こんにちは。
私はスーパーマーケットの商品部で仕事をしています。
最近、デジタルの勉強を始め、デジタルを活用し新しいことに挑戦しています。
今回は身近な業務課題の解決に挑戦!!
商品部で仕事をするようになってから、競争店の売場や売価調査を行う機会が増えました。調査のアイテムは指定されているのですが、1日で10店舗以上調査を行う日もあり大変です。調査時は携帯のメモを活用したり、自分あてにメールで送信してみたり、いろいろ試してみましたが、自分でもこれだという方法がありません。調査項目を記載した紙をもって記載できればいいのですが、お店で紙を持ってずっと売場を見ながらメモを取っていたら怪しいですよね。売価の調査が終わったら、最後にExcelなどのフォームにまとめていきます。するとここでも問題が。自分が記載していたメモなどを見返すと自分で記載したものなのに解読不明に。このお店はどこだったかな?売価を調べる商品を1品忘れていたりします。1回で完璧にできたことはほとんどありません。
同僚からもこのお店のこの商品って売価どうだった。など連絡を取り合うこともあります。同じようなところで苦戦している様子。
Glideを使用し解決に挑戦してみました。
作成したものはこちら
携帯での動作
#protoout
— 勝又慎司 (@KatsumataS80528) May 12, 2023
Glideアプリを作成
携帯で操作~使いやすい!! pic.twitter.com/qZ6o5H5rH7
パソコン上での動き(Spread Sheetに記録)
#protoout
— 勝又慎司 (@KatsumataS80528) May 12, 2023
Glideでスマホアプリを作成してみた!! pic.twitter.com/aPaweyaWPs
作成したGlideはこちら
使用するもの
・Glide(ノーコードでスマホアプリが作成できる)
・Google Spread Sheet
作り方
1.Glideを立ち上げ「New project」を選択
2.Name your projectに作成するものの名称を記載
「Mobile」を選択
3.Select a sourceで「Google Sheets」を選択
4.連携させる「Google Spread Sheet」 を選択
5.連携されたらSTYLEのListを選択(一覧で表示されます)
6.追加調査店舗を追加できるようにします
Sheet1から「Form screen」を選択
7.New form tab ですべて選択します。
8.COMPONENTSで必要な項目を追加します。
9.競争店住所から地図を表示
10.Publishを押して完成
実際に使用してもらおう
今回は自部署の同僚2人に感想・ご意見をいただきました。
・同僚Aさん(40代男性。年代も近く仕事上でも相談にのってもらうことが多い)
・同僚Hさん(50代男性。はっきり意見を言ってくれる頼れる先輩)
競争店に調査に行くときに毎回何で記録を残していますか。私は毎回、携帯やメモ帳を使うんですが、自分が調査したものがわからなくなることないですか。
・同僚Aさん
あるある。自分宛にメールとか送ってまとめてるけど、わからなくなること多いよ。それに競争店に行ってずっと携帯さわってるのもどうかなって。
・同僚Hさん
それは確かにあるね。時間もかかるし結構大変だよね。ずっとメモ取ってると怪しいしね。
やっぱり同じような悩みがあるんですね。そこで、競争店で簡単に売価調査が行えないか考え、スマホでアプリを作成してみました。事前に「Google Spread Sheet」に調べたい店舗と商品の情報を入力しておけば、売場で売価を入力するだけで済みます。調べたいアイテムの追加もできるし、入力した売価は「Google Spread Sheet」にも記録されるので、まとめるのも便利になります。実際に使用してみてください。
・同僚Aさん
すごいね!自分でこれが作れちゃうんだ。画面も見やすいし、売場での売価入力も時間がかからなくて良さそうだね。これは、すぐにでも業務で使用できるといいね。最近は近くに店舗が多いから地図とか一緒に表示できるとわかりやすいかもね。
・同僚Hさん
これは便利だね。携帯に入力で自動でシートに記録される点もいい。最後のまとめる作業でいつもわからなくなったりするから。提出用のフォームでできたらもっと便利になる。
感想・ご意見ありがとうございます。
感想・ご意見で頂きました競争店店舗の地図はさっそく導入してみました。導入したことで店舗の距離感や位置などがわかり良くなったと思います。今回はこのフォームでテストしていますが、提出用のフォームでも使用できることを伝えました。
最後に
今回も身近な業務課題の解決の改善を図った。
身近な業務から課題をみつけたことで、自分以外にも同じように課題と感じている人がいることに気が付きました。声に出して聞いたことで分かったので、ちょっとした会話の中にも業務課題が隠れているかもしれません。声に出すことは大切です。今回は同じように感じていた同僚に感想・ご意見をいただいたので、否定的な意見はでませんでした。否定的な意見があるともっとこうしたほうが良い、これはいらないから改善しようなど新たな気づきにつながっていくのではないかと思います。
自分で作ったアプリを同僚が使い、課題の解決に近づけたこと嬉しさを感じました。まわりを巻きこみながら、1つでも多くの課題を解決できるよう新しいことに挑戦していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。