Azure VM(Linux)でスワップファイルを使用する

Azure VMのLinuxは、デフォルトではスワップファイルが設定されていません。
CentOSとUbuntuで設定方法が若干違ったので、設定方法を残しておきます。

環境

• CentOS-based 7.5
• Ubuntu Server 18.04 LTS

事前確認

• まずはVMデプロイ直後の状態を表示します。Swapが0Byteになってます。

$ free -m
              total        used        free      shared  buff/cache   available
Mem:           1918         140        1607           8         170        1561
Swap:             0           0           0

設定

• waagent.confを開きます。

$ sudo vi /etc/waagent.conf

• 以下のように編集します。

ResourceDisk.EnableSwap=y
ResourceDisk.SwapSizeMB=[スワップサイズ]

• Ubuntuの場合は上記に加えて以下の設定をします。

ResourceDisk.Format=y

• OSを再起動します。

$ sudo shutdown -r now

結果確認

• Swapサイズが増えてたらOKです。

free -m
              total        used        free      shared  buff/cache   available
Mem:           1918         139        1634           8         144        1576
Swap:          2047           0        2047