これを読んでこの記事を書いた
あなたのおっしゃるレビューってどのことかしら?
http://qiita.com/mima_ita/items/c3490ad1ccc12ad853f1
種本
アジャイルレトロスペクティブ
http://www.amazon.co.jp/dp/4274066983/
本題
上のレビューだとソフトウェアしかレビューの対象としていないが、アジャイルレトロスペクティブでは「レビュー」をプロダクト(orサービス)のマーケットや事業計画における振り返りとしている。
KPIの確認や対象セグメントの占有状況、計画における進捗状況の確認や市場状態の変化などを行なう。
種本では参加者は「開発チーム全員ではない」「チーム外のステークホルダーも出席する」とある。
平鍋さんのいう「アジャイルの両翼」の左翼側をレビューする。
アジャイルにおけるレビューなので
プロセスの定義が(あんまり)ない。
目的と獲得したい利益は大体書いてある。
正解の方も変化する
レビューって開発標準みたいな1つの解答集にもとづいて答え合わせをする系のイメージが(SIerとかだと)あるが、そういうのは一重学習ループという。
アジャイルは野中郁次郎さんのいう二重学習ループに基づいているので、市場に対してアクションをとった結果を見て、正解の方が変化する。
正解の方が変化する以上、レビュー結果を見て「~~の仮説でうまくいくかと思ったら全くの勘違いでした」みたいな感じの結果を踏まえ、事業計画の方も変化する。
結論?
コードだけではなくサービスもレビューされるものだよ、っていう話でした。