2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

GoDaddyでサーバとドメインを借りてローカル環境でテストしたWordpressサイトをデプロイする方法

Last updated at Posted at 2019-07-24
  • プログラミング歴44日の素人が書いています。

環境

  • MacBookAir-mid2014

  • macOS-Mojave

はじめに

ここでは、以下のついてまとめます。

  • Go Duddyでサイトを公開するためのサーバとドメインを借りる

  • ローカル環境で作成したWordpressサイトをアップロードする(デプロイする)

ローカルサーバでのwordpress環境構築については以下を参照

「XAMPPでローカルサーバを立ち上げてWordpressの練習環境を作る方法」
https://qiita.com/shin-ph/items/0a981427fc44db08eb84

Go Duddyでサーバとドメインを借りる

Go Duddyにアクセスします。
https://jp.godaddy.com/hosting/web-hosting?isc=gofhph11

ホスティングサービスを利用するので、「ホスティング」のページにアクセスします。

好きなプランを選択します。(はじめてなら一番安いのでいいです)

  • ドメインは、どのホスティングサービスで借りても1年更新の契約になります。そのため、サーバと同時に借りるなら1年契約がいいかと思います。

  • セキュリティなどオプションはご自由に。わたしは全て外して安くしました。

  • クーポンコードを入力すると安くることがあります。(ネットで探すと見つかるかも?)

ドメイン名の選択

自分のWebサイトのアドレス(URL)になります。

「Knowem.com」というサイトを使うと、ドメイン名が各種webサービスですでに使用されているかどうかを調べることができます。
https://knowem.com/

購入が完了したら、今契約したサーバーにWordpressをインストールするかどうか聞かれますので、インストールします。

ローカル環境のWordpressを引っ越しする

ローカルサーバにあるWebサイトを、今契約したオンラインサーバに引っ越しします。
引っ越しは、以下の手順で行います。

  • Webサイトのデータのコピーを作成する。(データベースもひっくるめて丸ごとコピーする)

  • FTPクライアントとFTPアカウントの準備

  • 契約したサーバにコピーをアップロードする

Webサイトのデータのコピーを作成する

「Duplicator」というWordpressプラグインを使用します。

まずはプラグインをインストールして有効化します。

有効化すると、ダッシュボードの右下にDuplicatorのメニュー表示されます。

スクリーンショット 2019-07-24 14.52.20.png

  • まずは『Create New』をクリックします。

  • なにも考えず『Next』をクリックします。

スクリーンショット 2019-07-24 14.55.23.png

  • 『yes!』にチェックをいれて『Build』をクリックします。これであなたのWebサイトが丸ごとコピーされます。

スクリーンショット 2019-07-24 14.56.27.png

  • Webサイトの丸ごとコピーはzipファイルにまとめられています。

  • この画面では、そのzipファイルと、インストーラをダウンロードします。『One Click Download』をクリックすると、両方をダウンロードすることができます。

ちなみに、この「インストーラ」は、オンラインサーバ内でzipファイルを展開する(= webサイトをオンラインサーバにインストールする)ために使うものです。

スクリーンショット 2019-07-24 14.58.06.png

これで、Webサイトのコピー作成は終了です!

FTPクライアントとFTPアカウントの準備

サーバとファイルのやりとりをおこなうためには、「FTP」という仕組みを使う必要があります。

通常、サーバーとのファイルのやりとりを行うためには、複雑なコマンドをサーバに対して命令する必要があります。これはとても難しいです。

  • 「FTPクライアント」は、そのサーバとのやりとりをクリックやドラッグ&ドロップで簡単にできるようにしてくれるツールです。

  • 「FTPアカウント」は、サーバとファイルのやりとりをする権限のことです。(知らないひとに勝手にサーバ内をいじられたら困るので権限が必要です)

FTPアカウントの準備

Go Daddyへの登録が完了した段階で、メールが届いているはずです。
メール内のリンクから「cPannel」という管理画面を開きます。
『FTP Account』をクリックしてFTPアカウントの設定画面を開きます。

