
q6.PNG

最後に

今回は簡単なページ作成でしたが、基礎となるテンプレートファイルを読み込んで、業務処理の結果をそのテンプレートに埋め込んで画面として公開するなど、様々な使い方ができます。
intra-martのローコード開発はWEB画面上で手軽に作成することが可能なので、試しに色々作ってみると楽しいです。

…画面コピーみたら、フロー定義名とか「hellow」って感じでつづり間違ってますね

5
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
1