Cloud9にLaravel5.5をインストールしようとすると、PHPやMySQL等のバージョンの問題で躓くことが多かったのでメモ。
環境の構築
https://github.com/shin1kt/cloud9-install-laravel-5.5
環境構築にはこちらを使わせていただきます。
手順は以下になります。
手順
- Cloud9からプロジェクトを作成。
- テンプレートは「PHP」を選択
- プロジェクトを開く
- ターミナルから以下を実行
基本的な環境の構築(PHPとかnodeとかをアップデートしたりします)
$ wget "https://raw.githubusercontent.com/karlkras/cloud9-install-laravel-5.5/master/install-laravel.sh"
$ bash install-laravel.sh
MySQLの構築
MySQLを5.7にします。
$ sudo dpkg -i mysql-apt-config_0.8.7-1_all.deb
まずは、インストールするMySQLの設定をします。
上記を実行するときに、途中で
1. MySQL Server & Cluster (Currently selected: mysql-5.6)
2. MySQL Tools & Connectors (Currently selected: Enabled)
3. MySQL Preview Packages (Currently selected: Disabled)
4. Ok
と聞かれたら
- [1.MySQL Server & Cluster (Currently selected: mysql-5.6)]を選択
- MySQLのバージョンを聞いてくるので、MySQL5.7 を選択
- 元の画面に戻るので、こんどは 上記1のmysql-5.6がmysql-5.7に変わっていることを確認して[4.OK]を選択
続いて以下を実行
$ wget "https://raw.githubusercontent.com/karlkras/cloud9-install-laravel-5.5/master/mysql.sh"
$ bash mysql.sh
途中で、パスワードを聞かれたら空白。
その他はYes的な選択で。
以上で、Laravelをインストールする環境が整います。
Laravel5.5のインストール
まずはComposerからLaravelインストーラを取得
$ composer global require "laravel/installer"
Permission denied
のエラーがでたら
$ sudo chown -R $USER:$USER /home/$USER/.composer
を実行してから、もう一度。
次に、Laravelのインストール(今回は、5.5を指定してインストールします)
$ composer create-project --prefer-dist "laravel/laravel=5.5.*" blog
プロジェクトフォルダができてLaravelがインストールされます。
$ cd blog
.envの設定
DB_DATABASE=laravel
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=
上記を設定して
$ php artisan migrate
とかやって接続できればOK
#ドキュメントルートの設定
Cloud9のドキュメントルートを、Laravelをインストールしたフォルダに変更
$ sudo vi /etc/apache2/sites-enabled/001-cloud9.conf
以下の部分を設定変更
DocumentRoot /home/ubuntu/workspace/blog/public
[blog]のところはプロジェクトフォルダ名です。
変更したらWebサーバの起動。Cloud9なので、起動ボタンをおすだけでWebサーバが起動します。
Laravel Mix
フロントエンドの開発ができる環境を手軽に構築できます。
プロジェクトフォルダのルートにて
$ npm install
終わったら
$ npm run watch
などで動きます。
以上で一通りの環境構築が完了します。
あとはコードをかくだけ。