🚀 Laravelで最小のECサイトをDDDで作る！（マイグレーション編）

こんにちは！Laravel×DDDシリーズ第6弾です😊 これまでドメイン設計を進めてきましたが、いよいよ実際にLaravelのプロジェクトを作成して、データベースの構造を整備していきましょう。

マイグレーションを使うことで、データベースをコードベースで管理できます。これでDDDの設計が実際のDB構造と一致しますよ✨

📌 マイグレーションファイルの構成

今回作成するマイグレーションファイルは以下の通りです。

• ユーザー(users)
• 商品(products)
• カート(carts)
• 注文(orders)

① ユーザーテーブルのマイグレーション

ユーザー情報を管理します。

public function up(): void
{
    Schema::create('users', function (Blueprint $table) {
        $table->id();
        $table->string('name');
        $table->string('email')->unique();
        $table->string('password');
        $table->timestamps();
    });
}

② 商品テーブルのマイグレーション

商品情報を管理します。

public function up(): void
{
    Schema::create('products', function (Blueprint $table) {
        $table->id();
        $table->string('name');
        $table->integer('price');
        $table->integer('stock');
        $table->timestamps();
    });
}

③ カートテーブルのマイグレーション

ユーザーごとのカートを管理します。カート内の商品情報はJSON形式で管理します。

public function up(): void
{
    Schema::create('carts', function (Blueprint $table) {
        $table->id();
        $table->unsignedBigInteger('user_id')->unique();
        $table->json('items');
        $table->timestamps();

        $table->foreign('user_id')->references('id')->on('users')->cascadeOnDelete();
    });
}

④ 注文テーブルのマイグレーション

注文情報と注文された商品内容をJSON形式で管理します。

public function up(): void
{
    Schema::create('orders', function (Blueprint $table) {
        $table->id();
        $table->unsignedBigInteger('user_id');
        $table->string('status')->default('pending');
        $table->json('items');
        $table->timestamps();

        $table->foreign('user_id')->references('id')->on('users')->cascadeOnDelete();
    });
}

📖 マイグレーションの実行方法

マイグレーションファイルを作成したら、以下のコマンドで実際にDBへ反映しましょう。

php artisan migrate

これで、設計したドメインとデータベースの構造が完全に一致するようになります！

🎯 マイグレーションを使うメリット

• データベース構造が明確で再現性が高まる
• ドメイン設計に忠実なDB構造になる
• 変更管理が簡単になり、チーム内で共有しやすくなる

これでDDD設計から実際の実装への準備が整いましたね！次回は具体的なリポジトリの実装を進めていきましょう✨😊