#はじめに
まず結論から言うと、「アウトプット」という行為にはかなりメリットが多いと感じています。
是非これからも続けていきたいと思えたので記事にすることにしました。
決して誰かに押し付けたり一方的におすすめするわけでもなく、あくまでも**「私はこうだったよ」という感想の記事です。
Qiitaが現在「新人プログラマ応援期間」**なので、私の感想記事をきっかけに何か行動を起こしてくれる人もいるかもしれないという淡い期待もあります。
ちなみに毎日投稿は完全にやり過ぎでした。毎日というのはただの自己満足だった気さえします・・・。
そこの反省はこの記事には書きませんがしっかりとしていきます。
※この記事では**「アウトプット」を「行動やそれに伴う成果物」**と定義します。
きっかけ
そもそも私がアウトプット人間になろうと思ったきっかけは
- 仕事で困ることが少なくなり、かといって特別な評価を得ているわけでもなく閉塞感が出てきた。
- 漠然と「レベルアップがしたい」と感じていた。
- 単純に何か新しいことをしたいと思っていた。
といった悩みをメンターの(とこちらが勝手に思っている)知人に相談したところ、「Qiitaとかでアウトプットすれば?」というアドバイスもらったからです。アウトプットの重要性は書籍であったり、色々な場所で聞いてはいるので**「まぁこれも良いきっかけだ」と思い軽い気持ちでとりあえずやってみることにしました。
今までアウトプットの習慣がないため自分の尻を叩く意味で「1ヶ月間毎日投稿する」**と決めました。
毎日投稿の実績
3/14~4/13の31日間で38投稿を行いました。
31日間で38投稿なので、平均で1日約1.2投稿です。
Contributionsは401なので、平均で1投稿約10.5Contributionsです。
投稿した記事のもっとも多いタグはPythonで**47%**でした。
Qiitaの記事投稿という「アウトプット」のメリット
ではメリットを話します。
一部意味が重なっていたりしますがご了承ください。
1.インプット時の意識が高くなる
これがもっともメリットだと感じています。
今まで何か調べ物をしていても**「その場限り」**で終わってしまっていました。
しかし、アウトプット前提で日々仕事やプライベートのプログラミングを行っていると、
**「困ったこと(調べものをしたこと)をとりあえず書き溜めておく」習慣が出来ました。
さらに、「記事にするなら」が頭の片隅にあることで「一歩踏み込んだ内容を調べるクセ」**がつきました。
もちろん調べ物の時間は増えますが、調べた内容が深く記憶されている気がしますし、今までだったら見落としていたものの発見もありました。
2.インプットよりアウトプットが先になることが増えた
何を言っているのかと思われる人もいるかもしれませんが、今までの私は仕事でない限り、**「書籍などでプログラミングの勉強をし、そのあとにプログラミングを行う」という方法をとっていました。
一般的な「インプット⇒アウトプット」の流れです。
しかし、「何か記事にするためにツールでも作るか」と考え、「プログラミングというアウトプット」を先に行うことで「わからないことを調べようというインプット」**が後に来ます。
**「とりあえずやってみる」**というのは私には効果的な方法でした。
思えば情報処理の資格の勉強もまずは問題集を解いてから解説を読んでいたので自分に合った方法だったのかもしれません。
3.頭の中が整理されて記憶に残る
記事を書くために一度頭の中で整理をします。間違ったことを記事にしないために追加で調べたりもします。これは人に話す時も同じだと思いますが、記事投稿はゆっくりと時間をかけて行えるのでより効果的だと思います。
4.フィードバックがもらえる
Qiitaの記事を知人に読んでもらったことで、アウトプットに対しての**「フィードバック」がもらえました。
ここで言っているフィードバックは「具体性が伴わないただの批判」ではなく「具体性が伴なったアドバイス」です。当然批判もあります。しかし、その「具体的な批判」**が重要です。
ただアウトプットをしただけでどこにも公開しないとそのアウトプットはそのままレベルアップしません。
フィードバックを得て修正することでアウトプットがレベルアップし、自分のレベルアップにも繋がります。
5.新しい挑戦が出来る
「Qiitaの記事投稿」というアウトプット行為は仕事ではありません。
そのため新しい挑戦が出来ます。誰にも文句は言われません。
私は仕事ではC#やJavaを主に使っていてPythonの経験はほとんどありませんでした。
新しい挑戦がしたいと思っていたので、記事投稿のためのプログラミングはほぼPythonを使っています。
6.スキルアップする
フィードバックがもらえたり新しい言語を使ってみることでスキルアップが出来ます。
たった1ヶ月のことなのでもっと勉強が必要ですが、Pythonは前よりかなり書けるようになったと思っています。
7.行動のトリガーになる
「投稿しないと」という自分ルールが行動のきっかけになります。
**「アウトプットを習慣化することで、次のアウトプットへのトリガーになる」**という良い循環が起こりました。
8.楽しい
楽しいです。仕事ではないので好き勝手プログラミングが出来ました。
「Youtubeの動画をダウンロードするツール」なんて仕事では絶対に作らないですし。
下の記事のストックが100を超えた頃に「みんなもYoutube動画ダウンロードしてるのか」と考えると嬉しかったです。
9.公式ドキュメントを見る頻度が多くなる
エンジニアとして大事なことだと思います。
普段は、わからないことを調べた際に技術ブログに解決方法が載っていたらそこで終わりにしていました。
記事を書くにあたって、間違ったことを書かないようにいつも以上に公式ドキュメントを見るようになりました。
公式ドキュメントには注意点や様々な知らなかったこと(オプションなど)が記載されています。
10.備忘録になる
これは特に説明する必要もないと思います。
自分が悩んだことを再度見返すことが出来るので単純に便利です。
※これはQiitaの使い方として賛否両論あるとは思いますが。
さいごに
メリットだけを並べていますが、私の場合デメリットがほとんど思いつかないからです。
毎日投稿としたことで少し無理をしたり、記事1本1本のクオリティが低かったりと反省点はありますが、週に1回、月に1回にすればデメリットはなくなると思います。
初めに書いた通り、決して誰かに押し付けたり一方的におすすめするわけでもなく、あくまでも**「私はこうだったよ」という感想の記事です。
なので最後も「私はこれからもアウトプットを行っていきたいと思っています。」**という感想で締めたいと思います。
以上です。