ls -lコマンド実行時の属性情報
ファイルの属性情報の見方を理解したとき「秘密の暗号を特別に理解できてしまった」みたいな、有能感というか謎の満足感みたいなものを感じたので共有します。
構成
下記のような構成で成り立っています。
1.ファイル種別
2.パーミッション
3.リンク数
4.所有ユーザー名
5.所有グループ名
6.サイズ
7.更新日
8.ファイル名
1.ファイル種別
①「-」ファイル名
②「l」シンボリック
③「d」ディレクトリ
2.パーミッション
①「r」read 読み込み可能
②「w」write 書き込み可能
③「x」excute 実行可能
ユーザーパーミッション | グループパーミッション | アザーパーミッッション
(ファイルの所有者 | 所有グループ | その他のユーザーに対する許可情報)
rw- r-- r--
パーミッションの表現方法は2種類あり、上記のように文字や記号を用いて表現する方法を「シンボリックモード」数値で表現する方法を「オクタルモード」といいます。
パーミッション | 2進数 | 8進数 |
---|---|---|
rwx | 111 | 7 |
rw- | 110 | 6 |
r-x | 101 | 5 |
r-- | 100 | 4 |
-wx | 011 | 3 |
-w- | 010 | 2 |
--x | 001 | 1 |
--- | 000 | 0 |
下記のような表記を目にすることがあると思いますが、これは最も制限が緩いパーミッションだということがわかります。
$ chmod 777 /tmp/test