Debian系のVimについて
Ubuntu, Linux Mint などを含めてDebian系のVimについての話. デスクトップエディションのDebianにデフォルトでインストールされているのは vim.tiny という最小限の機能しかないVim. デフォルトの設定では vi との互換性を重視してあり使いにくい.
ホームディレクトリの.vimrcに
set nocomaptible
set backspace=indent,eol,start
set number
set hidden
などを書き込むと使いやすくなる. set mouse=a も利用可能.
Debian系のディストリビューションで
$ sudo apt install vim
によってインストールされるのは /usr/bin/vim.basic
コマンドライン版のVimの大抵の機能が使えるようになる.
$ sudo apt install vim-nox
によってインストールされるのが /usr/bin/vim.nox
Vim-basicに比べてRuby, Luaなどの機能が追加されている.
ターミナルから
$ vim --version
と打てばVimのどのバージョンを使っていてどの機能が有効なのか表示される.
Vim起動中なら :version
と打てば同様の表示が出てくる.