スクリーンショット 2019-07-24 15.11.56.png

新しくFTPアカウントを作成します。

スクリーンショット 2019-07-24 15.50.43.png

  • Log In: なんでもいいです。ただし、のちにFTPクライアントでユーザー名として扱います。

  • Password: のちにFTPクライアントで使います。

  • Directory: 空欄にします。(ドメイン名(例えばexample.comとか)のみであなたのWebサイトにアクセスできるよう、ユーザー名以下にはなにも記入しないようにします。)

『Create Account』をクリックします。

これで、FTPアカウントの準備は完了です。つまり、サーバとやりとりするための権限の設定が終わったということです。

FTPクライアントの準備

ここでは、「fileZilla」というFTPクライアントを使用します。
「fileZilla」は以下からインストールできます。
https://filezilla-project.org/

FileZillaを起動します。

先ほど設定したFTPアカウントの情報を入力し、契約したサーバに接続します。

スクリーンショット 2019-07-24 16.08.10.png

  • ホスト(H): ドメイン名です(example.comなど)

  • ユーザ名(U): FTPアカウントとして設定した「Log in」の項目です(abc@example.comなど)

  • パスワード(W): FTPアカウントとして設定したパスワードです。

入力したら『クイック接続』をクリックします。
警告みたいなのがでることがありますが、とりあえずOKして進めます。

うまく接続できれば、「リモートサイト」の項目のしたにフォルダが表示されるはずです。これが、契約したサーバの中身です。

public_htmlというフォルダ(ディレクトリ)の中にあるのが、Wordpressサイトになります。

この段階では、Goduddyに登録したときにインストールした初期状態のWordpressが入っています。

これを、あなたのWebサイトに置き換えます。

データベース情報を控えておく

のちにあなたのWebサイトをサーバにインストールする際に、使用するデータベースの情報が必要になります。
いまのうちに控えておきましょう。

もういちど「cPannel」を開き、メニューから『File Manager』をクリックします。

スクリーンショット 2019-07-24 15.11.56.png

  • public_htmlというフォルダ(ディレクトリ)の中のwp-config.phpというファイルを選択し、上部メニューの『edit』から編集画面を開きます。

スクリーンショット 2019-07-24 16.25.06.png

  • データベースの情報が書き込まれていますので、メモ帳かなにかに控えておきます。(あとで使います)

スクリーンショット 2019-07-24 16.28.44.png

public_htmlの中身を削除する

これからあなたのWebサイトを入れるので、今入っているWebサイトは削除します。

  • public_htmlの中身を全て選択して、画面上メニューの『delete』ボタンで全削除します。

スクリーンショット 2019-07-24 16.32.57.png

Webサイトのzipファイルをアップロードする

空っぽになったpublic_htmlにDuplicatorで作成したzipファイルとinstaller.phpをアップロードします。このzipファイルは、あなたがローカルサーバでテストしていたWebサイトのコピーです。

ファイルをドラッグ&ドロップすると、自動でアップロードがはじまります。

スクリーンショット 2019-07-24 16.37.23.png

zipファイルの展開

Zipファイルを展開し、使えるようにします。

あなたのドメイン名/installer.phpにブラウザでアクセスすると、インストール画面が表示されます。(例えばexample.com/installer.php)

あとは、インストーラの指示にしたがっていけば、インストールが完了してあなたのwebサイトがオンラインサーバに展開されます。(そしてどこからでもアクセスできます)

途中、データベースの情報を入力する画面が出てきます。さきほど控えた情報を入力しましょう。

また、インストール後にwordpressにログインする際は、もともとローカルサーバで使用していたときと同じ「ユーザ名」と「パスワード」でログインできます。

まとめ

ローカルでテストしていたwebサイトをオンラインサーバにアップロードして公開する方法をまとめました。

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?