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PCでRubyを実行してみよう!| 初めてのプログラミング環境構築 ②

Last updated at Posted at 2021-03-06

前回はWindows、MacそれぞれにRubyをインストールするところまで行いました。
今回はRubyで簡単な文法を試してみましょう!

irbでRubyの動作を確認

まだガッツリプログラムを書くわけではないのでirb(Interactive Rubyの略)を使ってRubyのコードの動作を確認していきます。

PowerShellまたはターミナルで以下のコマンドを入力してEnterを押下してください。

PowerShellまたはターミナル
irb
irb(main):001:0>

「irb(main):001:0>」と言うふうに変化したと思います。これでRubyのコマンドが実行できるようになりました。

ちなみにirbを終了したい時はexitを実行します。

PowerShellまたはターミナル
irb(main):001:0> exit

Rubyの基本文法

ここでRubyの簡単な構文を確認しておきます。

文字列/数字を出力してみよう

Rubyで出力に使う主なコマンドはputsです。
またプログラムを実行する上でデータの型を区別する必要があり、主なものは文字列数字です。
文字列はダブルクオーテーション(")またはシングルクオーテーション(')で囲む必要があります。数字は囲む必要はありません。
例えば、数字を文字列で表現したい時は"1"のようにしてあげれば、文字列として認識してもらえます。
irbで次のように実行してみましょう!

> puts "Hello World!"
Hello World!
=> nil

> puts 100
100

はい!出力されましたね!
Hello World!100が出力結果です。まだイメージが湧かないかもしれないですね。

変数へ代入

先ほどのputsを使った出力は、変数の中身を確認するときなどに使えます。
それでは変数に任意の文字列または数字を代入して、その動作を確認してみましょう。
なお、ここでも文字列数字の区別には注意してください!

> string = "Hello World!"
> integer = 100

変数として用意したstringintegerは英数小文字で始まるものであればなんでも構いません。(例えばsとかiとか一文字でも)
プログラミングでは等号(=)を使って、変数に任意の文字列や数字などを代入します。

それでは変数の中身を出力してみましょう!

> puts string
Hello World!

> puts integer
100

なお、変数は上書きができます。

> string = "Hello World!"
> puts string
Hello World!

> string = "Hello Japan!"
> puts string
Hello Japan!

演算

次は計算をしてみましょう!

演算子 意味
+ 足し算/和 1 + 1 (結果 2)
- 引き算/差 2 - 1 (結果 1)
* 掛け算/積 2 * 2 (結果 4)
/ 掛け算/商 2 / 2 (結果 1)
% 余り/余剰 3 % 2 (結果 1)
** べき乗/余剰 10 ** 3 (結果 1000)
irb(main):013:0> 1 + 1
=> 2
irb(main):014:0> 2 - 1
=> 1
irb(main):015:0> 2 * 2
=> 4
irb(main):016:0> 2 / 2
=> 1
irb(main):017:0> 3 % 2
=> 1
irb(main):018:0> 10 ** 3
=> 1000

配列とハッシュ

先ほどの変数では一つのデータだけを格納していました。
配列やハッシュを使うことで変数一つに対して複数のデータを格納することができます。

配列

こんな形のもの。文字列や数字を[ ]で囲みます。

> price = [100, 200, 300]
> fruit = ["banana", "apple", "orange"]

ハッシュ

配列に似ていますが、波かっこ{ }で囲み、key(例:"banana")とvalue(例:100)がセットで格納されています。

> fruits = {"banana": 100, "apple": 200, "orange": 300}
または
> fruits = {:banana=>100, :apple=>200, :orange=>300}

最後に配列とハッシュの操作を確認してみます。
配列やハッシュの何番目かの要素を取り出してみたいと思います。

プログラミングで順番を指定する場合、一番最初は0番目と数えることに注意してください。

#price配列の1番目を取り出してみる。
#この場合、price配列に[0]をつけることで、「1番目だよ!」と指示することができる。
irb(main):022:0> price[0]
=> 100
#fruit配列の2番目を取り出してみる。
#この場合、price配列に[1]をつけることで、「2番目だよ!」と指示することができる。
irb(main):023:0> fruit[1]
=> "apple"

ハッシュはkeyを指定してあげることで狙ったvalueを取り出すことができる。

irb(main):033:0> fruits[:orange]
=> 300

最後に

今回は基本的な文法をまとめてみました。
この操作ができるようになれば、様々な応用ができるようになると思います!

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