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ECSクラスターにEC2インスタンスをアタッチする

Last updated at Posted at 2019-05-09

#やりたいこと
ECSクラスターを作った後、追加でEC2インスタンスをアタッチしたい。

#EC2インスタンスの設定
ECSクラスターはすでに作ってあるという前提で話を進める。
クラスターにアタッチするために、インスタンスにはいくつか設定が必要だ。

###1. IAMロールは、ecsInstanceRoleにする。

起動時にロールの設定項目がある.
ecsInstanceRoleが存在しない場合は、公式を参考に自分で作成する。

###2. ECSコンテナエージェントをインストールする。

インスタンス起動後にsshして、GitHubから入手できる。

###手順2を省略する方法

インスタンスのAMIをAmazon ECS-Optimized Amazon Linux 2 AMIに設定すれば、手順2は不要。

###3. コンフィグファイル等を設定する。

手順1、2を踏んだ上でインスタンスを作成すると、インスタンスは、aws側が自動で生成するdefaultという名前のクラスターに自動的にアタッチされる。自分で作成したクラスターにアタッチするには、インスタンスのコンフィグを書き換えなければならない。
インスタンスにsshして、/etc/ecs/ecs.configを編集する。

/etc/ecs/ecs.config
ECS_CLUSTER=YOUR_CLUSTER_NAME

YOUR_CLUSTER_NAMEは、アタッチしたいクラスターの名前にする。

###4. コンフィグの変更を適応する

私が詰まったポイントはココ。
インスタンスのログは、/var/log/ecs/ecs-agent.log.timestampにあるのだが、そこを見ると

[CRITICAL] Data mismatch; saved cluster 'default' does not match configured cluster 'YOUR_CLUSTER_NAME'. Perhaps you want to delete the configured checkpoint file?

と出力される。セーブされてるクラスターとコンフィグのクラスターが一致してないよーと書いてある。
要するに、先程コンフィグに書いたクラスター名は、まだインスタンス上ではセーブされていないということ。

ということで、rm /var/lib/ecs/data/* でチェックポイントファイルの削除を行う。
チェックポイントファイルは、インスタンスの起動時に自動で生成されるので、削除して問題ない。

削除をした後は、忘れずにインスタンスの再起動を行うこと。

#これでOK
以上の設定をすれば、クラスターはECSインスタンスと自動でつながる。
クラスターのコンソールのECSインスタンスのところに、アタッチされたインスタンスが表示されるはずだ。

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