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【新人教育】OJTで先輩として意識している20個のこと

Last updated at Posted at 2021-04-04

はじめに

私の育成方針としては技術面よりもビジネススキルに重点を置いています。
ですのでQiitaに書いていますがこの記事も技術的な話はあまりしません。

OJTで先輩として意識していること

箇条書きで書いていきます。

1.問題の深掘りをさせる

特に徹底させているのが、問題の深掘りです。
問題の深掘りでは常に直接原因根本原因を考えてもらってます。
直接原因はすんなり言えても根本原因が答えられないことも良くあります。
そういった時にはロジックツリー書いてもらったりもしています。
はじめのうちは一緒に考え、次第にひとりで深掘りが出来るようにしてもらいます。

2.クローズドクエッションを心がけさせる

質問の仕方はクローズドクエッションを心がけてもらっています。
まず自分で調べて自分なりの答えを持ったうえで「〇〇だと考えていますが合っていますか?」と質問してもらっています。
この質問の方法は効率が良いだけではなく自分で調べて一旦の結論をつける訓練になります。
もちろん新人のうちは「何がわからないのかがわからない」なんて時もしばしばあります。
その時は気軽にオープンクエッションでも良いと伝えています。

3.タスクを細分化させる

タスクが細分化されることでタスクを定量的に図りやすくなります。
つまり自分でタスクの計画がたてやすくなります。

4.振っているタスクの意味(誰がなんのために必要としているか)を伝える

誰がなんのために必要としているのかを伝えることで、成果物のゴールがハッキリとします。

5.振っているタスクはその完成が目的ではなく手段であると伝える

新人のうちは目的と手段がゴチャゴチャになってしまいます。
例えば設計書の作成をお願いする場合は「設計書を綺麗に書くことが目的じゃなく、設計書作成はコーディングするための手段」と伝えています。

6.その仕事が(新人にとって)どれくらいの難易度かを伝える

新人のうちは自分で難易度が図れないものです。
どのくらいの難易度かを伝えることで、そのタスクを自分のレベルとのものさしにしてもらいます。

7.常に期待していることを伝える

これは人によりですが、大抵の人間は期待されるとそれに応えようとしてくれます。
素直に照れずに期待していることを伝えています。

8.成果物だけでなく途中経過や仕事ぶりについてもレビュー(アドバイス)する

質問の仕方や途中の報告の仕方など、成果物以外にもレビューする点は多くあります。

9.フィードバックは丁寧に行う

フィードバックは具体的に伝えます。思いつきで話すとブレることがあるので、一度紙に書きだしてからの方が良いです。

10.怒る代わりになぜダメか考えさせ、褒める時はひたすら褒める

怒ることのメリットは少ないです。それよりもなぜなのかを考えさせた方が建設的です。
褒めるべき時はひたすら褒めてください。小さな達成感を味わってもらえます。

11.OJT担当の先輩以外と積極的に直接やり取りをしてもらう

様々な人に関わることは必要です。
出来る環境であれば、新人の内に社外の人間ともやり取りをしてもらっています。

12.会話に雑談を交える

雑談は必要です。適度に緊張を解いて距離感を縮めてくれます。
特にテレワークの今はより雑談の重要度が増していると思います。
会話の内容は無理に面白い話をしようとしなくても良いです。

13.説明時には話し方を変える

何かを説明する際は普段の雑談の時と話し方を変えています。
ゆっくりと話し、少し声のトーンを低くしています。
「今は説明中」という空気を作ります。

14.自信を持って話す

教える側が自信なく話していると教わる側は不安になります。
私はいつも自信を持って話すようにしており、

「たぶん」
「えっと」
「ちょっと」
「なんか」
「あのー」

といった言葉は使わないようにしています。
教える時はハッキリ言い切ります。

15.馬鹿にしたり見下したりしない

先輩というだけでは多少仕事の知識があるだけで、まったく偉くなんてないです。
しかし、先輩というだけで後輩を馬鹿にしたように接したり見下して話す人が少なからずいます。
後輩を尊敬しろとまでは言いませんが人と人なんですから年下であっても対等に接するべきです。
※調子に乗らせるとは違います。きちんと後輩を導くことで、尊敬されてください。

16.答えを教えるだけではなく、考え方やその過程を教える

特に技術者としてこれは意識しています。
例えばSQLで悩んでいる場合、答えを教えるだけではなくSQLの実行順序などを説明し、「なぜそうなるのか」を教えるようにしています。

17.技術的な説明は口頭だけでなく図にして説明する

一度に色々と説明されても理解なんて出来ません。
図に書いたものを説明し、その図を渡すことでいつでも見直しができ、理解が深まります。

18.ペアプログラミングを行う

多少時間がかかったとしてもペアプログラミングを行うべきです。
詳しくは下記の記事にまとめています。

19.日報を書いてもらう

日報には様々なメリットがあります。
自分のタスクの整理とPDCAサイクルを実施できます。
私は以下の形式で日報を書いてもらっています。

■今日やること(Plan)
■今日の結果(Do)
■良かった点(Check)
 理由:
■悪かった点(Check)
■悪かった点の原因と改善策(Action)
 原因:
 対策:
■次回やること
■抱えているタスク

上記を大体10分程度で書いてもらっています。
(初めのうちはもっと時間がかかると思いますが)
これだけの項目があると日報作成に時間が掛かりすぎて無駄だと思う人もいるかもしれません。
しかし、「ホウレンソウ」の第一ステップが日報です。
そして日報からその人の「人柄」が見えてきます。「人柄」が見えるとその人に合った接し方がわかります。
もし日報作成に時間がかかるようなら「どうすれば効率よく書けるのか」を一緒に考えます。

20.週次振り返りを実施する

私は以下の形式で週次振り返りを実施しています。

■その週でやったことの説明
■KPTによる振り返り
■お困りごとの共有
■その他共有事項

毎週KPTを書くことで問題の傾向がわかり、Tryによる自分ルールが出来てきます。
KPT作成に時間が掛かってしまうと思われるかもしれません。
しかし、日報で日々良かったこと悪かったことをあげているので意外と早く書けます。

さいごに

本記事の意識していることには書いていないですが他にも意識すべきものもあります。
テレワーク普及におけるエンジニアのハラスメントとの向き合い方という題名で記事にしたので合わせてお読みください。

今回は先輩向けの記事ですが、新人向けの記事も書いてます。

これらはあくまでも私流の新人教育方法であって、当然正解というわけではないです。
先輩の立場から「こんなこと意識した方が良いよ。」ということがあれば教えてください。
後輩の立場から「こんなこと言われたら困ります(嬉しいです)。」ということがあれば教えてください。

以上です。誰かの参考になれば幸いです。

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