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ブラウザ埋込み型のJavascriptエディタ「ACE」を実装してみた。

Last updated at Posted at 2015-10-01

ブラウザ上で動くACEというエディタ、Javascriptで書かれているのでブラウザで動きます。Webアプリなどに簡単に組み込めます。

試しに実装してみた。

http://www.katacom.jp/ace-builds-master/
DEMO用のファイルをすこし変更してアップロードしただけなので、ただ入力できるだけ。なんですが、「HTML」を入力してみてください。
いろいろ便利でしょ?

実装手順

editor.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge,chrome=1">
  <title>Editor</title>
  <style type="text/css" media="screen">
    body {
        overflow: hidden;
    }
 
    #editor {
        margin: 0;
        position: absolute;
        top: 0;
        bottom: 0;
        left: 0;
        right: 0;
    }
  </style>
</head>
<body>
 
<pre id="editor">
エディタにデフォルトで入れたいコードはココに書く
</pre>
 
<script src="src/ace.js" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
<script>
    var editor = ace.edit("editor");
    editor.setTheme("ace/theme/monokai");
    editor.getSession().setMode("ace/mode/html");
</script>
</body>
</html>
  • 上記をそのままコピーしても大丈夫だと思いますが、ポイントは、
    28行目:src/ace.js を参照するようにします。
    31行目:テーマを決めます。SublimeText風にしたいので、monokaiを指定
    32行目:モードを決めます。今回はHTMLモードにします。
    テーマやモードは、srcフォルダの中に theme-●●.js 、mode-●●.jsが準備されていますので、そこからいろいろお試しください。

  • あとは、入力した値を受け取っていろいろ・・・とアイディアが湧いてきますね。

ACEの基本的な使い方

一応基本的な使い方を紹介しておきます。CMSのエディタ的なのに使えそうなので、HTML編集関連での使い方を紹介。

タグを入力

  1. 普通にタグを入力すると終了タグが自動的に入ります。
  2. あとは中身を入力するだけ

タグ間を移動

終了タグから開始タグに移動したいときなどに。。

  1. 終了タグにあるときに
  2. Ctrl+Alt+Shift+左 (MacはAltをOptionで)
  3. で開始タグに移動

複数タグを同時編集

いちばん感動したのは、Sublime textとかでよくある同時編集機能もデフォルトで使えること。

  1. 終了タグにカーソルがある状態で
  2. Ctrl+Alt+左 (MacはAltをOptionで)
  3. 左を押すたびにタグを移動してカーソルが複製されていきます。
  4. 編集したいタグ全部にカーソルが表示されたらあとは、編集するだけ。
  5. あとは、Ctrl+Alt+Shift+(右|左)を押して移動すると複製されたカーソルを解除しながらタグ間を移動します。

##行を複製

  1. コピーしたい行にカーソルがある状態で
  2. Ctrl+Shift+d
  3. 行がコピーされます

Javascript製のエディタでここまでできるんですね。

#参考記事

http://d.hatena.ne.jp/tsugehara/20130419/1366380767
http://blog.asial.co.jp/934

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