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Google Domainsについて調べてみた

Last updated at Posted at 2014-08-06

Google Domainsからやっと招待来たーと思ったら、"Google Domains is currently available only for users in the US."と言われて悲しみに暮れている。
特にIPアドレス制限などはなく、ドメイン検索からGoogle Walletによる支払いの直前まではできる。なのでWalletの拠点国を変更すれば購入できそうな気はするが、さすがにドメインでこれをやるのは怖い。

仕方がないのでとりあえずGoogle Domainsがどんなものか調べることにした。

結論から

上位レジストラはGoogle自身

すべてのTLDをサポートするとの宣言通り、自身がレジストラとなってバリバリやろうとしているのだろう。

料金は普通

円安の今は国内と比べると高め。軌道に乗れば料金競争も期待できる?

whois保護は名前、メールまで含めてサポート

ただしレジストラの判断で代理公開停止やドメイン停止されることがあるので、児ポとかに厳しいGoogleの運用には注視していく必要があるかも。

ネームサーバはGoogle Cloud DNSと同じっぽい

機能や料金がどうなっているのか不明だが、手軽に利用できるならGoogle Domainsの大きなアドバンテージとなる。


というわけで、Cloud DNS相当のネームサーバを手軽に使えるんだったらかなり狙い目になるんじゃないかと思う。もっと情報出てくれ…

以下、調べた過程。

Google Domains管理のドメインを探す

調べるにはドメインのwhoisを見るのが手っ取り早いが、買ったよーと公開している人がなかなか見つからなかった。
さらに検索したところスクリーンショットを載せているページを発見。これによるとGoogle Domains標準のネームサーバはns-cloud-*.googledomains.comのようだ。

あとは検索したり、Reverse Name Server Lookupしたりして該当ドメインを探す。以下のようなドメインが見つかった。

上位レジストラ

最近ドメイン販売を開始したRoute 53では、Amazonはリセラーであり上位レジストラはGandiなどとなっている。
Google DomainsではRegistrar: Google Inc.とあり、Google自身がレジストラとなっている。取り扱いTLDがまだ少ないのはこのためのようだ。

料金

一般的なgTLDが$12で、円安になったので国内と比べるとやや高め。
Route 53とはほぼ変わらないが、新TLDは全体的に安くなっている

whois保護(情報代理公開)

whois保護は名前、メールまで含めてサポートされている。
Route 53では名前の保護はできなかったので、ここはGoogle Domainsが一歩上。

参考: Route 53で登録したドメイン ※.orgだけできないのかもしれない

ネームサーバ

Google Domains標準のネームサーバはns-cloud-*.googledomains.comのようだが、これはGoogle Cloud DNSと同じものだと思われる。
機能制限や料金はどうなっているのか不明だが、無料もしくは割引があるようならGoogle Domainsの大きなアドバンテージとなる(Route 53では割引なし)。

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